頭痛・肩こり・腰痛解消なら呉市広の整体師：宮岡です。
今回の話題は「改めて…タンパク質について」です。
暑い日が続いていますね。
暑い日に重きを置くのは
水分補給、栄養補給、睡眠です。
暑いと言うことは、暑さに対して身体が対応しています。
平たく言うと、汗をかいて体温調節をしています。
その分、体力を消耗するので
汗を大量にかくと疲れます。
よって、睡眠をいつもより確保することです。
体力を消耗して、睡眠を確保したら、栄養補給です。
厳密に言うと、栄養補給の中に水分補給が含まれるのですが
暑いので、敢えて別枠で書きました。
今回は、栄養補給のお話ですが
そうそう簡単には出来ませんので、基本中の基本をお伝えします。
三大栄養素のひとつである「タンパク質」についてです。
三大栄養素は、炭水化物、脂質、タンパク質です。
タンパク質と言えば、筋肉…を想像する人がいるかもしれませんが
タンパク質が果たす役割は、多くあります。
その一部をお伝えします。
タンパク質質は、筋肉をはじめ
内臓・臓器、血液、皮膚、髪、歯、ツメなど
全身のあらゆる組織をつくる材料になる栄養素です。
加えて、身体の機能を調整するホルモンや酵素、抗体、神経伝達物質
などの材料でもあります。
更に、免疫や代謝、血圧の調整、神経機能の維持など
生命を維持する上で重要な役割を果たしています。
体内には、10万種類ものタンパク質が存在しています。
筋肉を構成する「アクチン」や「ミオシン」をはじめ
皮膚や軟骨などを構成することでおなじみの「コラーゲン」
血液の成分である「ヘモグロビン」
血糖値を管理する「インスリン」などもタンパク質の一種です。
タンパク質は、20種類のアミノ酸で構成されています。
その組み合わせや数によって性質や働きが異なります。
また、20種類のアミノ酸のうち、11種類は体内で合成できますが
残りの9種類は体内で合成できないか、出来てもその量が極めて少ないため
食べ物から摂取する必要な物があります。
これらを必須アミノ酸といいます。
肉類、魚介類、卵、乳製品などに含まれる「動物性タンパク質」の多くは
9種類の必須アミノ酸全てを含んでいます。
一方、お米や豆類などに含まれる「植物性タンパク質」の多くは
一部の必須アミノ酸が不足していますが
大豆タンパク質には、9種類がバランス良く含まれています。
タンパク質の不足は、身体を作る材料の不足となり
肌荒れ、毛髪の乱れ、ツメの不調など、目に見える形で現れます。
筋肉が合成されなくなり、疲れやすくなったり
基礎代謝が落ちて太りやすくなります。
筋肉の「こむら返り」が起きやすかったり、むくみなども症状として出ます。
また、傷が治りにくくなることも起こります。
更に、生活習慣病や認知症とも密接な関係があることが判っています。
タンパク質が不足すると筋肉量が減少しますが
筋肉内のブドウ糖消費量が減って、血糖値が上がりやすくなります。
そのため、糖尿病のリスクが上昇します。
また、筋肉は、脳から送られた電氣信号を神経を通じて受け取り収縮します。
筋肉が動くと、今度は筋肉から脳へと電氣信号が送られます。
つまり、筋肉と脳は相互に刺激を受け合っているため
筋肉を動かすことは、脳の運動にもなっているのです。
よって、筋肉量が減少すると
脳への刺激も減るので、認知機能にも影響が出やすくなります。
余談ですが、筋肉量が減ると、外に出なくなるので
外界からの刺激が少なるなるので、脳への刺激が
ダブルで少なくなります。
高齢者が、運動を兼て散歩をするのは…
①身体の筋肉を刺激して、脳を刺激する
②外を歩いて、風や温度の変化を感じたり、他者との交流をして
脳を刺激する
などの効果があります。
なお、タンパク質は代謝の過程で老廃物が発生しますが
腎臓が老廃物を「ろ過」し、尿として排出しています。
そのため、タンパク質の摂取量が増えて老廃物が増えると
腎機能に関する数値が一時的に変化する可能性があります。
タンパク質を過度に摂ることは、腎臓への負担が大きくなります。
卵や豆類などの一般的な食品を食べ過ぎるのは良くないですが
注意が必要なのは、サプリメントです。
サプリメント…ズバリ、プロテインです。
プロテインは、タンパク質を凝縮した物です。
自然界では有り得ない物です。
プロテインは、タンパク質の過剰摂取になりやすいです。
一般人は、手を出さないほうがいいです。
肉体を追い込んでいる一部のアスリートには必要ですが
少々の運動量しかない一般人には不要です。
栄養のバランスを失って、腎臓に負担を掛けます。
またしても、横道にそれましたが
今回は、タンパク質についてお話しました。
少しでもお役に立てれば幸いです。
ご精読ありがとうございます。
今回の話題は「改めて…タンパク質について」です。
暑い日が続いていますね。
暑い日に重きを置くのは
水分補給、栄養補給、睡眠です。
暑いと言うことは、暑さに対して身体が対応しています。
平たく言うと、汗をかいて体温調節をしています。
その分、体力を消耗するので
汗を大量にかくと疲れます。
よって、睡眠をいつもより確保することです。
体力を消耗して、睡眠を確保したら、栄養補給です。
厳密に言うと、栄養補給の中に水分補給が含まれるのですが
暑いので、敢えて別枠で書きました。
今回は、栄養補給のお話ですが
そうそう簡単には出来ませんので、基本中の基本をお伝えします。
三大栄養素のひとつである「タンパク質」についてです。
三大栄養素は、炭水化物、脂質、タンパク質です。
タンパク質と言えば、筋肉…を想像する人がいるかもしれませんが
タンパク質が果たす役割は、多くあります。
その一部をお伝えします。
タンパク質質は、筋肉をはじめ
内臓・臓器、血液、皮膚、髪、歯、ツメなど
全身のあらゆる組織をつくる材料になる栄養素です。
加えて、身体の機能を調整するホルモンや酵素、抗体、神経伝達物質
などの材料でもあります。
更に、免疫や代謝、血圧の調整、神経機能の維持など
生命を維持する上で重要な役割を果たしています。
体内には、10万種類ものタンパク質が存在しています。
筋肉を構成する「アクチン」や「ミオシン」をはじめ
皮膚や軟骨などを構成することでおなじみの「コラーゲン」
血液の成分である「ヘモグロビン」
血糖値を管理する「インスリン」などもタンパク質の一種です。
タンパク質は、20種類のアミノ酸で構成されています。
その組み合わせや数によって性質や働きが異なります。
また、20種類のアミノ酸のうち、11種類は体内で合成できますが
残りの9種類は体内で合成できないか、出来てもその量が極めて少ないため
食べ物から摂取する必要な物があります。
これらを必須アミノ酸といいます。
肉類、魚介類、卵、乳製品などに含まれる「動物性タンパク質」の多くは
9種類の必須アミノ酸全てを含んでいます。
一方、お米や豆類などに含まれる「植物性タンパク質」の多くは
一部の必須アミノ酸が不足していますが
大豆タンパク質には、9種類がバランス良く含まれています。
タンパク質の不足は、身体を作る材料の不足となり
肌荒れ、毛髪の乱れ、ツメの不調など、目に見える形で現れます。
筋肉が合成されなくなり、疲れやすくなったり
基礎代謝が落ちて太りやすくなります。
筋肉の「こむら返り」が起きやすかったり、むくみなども症状として出ます。
また、傷が治りにくくなることも起こります。
更に、生活習慣病や認知症とも密接な関係があることが判っています。
タンパク質が不足すると筋肉量が減少しますが
筋肉内のブドウ糖消費量が減って、血糖値が上がりやすくなります。
そのため、糖尿病のリスクが上昇します。
また、筋肉は、脳から送られた電氣信号を神経を通じて受け取り収縮します。
筋肉が動くと、今度は筋肉から脳へと電氣信号が送られます。
つまり、筋肉と脳は相互に刺激を受け合っているため
筋肉を動かすことは、脳の運動にもなっているのです。
よって、筋肉量が減少すると
脳への刺激も減るので、認知機能にも影響が出やすくなります。
余談ですが、筋肉量が減ると、外に出なくなるので
外界からの刺激が少なるなるので、脳への刺激が
ダブルで少なくなります。
高齢者が、運動を兼て散歩をするのは…
①身体の筋肉を刺激して、脳を刺激する
②外を歩いて、風や温度の変化を感じたり、他者との交流をして
脳を刺激する
などの効果があります。
なお、タンパク質は代謝の過程で老廃物が発生しますが
腎臓が老廃物を「ろ過」し、尿として排出しています。
そのため、タンパク質の摂取量が増えて老廃物が増えると
腎機能に関する数値が一時的に変化する可能性があります。
タンパク質を過度に摂ることは、腎臓への負担が大きくなります。
卵や豆類などの一般的な食品を食べ過ぎるのは良くないですが
注意が必要なのは、サプリメントです。
サプリメント…ズバリ、プロテインです。
プロテインは、タンパク質を凝縮した物です。
自然界では有り得ない物です。
プロテインは、タンパク質の過剰摂取になりやすいです。
一般人は、手を出さないほうがいいです。
肉体を追い込んでいる一部のアスリートには必要ですが
少々の運動量しかない一般人には不要です。
栄養のバランスを失って、腎臓に負担を掛けます。
またしても、横道にそれましたが
今回は、タンパク質についてお話しました。
少しでもお役に立てれば幸いです。
ご精読ありがとうございます。