THE BLUE HEARTS  「ミート・ザ・ブルーハーツ~ベスト・コレクション・イン・USA」

Disc1
1.キスしてほしい (トゥートゥートゥー)
2.スクラップ
3.NO NO NO
4.ダンス ナンバー
5.リンダ リンダ
6.人にやさしく
7.僕の右手[Live version]
8.ハンマー(48億のブルース) [Live version]

Disc2
1.未来は僕等の手の中
2.爆弾が落っこちる時
3.終わらない歌
4.少年の詩
5.チェルノブイリ
6.青空
7.TRAIN-TRAIN
8.風船爆弾 (バンバンバン)
9.電光石火
10.ブルースをけとばせ
11.ラブレター
12.ブルーハーツのテーマ

※必聴トラック


ザ・クロマニヨンズのアルバムがすごい良かった。バンドがすごく楽しんでる感じが、スピーカー越しにガンガン伝わってきた。で、ものすごくザ・ブルーハーツが聴きたくなりました。このアルバムの曲は全部好き。同じベスト盤の「THE BLUE HEARTS SUPER BEST」よりも選曲が好きです。あっちにはNO NO NOと僕の右手、ダンスナンバー入ってないからなぁ。チェインギャングと1985がこのアルバムに入ってたら最高だったんだけど。これはジャケットもカッコイイ
僕は高校入ってすぐバンドを始めたんだけど、パートはギター。暴れてるヴォーカルの横で、パンク・ナンバーを黙々と弾いてるギタリストに憧れたから。ていうか真島さんに。ギターはレスポール・ジュニアを買った。後で知ったけど、ジョニー・サンダースも使ってたし、最近じゃリバティーンズのカールも使ってます。なんか嬉しいなぁ。
最初のライブはブルーハーツのコピーバンドだった。実はその前に音楽の時間にDragon Ashの「陽はまたのぼり繰り返す」を演ったのが初めてのバンド経験だけど、ライブハウスで友達ばっかだけどお客さんの前で初めて演奏したのは「人にやさしく」でした。あの感じはずっと忘れないでしょう。コードだけしか弾けないけど、自分が弦を弾いたら大音量が流れてきて…いまだにライブを観に行って、ライブ前にチューニングでギターの音がするだけで体中から熱が上る。その時のライブでコピーした「リンダリンダ」はイントロにギターが入ってるこのバージョンでやったなあ、「ダンスナンバー」は最後どんどんテンポ上げてってギター床に置きながら弾いた、「キスしてほしい (トゥートゥートゥー)」、「TRAIN-TRAIN」もいまだに聴くと一緒にギター弾きたくなります。
もちろんヒロトも大好きなんだけど、マーシーはホントに憧れのギタリストでした。今でもそうだけど。マーシーの作る曲、ルックス、雰囲気、全てがカッコよかった。しゃがれた声も。「ダンスナンバー」の間奏のシャウトが最高だよ、マーシー。「チェインギャング」を夕方学校帰りにずっと聴いてた。
ザ・ブルーハーツは、バンドとしての音楽だけじゃなく、ほんと色んなこと教えてもらった先生の様な存在です。僕もいつまでもヒロトやマーシーみたいに純粋な気持ち忘れずにいたいと思う。

Soulwax  「Any Minute Now」

1.E Talking
2.Any Minute Now
3.Please...Dont Be Yourself
4.Compute
5.KracK
6.Slowdance
7.A Ballad To Forget
8.Accidents And Compliments
9.NY Excuse
10.Miserable Girl
11.YYY/NNN
12.The Truth Is So Boring
13.Dance 2 Slow

※必聴トラック


ここ半年くらいで、僕が最もヘビーローテで聴いているアーティストは間違いなくソウルワックスです。もちろん彼らのDJの際の名義2 many dj'sの音源も含めてですが。彼らはベルギーのバンドで、クラブシーンに敏感な人やファッション界に詳しい人にはだいぶ前から有名なアーティストですね。フジロック06にも来てました、レッチリ終わって朝までひたすら踊り狂ったなぁ・・・
彼らはバンドとDJの2足のわらじを履いているんですが、そのどちらも最高のクオリティ。彼らの音楽を聴いてると自然に体が踊りだす。どちらかと言えば2 many dj'sとしての方が評価がされている感がありますが、僕は純粋にバンドとしてのソウルワックスも同じくらい好きです。
以前The Raptureの記事で、ラプチャーは21世紀のパンクをやっていると思う、と書きましたがsoulwaxにも同じようなものを感じます。いやパンクではないかな、う~ん、ロックですね。21世紀のロックバンドですね。なんかダサい言い方かな、しっくりこない。
前に本で誰かが、「ロック・ミュージックはダンス・ミュージックだ」と言ってました。僕もそうだと思う、エルビス・プレスリーの「A Little Less Conversation」も、ジョン・レノンの「Power To The People」も完全にダンス・ミュージックだし。ソウルワックスはすごく踊れるのにロックしてる、だから僕のすごく憧れるロックバンドなんです。
1曲目E Talking、2曲目Any Minute Nowはほんと最高ですね、ひたすらカッコイイ。5曲目Krack、衝撃。7曲目のA Ballad To Forgetの様な泣きメロを書けるのも器量の大きさを感じます。9曲目NY ExcuseはPVも必見ですね。ある意味レイジ・アゲンスト・ザ・マシーンです。
これからもソウルワックスのような最高の音楽でフェスでビール飲んで踊りたいなぁ、そういうものをこれからの世代とかもずっとみんなが楽しめるように大事にしていかなきゃ。 
New order  「International」
1.Ceremony
2.Blue Monday
3.Confusion
4.Thieves Like Us
5.The Perfect Kiss
6.Shellshock
7.Bizarre Love Triangle (Extended Dance Mix)
8.True Faith
9.Touched By The Hand Of God (Original 12")
10.Round And Round
11.Regret
12.Crystal
13.60 Miles An Hour
14.Here To Stay (Radio Edit)

※必聴トラック  


ニュー・オーダーという存在は、パンク、ロック、ダンス、テクノ、どのジャンルからでも音楽を聴き込んでいくと、ぶつかるものだと思う。ニュー・オーダーがいなかったら、今の音楽業界(とりわけUK)は確実に大きくかわっていたでしょう。Oasisのノエル・ギャラガーも、「ニュー・オーダーがいなかったらオアシスはいない」と言っていました。そのくらいニュー・オーダーの存在は大きな意味を持ってる。ニュー・オーダーはその音楽もそうだけど、彼らのたどった経緯が、ものすごく僕には惹かれるバンドです。
僕はプライマル・スクリームとファッションブランドのラフ・シモンズからニュー・オーダーにたどり着いた。プライマルのフロントマンのボビー・ギレスピーは、ニュー・オーダーの大ファンを公言してます。また、5,6年位前のラフ・シモンズのコレクションのテーマが「ニュー・オーダー」でした。ニュー・オーダーの前身バンドであるジョイ・ディヴィジョンとニュー・オーダーのジャケットの写真をコラージュ風にプリントしたアイテムや、ニットなどの服のカッコ良さがすごく印象に残ってたのと、ボビーが言うなら間違いないということでこの「International」を借りた。
1曲目のCeremonyもすごい印象的なんだけど、やっぱり2曲目Blue Mondayが大きすぎた。ニュー・オーダーは知らなくてもブルーマンデーは知ってるという人もいるでしょう。クラブアンセムだし歴史に残る一曲だし。電気グルーヴのピエール瀧は、これを石野卓球の家で聞いてその場に立ち尽くしてたらしい。それまでテクノとかダンスミュージックはほとんど聞いたことなかったけど、そんな僕もこの異質感と高揚感が同居してずっと悲哀感が漂う感じは、すごく惹きつけられた。そしてBlue Mondayのタイトルの由来を知った時は、なんかやたら切なくなった。イギリスを代表するパンク・バンドだったジョイ・ディヴィジョンのフロントマン、イアン・カーティスが全米ツアーに旅立つ前日に自殺したのは日曜日。残されたメンバーにそのことが知らされたのは月曜日でした。
バンドの音はどんどんテクノよりになっていくんだけど、3~8曲目まではその真骨頂がまとまってると思う。どれもとてもオリジナル。やっぱ根本にパンクバンドとしての精神があるからだと思う。
そしてニュー・オーダーはしばらく沈黙して、またシーンに復活するんだけど新境地を開拓します。11曲目Regretはその象徴。この曲はどこを切ってもキレイで美しいんです、ほんとに聴いてて心が洗われる気分になる。
13、14曲目はバンド・サウンドの新しい形を作り出してると思う。
次のパンク界を担うと言われていたジョイ・ディヴィジョン、ましてやそのフロントマンのイアン・カーティスを失っても、そのエピソードまでもBlue Mondayという曲で昇華したニュー・オーダーは本物のパンクバンドだと思います。ちなみにジョイ・ディヴィジョンのデビューアルバム「Unknown Pleasures」(こちらもいずれ書きます)の1曲目がDisorder:無秩序。そして音楽界にとって無くてはならない存在になったニュー・オーダー:新しい秩序。泣けます、ほんと。
ぼくはバンドに対してそのルックスとかも結構見てしまうんだけど、ニュー・オーダーに関しては一切そういうモノ抜きにしても好きだと言い切れるバンドです。