Thee Michelle Gun Elephant 「RUMBLE」

1.キャンディ・ハウス
2.オートマチック(トランジスタ・バージョン)
3.君に会いにゆこう
4.カルチャー
5.ランドリー
6.カーテン
7.CISCO~想い出のサンフランシスコ(She's gone)
8.ゲット・アップ・ルーシー
9.スピーカー
10.スパイダー スパイダー
11.深く潜れ

※必聴トラック


ミッシェルの登場です!いやー男前な四人組!!モッズスーツ!ライダースジャケット!!
でも実際僕はそこまでミッシェル・ガン・エレファントに入れ込んでたわけではなかった。
というのも、ミッシェルはブランキーよりも前から聴いていたけど、あまりにもブランキージェットシティとの出会いが強すぎた。
ベンジーとチバさんの歌詞って、実は結構違うからかな。どちらもビートニクとか、インスピレーションを受けたものとかで共通のものがあるんだろうけど。
いろんな作品があるので一概には言えないけど、全体的に多く見られるのが、浅井さんの書く歌詞は、心にスッとだったりじわっとだったりすごく染みる、輪郭はソフトな感じです。なんかこう世界を自分の目で素直に見ている、って感じ。
で、チバさんは乾いていると言うか、もろビート直系というか単語の響きのインパクトがあって尖がっているんですね。なんか男として惹かれる。
どちらもそれぞれ良さがありますね。で、僕はそんなベンジーの作る歌詞の世界と、個性溢れる三人の才能が時にギリギリでぶつかり合うブランキーに完全に魅了されました。
いや、今日はミッシェルの話か、脱線してる。
で、やっぱりミッシェルのもう一つの魅力はアベフトシのギター。長身で仁王立ちで鬼のようなカッティングを弾き、よくウィルコ・ジョンソンが引き合いに出されます。プライマル・スクリームのZEPP TOKYO来日公演のとき、アンコールでウィルコ・ジョンソンが出てきて(つながりは一切分かりません、なぜあそこにウィルコがいたんでしょう?)、Dr.FeelgoodのShe does it rightを演奏してましたが、もう見た目は初老のオジサンともいえるようなウィルコはガシガシカッティングしてた。
アベさんはメディアとかでほとんど一切発言しない、その寡黙さもまたクールでした。
で、なぜオリジナルアルバムでないこの「RUMBLE」かなんですが、このアルバム選曲が最高。
こんなに最初から最後まで聴き流して気持ちいいアルバムも少ない
中盤の6曲目に名曲、カーテンを入れてる辺りがチバさんの音楽リスナーとしての力量のでかさを感じます。
個人的には5曲目ランドリー大好きです。これ曲調が完全にポップなんだけど、ミッシェル流なんですね。
1~2曲目の流れもすごくいいし、やっぱりミッシェルのなかでも外せないシングル、8曲目ゲット・アップ・ルーシーも入っているし。ゲット・アップ・ルーシーのシングルのジャケの、猫背の女の子の背骨のラインがすごいセクシーで、大好きなジャケット。
で、やっぱり7曲目CISCOでしょう!計4回のCISCOチャンスは絶対逃さないようにしたいです。
ちなみにクドカンのグループ魂の曲で、このCISCOのパロディーの「JUST A JUSCO」という曲もぜひ聴いておきたい。グループ魂の、そこ以外すべておちゃらけてるんだけど、演奏はマジなとこがにくめなくて好きです。
なんかミッシェルに関しては、あーだこーだ言わずとりあえず聴いて騒げ、って感じなんで今日はこんな感じで。


浅井健一 「JOHNNY HELL」初回盤DVDショートムービー “ARIZONA DREAD”


今日ようやく「JOHNNY HELL」を購入したので、さっそくレビューを書こうと思ったんだけど、あまりにも初回限定盤のショートムービー“ARIZONA DREAD”がよかったのでそのレビューを。
ベンジーがバイクでひたすら走っている映像がメインのロードムービーなんだけど、
かっこいい。
もうハンパじゃない。
これ、初回盤だけじゃなくてずっとCD+DVDで行ったほうがいいと思う。
僕はロードムービーがすごく好き。ジム・ジャームッシュ作品、「イージーライダー」、「バニシング・ポイント」など好きなロードムービーはたくさんあります。その中でも最近一番のロードムービーはヴィンセント・ギャロの「Brown Bunny」でした。ベンジーの“ARIZONA DREAD”もその雰囲気にすごく似てるように感じた。映像の荒さとか固定カメラの使い方とか、バックの曲の使い方とかも。オープニングなんかはもうドンピシャ。
でも似て非なるもので、すごくベンジーの世界が出てる。ブランキーのときから一貫してあるちょっと寂しげな旅してる感じ、「自由」とか、JUDEの「シルベット」、「ARABIA」の詞の世界のような。
これがもう単純にカッコイイ。すごく染みる。聴いてると自分も旅してるような気分になれる。
この<旅してる感>はすごく自分にとっては大事で、音楽以外のジャンルでも僕の好きなアーティストに共通してみられるポイントじゃないかと思ってます。
“ARIZONA DREAD”では、ベンジーの語りとかも入ってて、それがすごくいい。弾き語りもすごく味がある。Helloの笑顔にベンジーの飾らないカッコよさが表れてます。
今の予感では「JOHNNY HELL」はSHERBETSの「Natural」の様に、聞き込むほどに深まるアルバムであると思うので、レビューはまた後日にしますが、とりわけ詞がそうなんだけどベンジーの世界はすごく進化して拡がってる。言葉数は少なくてもすごく重みのある言葉をズバッと言ってる。
なんか浅井健一は、ボブ・ディランのような領域にまで来たんじゃないだろうか。今僕が生きているこの時代に、そんな人の音楽に出会えたことをすごくうれしく思う。

ちなみに、ムービー中に「JOHNNY HELL」を歌っているところがあって、そのときにJOHNNYから始める名前の人が画面にずらっと出てくるんですが、一番上のタイトルのJohnny Hellの次が、Johnny Thundersでした。そのほかにもジョニー・キャッシュ、ジョニー・ラモーン、ジョニー・マーとかも出てた。ベンジーのチョイスに泣けます。







Red Hot Chili Peppers 「CALIFORNICATION」

1.Around the world
2.Parallel universe
3.Scar tissue
4.Otherside
5.Get on top
6.Californication
7.Easily
8.Porcelain
9.Emitremmus
10.I like dirt
11.This velvet glove
12.Savior
13.Purple stain
14.Right on time
15.Road trippin'

※必聴トラック


ブログを始めて、洋楽を聴き始めたときのことを思い出していたんですが、初めて買った洋楽アルバムがこの「CALIFORNICATION」でした。
なぜレッチリのこのアルバムなのかは、すごく覚えています。

その頃まだ中学入学したてで、僕は単純に歌謡曲とか聴いてた。
で、その頃はGLAY(今なにしてるんだろ)が好きでした。
いやGLAYというか、むしろBassのJIROの大ファンでした。理由はよく分からないんだけど。
で、彼が出ていた確かGIGSという音楽雑誌を買った(付録のステッカーが目当てでした)。
そこにJIROの推薦盤が何枚か載っていて、その中の一枚がこの「CALIFORNICATION」でした。
確かその他には、ビートルズ「アビー・ロード」、レディオヘッド「OK Computer」、ブランキー「幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする」、ギターウルフ「狼惑星」とか挙がってたと思う。
今考えたらJIROさん、名盤揃いでした、ありがとう。
レッチリはJIRO曰く、誰にも似てないすごく変なベースラインを弾く、とかコメント載ってたかな。
で、さっそく購入して聴いた僕は、ビビった。もうすごいクラクラきた。1曲目のAround the worldのイントロで十分過ぎるほどだった。それまで聞いてた日本のバンドの音が、インチキに思えた。楽器の音して無いじゃん、て。
それくらいフリーがベースの開放弦をガンガンやってる最初の5秒間にやられた。
そのあとに入ってくるジョンのギター、チャドのドラム、アンソニーの雄叫び。
もう完璧。あの時の僕には、完璧すぎるほどの衝撃でした。
もちろん、他の曲もすばらしいです。
3曲目Scar tissue、6曲目Californicationはかなり有名な名曲。前アルバムの名曲「Under The Bridge」の流れを汲んだ感じ。
2曲目Parallel universeの後半のギターがスゴイ。5曲目Get on topはレッチリらしさ全開。こういう感じが好きなら他のアルバムも聴き込めると思う。
15曲目Road trippin'はジョンのお得意の泣きメロが聴けます。

「CALIFORNICATION」はギターのジョン・フルシアンテの復帰作ということもあり、ジョンの色がすごく出ていると思う。ジョンは僕が最も好きなギタリストの一人。プレイ、ルックス、雰囲気、楽曲どれをとっても惹かれる。ヴィンセント・ギャロの映画「Brown Bunny」のサントラもすごい良かった。ベンジーもインタビューで度々ジョンのことを評価してました。
FUJI ROCK06で、曲の間にジョンがビー・ジーズの「How Deep Is Your Love」をソロでいきなり歌ったんだけどあの歌声は僕が今まで聞いたライブの曲でベスト1だった。ほんとに鳥肌が立ちまくって、このまま鳥になっちゃうのかと思ったとか。(でもほんとすごかった)
ジョン!最高だよ!レッチリも!!