名古屋 料理教室 | 玄米おむすびの会

玄米おむすびの会

食と幸せを考える!「玄米おむすびの会」
自然食・穀物菜食料理教室、体と心の健康講座、各種イベントなどの活動報告です。


9/26(日)の料理教室は東生涯学習センターで。
「和家 Ami」オーナー山本圭吾先生を講師になごやかな雰囲気の中行われました。




*メニュー*
・にんじんのスパイスマリネ
・チャパティー(薄焼きパン)
・大豆のコロッケ
・ヨーグルトソース
・ダニヒ(ごま)ソース


―にんじんのマリネ
エスニックなスパイスはクミンシードとマスタードシードを使います。味付けは酢と塩だけ。でもとってもおいしい!

―チャパティー

全粒粉、塩、水だけでこねて焼いたパン。
ウィキペディアによると“インド、パキスタン、バングラデシュ、アフガニスタンにおけるパンのひとつ。南アジアからの移民の影響で、東アフリカにも普及している”ということ。
手軽さからインドではナンよりも一般的みたいですね。焼きあがったチャパティーは香ばしくってぷくっと膨らむ姿も愛らしい。いろんなものをくるんで食べれそう。

―大豆のファラフェル

これはとってもとってもおいしい!ファラフェルとはコロッケのこと。
大豆を水につけておいたものを使いますが、調理場のミキサーでは力不足で大豆がうまくつぶれなかったので急きょすり鉢ですりつぶすことに。
すり鉢でつぶすのも大変ですが、電気で動く便利器具を介するよりもこれはこれで大豆の硬さや皮の厚さなんかを体で感じられて素材のことをよく知るにはよいのかも、と思ってしまいました。
できるだけ自分の体に近いところで感じることが大切かな。 
また大豆は煮ずに作ること。これは煮ると大豆のでんぷん質が水分に出てしまい、粘りが出なくなるから、ということでした。   

焼いたチャパティーに、ソースをかけたにんじんマリネと大豆のファラフェルをくるみ、豆乳チャイを飲み物として頂きました。うーん、とってもデリシャス!





講師の山本先生はこういうエスニックな匂いがよく似合う、気さくな先生。しかしその瞳の奥には人、自然に対する優しい心と情熱があふれるようにたたえられていました。

参加者の方からは逐次様々な質問がとびかいました。

例えば、
“お料理はどうしたら上手になれるのでしょう?”というのがありました。

答は・・・*手際が大切。
     *毎日同じものを作ればいつかは上手になる!(おー!その通りですよね!)
     *上手になろうと思わなくても大丈夫。作る楽しみがあればOK

お話はお料理のちょっとしたこつ、たとえばがんもどきを作る際に胡麻ペーストを入れるとこくが出ておいしい、とか、またあえものは両手ですくうようにして合えるとおいしくなる、などなど、盛りだくさん。
ベジタリアンのことから青森県“森のイスキア”主催の佐藤初女さんのおにぎりの話題までつきることがありませんでした。


上記のメニュー以外にこの日は玄米おむすびの会で取り扱っている田原の石川農園さんの玄米をおむすびにしていただきました。
中身は玄米おむすびの会代表手作りのおいしい梅干し。
はつねさんのおにぎりのように山本先生がにぎってくださってとっても好評でした。
この玄米はもちもちしてまるでもち米のようなおいしさです。




食から生き方のことまでお話が弾んだおいしい笑顔の一日でした。