「新たまねぎ」 | 薬膳☆不妊☆スキンケア ~やさしく、きれいに、いきいきと~

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貴女が、やさしく、きれいに、いきいきとすごせますように。
子宝に恵まれやすい身体づくりのこと、
お肌をととのえるスキンケアのことをテーマに
身近な話題をとりあげていきます。

新たまねぎの季節がやってきました。

季節を問わず手に入るたまねぎですが、収穫されるのは今の時期。

日持ちを良くするために、しっかりと乾燥されます。

乾燥させていない“新たまねぎ”をいただけるのは、収穫時期の今だけなのです。

 

先日、「白子たまねぎ」をいただきました。

千葉県白子町特産のたまねぎです。

ミネラルタップリの土壌で育つから、甘みが増すのだそうです。

薄くスライスして、お好みのドレッシングをかけるだけで、美味!

みずみずしく、辛みが少なくて、甘みがあります。

一般的に、たまねぎは、生食では辛味があり、加熱すると甘みが増します。

たまねぎ特有の辛味は、硫化アリルという成分です。

硫化アリルは、ビタミンB1の吸収をよくする働きがあり、新陳代謝を活発にして、疲労回復を促してくれます。

また、たまねぎには、ビタミンB1・B6、ビタミンCやカリウム、カルシウムなども含まれます。

カリウムは、体内の余分なナトリウムの排泄を助けるので、高血圧や動脈硬化など、生活習慣病の予防にもよいでしょう。

 

たまねぎを薬膳でみると…。

脾、胃、肺、心に、働きかけ、寒熱は温性。

気の巡りや血流を改善する働きがあります。

食欲不振、消化不良、胃がもたれる、お腹が張る、ゲップ、吐き気が気になる…という方にオススメです。

 

たまねぎは、炒めたり、焼いたり、煮たり、蒸したり…とさまざまな調理方法ができますし、また、和、洋、中華…と、幅広いメニューに使われます。

常備しておきたい食材のひとつです。

季節の変わり目は体調を崩しがち。

最近は、寒暖差が激しいので、なおさらです。

季節ならではの“新たまねぎ”を楽しみつつ、元気で過ごしたいものですね。