ヘルメットには寿命があります。
製品安全協会と日本安全帽工業会では、ヘルメットの耐久性を考慮し、有効期間を『購入後3年間』と定めています。
それは使っていくうちに紫外線や汗にさらされて、衝撃吸収性が低下してしまうからです。
劣化した衝撃吸収材は 海岸に流れ着いた発泡スチロールと同じ。
つまり、古いヘルメットでは、いざというときに頭を衝撃から守ることができない可能性が高いのです。
ということは、たとえば OGK KABUTO IZANAGI¥36,300 といえども、毎年劣化し、3年立ったら買い替える必要があります。
小生も、当初は「ブランド品=安全性が高い」ということで、LAS 製とかOGK製とかを購入しましたが
、3年ごとの買い替えコストは馬鹿になりません。
そこで、「安全規格」を満たすものであれば、ブランド品にこだわらないことにしました。
事実、安全規格EN1078を満たしたChina製ヘルメット(上記のOGKの1/10以下の購入価格)で
昨年の10月の転倒事故では、ヘルメットは割れましたが頭を護ってくれたおかげで脳内出血を免れました。
(………病院から帰宅して、即、同じヘルメットを再発注した)
これからは、毎年買い替え、常に衝撃吸収性能を保持することにしました。
10年毎年買い替えても、OGK1個分に満たないコスト。
リサイクルショップで売られているブランドものの中古ヘルメットは、紫外線や汗にさらされ、いざというときに頭を護ってくれません。
ブランド物はウェアぐらいにして、安全部品は機能重視で行きたいものです。
という話を、Gokit*さんにしたところ、
即刻「頭がキノコにならないMサイズで色は赤のChina製ヘルメットを注文して………」との要望が。
到着したので、本日手渡しました。
このヘルメットも、CE EN-1078 *の認証を受けています。
頭がすっきりしています。(キノコ頭のヘルメットの方が衝撃吸収性能がよいという意見もありますが)
内側には虫よけのネットもついています。
サングラスは、Giftとしてサービスでついてきたものです。
Cost & Benefit は最高!
CE EN-1078 *
CEマークは、すべてのEU加盟国の基準を満たすものに付けられるマーク。
その中でもEN1078が、自転車用ヘルメットの安全基準( 衝撃、摩擦、あご紐ストラップの強度検査など)。