頭痛・肩こり・腰痛解消なら呉市広の整体師:宮岡です。

今回の話題は「鏡に映るのは、輝く未来…?」です。
今回は、鏡についてのお話です。
現代のように、写真や動画がなかった時代は
自分の顔を知る・見るには、鏡が必要でした。

鏡は、当たり前に存在しているので
何の違和感も持たない人が多いですが、神秘的だと思います。
事実、神社には鏡が備えられていますし…

そんな鏡についてですが、まずは構造からお話します。
鏡は、透明なガラス板の表面に、金属の銀を吹き付けて
薄い膜のようにして作られています。

これは、光には真っ直ぐに進むという性質を利用しています。
光が、ガラスに吹き付けられた銀の膜で反射することによって
鏡に物が映る構造です。

鏡に映る姿は、対象物の光が鏡にぶつかって、戻ってきたものです。

また、鏡に角度をつけると
光は鏡に当たった角度と同じ角度で反射して進みます。

同じ鏡でも真っすぐ平らな鏡は、物を歪めずに映すことができるようです。

一方で、丸みを帯びた鏡があります。
その中でも、外側に膨らんだ鏡のことを
「凸面鏡(とつめんきょう)」と呼びます。

広い範囲を映すことができるので
自動車のバックミラーや道路に設置されているカーブミラーなどに使われています。

逆に、内側にへこんだ鏡のことを「凹面鏡(おうめんきょう)」と呼びます。

反射した光を内側に集めるため、近くの物を大きく映すことができ
例えば、懐中電灯やメイク用の鏡などに使われています。

鏡が存在するまでは、水たまりや川面・海面などで
自分の顔や姿を映していたと言われています。

これを水鏡(みずかがみ・すいきょう)と言います。

その後、銅などの金属を磨いて鏡にして使っていたことが分かっています。

そんな鏡ですが、日本には
弥生時代の頃に、中国大陸から伝わったとされています。

当時は光を反射し、姿を映す鏡に、神秘的な力を感じたようです。
なので、魔除けや権威の象徴として特別な意味がありました。

そのため、古くからご祖先や神様を祀る際の道具や
亡くなった人を火葬する際に、一緒に棺に納めるものとして
大切に扱われていたそうです。

日本神話にも鏡が登場しています。

鏡を吊り下げて捧げ、天照大神(あまてらすおおみかみ)の
お出ましを願う場面があるそうです。

その鏡は、八咫鏡(やたのかがみ)と呼ばれて
のちに天から地へともたらされたとされています。

このように優れた鏡は、神様に捧げられ、その象徴にもなったそうです。
この八咫鏡(やたのかがみ)は、草薙剣(くさなぎのつるぎ)
八坂瓊勾玉(やさかにのまがたま)と共に
三種の神器と呼ばれて、長く伝えられています。


昔から、鏡は神聖で、神秘の力が宿るものとして
日本のみならず、世界中で大切にされてきました。

日本には弥生時代の頃、伝わったとされていますが
平安時代後半には、当時の中国から伝わった鏡を元に
和鏡(わきょう)が作られるようになりました。

和鏡とは、日本独自の銅の鏡で
後ろの部分に山吹や桜、萩、ツルや千鳥、スズメなど
自然の動植物が描かれているのが特徴です。

ガラスの鏡の誕生は、一説には紀元前1世紀頃と言われています。
そして現在の鏡の原形となるものは、13世紀頃とされています。
主にドイツと、現在のイタリアの東部や北部にあったヴェネツィア共和国が
その産地だったそうです。

ドイツとヴェネツィアは、鏡の製造で激しく競争していたようです。
秘密を盗むために、スパイ合戦までやっていたと言われています。

最終的に競争に勝ったのはヴェネツィアで、16世紀から17世紀にかけて
ヨーロッパの鏡の供給のをほぼ独占していたそうです。

日本にガラスの鏡が伝えられたのは1549年
スペインの宣教師、フランシスコ・ザビエルが日本に来た際に
大名への献上品のひとつだったそうです。

鏡の汚れですが基本的に
表面のガラスが水に濡れたことで起こる化学反応が原因だそうです。

化学反応によってできた炭酸ナトリウムや炭酸カルシウムなどが
白い汚れとなって鏡についてしまうそうです。

また鏡の汚れが、白いウロコ状になっていることがありますが
この汚れの原因は、水道水の中に含まれるカルキと呼ばれる
アルカリ性のミネラル成分がたまって
落ちにくいウロコ汚れになってしまうそうす。

ちなみに、ウロコ汚れの成分はアルカリ性ですので
酸性の洗剤を使うと、効果的だそうです。


神社にある鏡ですが
向き合うこと…包み隠さずに今の心を写し出すことを意味しているとも言われます。

神様は、どこにいるかと言えば、鏡の中とも言えます。
私の中に神様がいるとも言えます。

鏡・・・「かがみ」から「が」…「我」を取ると、「神」になるとも言えます。

いずれにしても、向き合うのは自分の心です。
「自分探し」のために、異国の地に赴いても、無駄でしょう。

なぜなら、答えは、他でもなく、自分の中にあるからです。

自分と向き合うために、鏡をに映る姿と向きあうことも
必要なのでしょう。

「かがみ・・・輝(かが)く未()来」

今回は、鏡についてお話しました。
少しでもお役に立てれば幸いです。
ご精読ありがとうございます。




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