頭痛・肩こり・腰痛解消なら呉市広の整体師:宮岡です。

今回の話題は「野菜をよく食べる人は、認知症になるリスクが…」です。
今回は、野菜と認知症です。

少し扇動的なタイトルになって申し訳ありません。
今回の趣旨は、野菜と果物をよく食べている人は
あまり食べない人に比べ、認知症の発症リスクが
低いと言うことが調査で判明しました。

日本人4万人超を対象とした調査で
男性で13%、女性で15%、それぞれ低いことが明らかになりました。

男性では、全野菜・アブラナ科の野菜
女性では、全野菜・全果物・緑色野菜・ネギ類野菜を
よく食べている人で、認知症リスクは低かったそうです。

また認知症のリスクだけでなく、糖尿病リスクが低いことも示されました。
糖尿病のある人は、そうでない人に比べて
認知症のリスクが高いことも判明したそうです。

糖尿病の人は、アルツハイマー病に約1.5倍罹りやすく
脳血管性認知症は、約2.5倍罹りやすいという報告があります。

一方、野菜や果物には
抗酸化作用のあるα-カロテンやβ-カロテン、ビタミンCなどの
ビタミン、食物繊維などが豊富に含まれています。

こうした栄養が、認知機能の低下やアルツハイマー型認知症に
予防として働いている可能性があります。

「JPHC研究」は、全国の11保健所管内の約14万人の地域住民を対象に
生活習慣とガン・脳卒中・心筋梗塞などの病気との関連について
長期追跡している多目的コホート研究で
国立ガン研究センターを中心に行われています。

研究グループは、野菜・果物の摂取量、および野菜・果物に関連する
抗酸化ビタミンとして、α-カロテン、β-カロテン、ビタミンCの摂取量と
その後の認知症リスクとの関連を明らかにするために調査を行いました。

その結果、全野菜・果物の摂取量が最も多いグループは
最も少ないグループに比べて、認知症の発症リスクは
男性で約13%、女性で約15%低いことが明らかになりました。

野菜の種類別でみると、男性では、全野菜、アブラナ科の
野菜の摂取量が最も多いグループで
認知症リスクは、約12%、約16%、それぞれ低下しました。

アブラナ科の野菜は、キャベツ、大根、白菜、小松菜、カブ
ブロッコリー、カリフラワーなどがあります。

女性では、全野菜、緑色野菜、ネギ類野菜、全果物の摂取量が
最も多いグループで、認知症リスクは
約13%、約21%、約14%、約12%、それぞれ低下しました。

緑黄色野菜は、ほうれん草、人参、ピーマン、トマト、カボチャ
インゲン、オクラ、サラダ菜、春菊などがあります。

研究グループは、1995年と1998年に
秋田、長野、沖縄、茨城、高知の5保健所管内に在住していた
50~79歳の4万2,643人の男女を2016年まで追跡調査しました。

野菜・果物の摂取と、介護保険の要介護認定情報から把握した
要介護認知症との関連を調べました。

2006~2016年の追跡期間中(中央値 11年)に
要介護認定情報から、4,994人が認知症と判定されました。

野菜・果物を食べることが
認知症の発症リスクの低下と関連している理由として
野菜・果物に含まれるビタミンCなどによる抗酸化作用が考えられます。

抗酸化物質は、酸化ストレスレベルを低下させることで
脳のDNAの損傷や、認知症のリスクになるタンパク質(アミロイドβ)の
形成を抑制することが報告されています。

認知症のリスクを低下させる働きをしている可能性があります。

調査では、野菜や果物に含まれる抗酸化ビタミンのうち
ビタミンCの摂取量が最も多いグループは
最も少ないグループに比べて、認知症の発症リスクは
男性で約29%、女性で約24%低いことが明らかになりました。

ビタミンCは、食事から摂取できる抗酸化物質です。
野菜・果物は、ビタミンCの主要な供給源です。

動脈硬化のリスクを低下させることで
脳血管性認知症のリスクを低下させる可能もがあるようです。

JPHC研究の過去の研究では
野菜をよく食べている男性は、あまり食べない男性に比べて
2型糖尿病の発症リスクが20%低いことを報告しています。

特に、緑の葉野菜を多く食べている男女や
アブラナ科の野菜を多く食べている男性で
糖尿病リスクは低い傾向が示されました。

ホウレン草や小松菜どの緑の葉野菜には
インスリン感受性を高めるビタミンCやカロテノイドなどの
抗酸化作用のある栄養が多く含まれています。

また、野菜には、食物繊維が多く含まれています。
これまでの調査でも、野菜や穀類などから食物繊維を多く摂る人は
2型糖尿病のリスクが低いことが示されています。

野菜には、抗酸化ビタミンが多く含まれていて
過去の疫学研究でも、そうした抗酸化ビタミンを多く摂取している人は
糖尿病リスクが低いという報告があると、研究者は述べています。

また、キャベツや大根などのアブラナ科の野菜に豊富に含まれる
辛み成分であるイソチオシアネートにも
抗酸化作用があることが確認されているとしています。

現代人は、総じて野菜不足の傾向があります。
サプリメントで補うよりも
一物全体…野菜を丸々食べることです。

ビタミンCのサプリメントは
ビタミンCが自然界では有り得ないほど凝縮されています。
ビタミンCは、一度に大量に摂っても
体内に吸収できる量は限られています。

その証拠として、ビタミンCのサプリメントをとった後
尿が黄色になったと言う経験がないでしょうか…?

私はあります。

大量に摂っても、吸収できる量は限られているので
過剰分は、尿として排出されます。

それが、尿を黄色くします。

そんな訳で、サプリメントよりも、野菜を食べましょう。
今回は、野菜と認知症の関係についてお話しました。
少しでもお役に立てれば幸いです。
ご精読ありがとうございます。




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