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今回の記事では、ザックリ言っちゃえば「運動でやせようと思うと危険」ぐらいのことを書くわけなので、筆(キーボード)が重いです。
先日ちょっと書きましたけどね。
ほんとにちょっとだけだったので。
その時もリンクを貼ったモチヨ氏のブログ。
モチヨ氏は運動が嫌いなので、運動なしのダイエット方法を検索しています。
ちなみに私は運動が嫌いなうえに苦手なので、過活動の時でもウォーキングとジョギング以外の運動(スポーツ)はしていません。
ということで、まずこれ。
1.消費カロリーを増やすためだけの目的で運動をしない方がいい
好きならいいんです。
「私は趣味でダンスをやってるんですが危険なんですか?」じゃないということです。
ただし、私が過活動だった頃を振り返ると、1日3万歩とか20kmでも「歩くのが好き」と言っていましたから、そこは「本当に好きなのか?」考える必要はありそうです。
本当に好きでやってるのか、過活動(運動強迫)なのかは、けっこう本人も分かってるもんです。
だって、天候とか家族の予定などでその運動ができなくなるとハラハラしたり不安になりますもん。
「運動ができないこと」じゃなくて「消費カロリーを増やせないこと」がつらいと気づく機会は多いです。
それでもなぜ「運動が好き」ということにするかというと、カロリー管理に比べて運動は健康的だと褒められるからです。
私が何度「カロリー制限じゃなくてカロリー管理です」「カロリー計算は食べることを縛る縄ではなくて、食べるための安心の杖です」と言っても、まだなかなか伝わりません。
「食べる量を減らすんじゃなくて運動を増やさないとリバウンドまっしぐらwww」と言われがちです。
本当にそうですか~?
2.体重が減ったら消費カロリーも減ります
60kgあった人が、ジョギングだけで50kgまで体重を減らしました。
食事の量は減らしていません(ドヤァ!)
食事制限なんて不健康なことはせず、ジョギングだけで10kgも体重を減らしたんですよ(どやさ!)
…ただ、50kgから体重が減りません。
これを考えてみましょう。
60kgの時の消費カロリーを60kg×30=1800kcalとします。
それで体重が維持されていたなら、摂取カロリーも1800kcalということになります。
ジョギングで消費カロリーを2300kcalに増やし、50kgまで体重を減らしました。
1日あたりのカロリー貯金は2300-1800=500kcalです。
期間は、7200kcal×10kg/500kcal=144日、だいたい5カ月ですね。
※実際にはそれ以上かかります(後述)
体重が減ると消費カロリーも減ります。
先ほどと同じ係数を掛けて、50kg×30=1500kcalとします。
もちろん運動による消費カロリーも減りますから、ジョギングを含めて1900kcalぐらいでしょうか。
この時点で、摂取1800kcalに対し消費1900kalという状態です。
摂取カロリーの計算をしていないのなら100kcalくらい余分に食べたりすることは普通にあります。
体重が減らなくなったのは、停滞期でも壁でもなく、消費カロリーと摂取カロリーが釣り合ったから…ですね。
さて、この人はここからどうするのか。
もっと運動を増やすのか、食事を減らすのか、この体重を受け入れるのか。
ということになります。
3.やせた後はどうするのか考えておきましょう
リバウンドという概念はカロリー貯金にありません。
消費カロリー<摂取カロリーの状態が続けば体重が増えるという普通のことです。
さっきの人がこんな風になったらどうでしょうか。
・毎日毎日ジョギングしてるのに体重が減らなくてモチベーションが維持できない
・寒くなってきたからか膝と腰が痛くて走れない
・異動で通勤時間が長くなりジョギングする時間が取れない
どれもよくあることです。
この時に運動を止めてしまったとします。
先ほど書いたように、運動なしの消費カロリーを1500kcalとして、摂取カロリーが1800kcalのままなら…。
そうですね、いわゆるリバウンド(消費<摂取というだけのこと)が起きるわけです。
今回はここまでにしておきますが、最後に誤解のないよう強調しておきますよ。
・運動を禁止しているわけではない
・ボディメイクしたいなら筋トレは必須
余談ですが、私は家事以外の運動を(今は過活動がないので)一切しないのですが、そこそこ消費カロリーがあります。
これは代謝が良いとか基礎代謝が高いということではなく、家事の労働が多いということです。
需要があれば詳しく書いても良いかなぁと思うのですが、ここは家事ブログじゃないのでとりあえず置いておきます。
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※コメントは友人が承認してくれたものを私が拝見しています(自己紹介参照)