お元気ですか?げんきです。
北朝鮮サポーターの一致団結の応援、
本当に素晴らしかったです。カッコ良かったです。
これは日常から、
自分の国を想っている人たちにしか出せないかもしれない。
普段無関心なのに、
ワールドカップやオリンピックになると「頑張れ日本!感動をありがとう!日本」と、
瞬間的に沸き立つも、少し経てば「あれ?日本ってどこに負けた?メダルって誰がとった?」となる、にわか愛国心の国の応援とは根本的に違うかも。
愛は強すぎると視野も狭くなるけど、限定的に強くもなれる。
どちらも一長一短あるものです。
もちろん、あの事とかあの事とかは許されるものでは無いけれど、
日本の自分に無関係なことへの無関心さと、
綺麗事並べて自己陶酔しているのもどうかと思います。
試合当日、比較的体調も天候も良かったため、
突然現地観戦を決意。
人混みが嫌いなミステリーハンターがネットで選んだ座席は、
異常にここだけ空いていたアウェー側にほど近い自由席。
ホーム(日本)と北朝鮮(アウェー)の席に、
わずかながらにお互いが行き来できない緩衝地帯はあるものの、
「3○度線みたいな雰囲気だったらどうしよう?
排他的経○水域を、、、みたいな事になったらどうしよう?」
と、一瞬不安が翔んできたものの、
いざ行ってみたら
「空いていてマナーの悪い客にもエンカウントしないし、
北朝鮮の素晴らしい応援を間近で観られて最高!」の座席でした。
「チャンスは盛り上がり、得点したら最高に嬉しい。失点したら最高に悔しい。
勝ったら万歳!負けたらがっかり!」
アウェーサポーターと一喜一憂を共有できて、
スポーツ観戦としては大満足の1日でした。
3月26日(火)に開催される男子サッカー『FIFAワールドカップ26アジア2次予選 兼 AFCアジアカップサウジアラビア2027予選』は、平壌(北朝鮮)の『金日成(キム・イルソン)競技場』に決定。
外務省は「試合の観戦を含め、引き続き渡航自粛要請の対象になります」と海外安全ホームページで発表。
もちろん適切な措置だけど、北朝鮮サポーターの応援の素晴らしさを間近で観た筆者としては、
「スポーツ観戦を楽しむ共通の想いがある人たちと、政治の事情によって共通の場所にいられない」というのは、いささか悲しいものであるなと感じるのでした。
それでは、次回もまたげんきにお会いしましょう!