頭痛・肩こり・腰痛解消なら呉市広の整体師:宮岡です。

今回の話題は、老化を加速させる原因物質を摂り過ぎていませんか…?
今回は、老化です。
誤解している人もいるようなので、先にお伝えしますが
老化と加齢は違います。

これは、お医者さんでも混同している人がいます。
意図的なのか、無知なのかは判りませんが
医師として相応しくないです。

年齢を重ねると共に変化するのが、加齢です。
樹木で言うと、年輪です。

車を所有する人も多いかと思いますが
コマメにオイル交換など、メンテナンスをする人は
車が長持ちします。

最近の車では、20年ぐらい走ります。

しかし、メンテナンスを怠る人が所有する車は
速く傷みます。
メンテナンスをを怠ると、老化を早めます。

このように、動くものは、動かす人の「さじ加減」で
劣化を早めたり、長持ちさせたりします。

今回は、動かす人の「さじ加減」ではありますが
「お手入れ」と言うより、何を食べるか…食事に関してのお話です。

「何を食べるか…」
「どのように調理して食べるか…」

これらで、老化を早めることがあります。

運動のように、多大なエネルギーを使わない上
一日に、2~3回は食事をするかと思いますので
重要だとも思います。


まずは、老化を老化を加速させる原因物質として
「AGE(終末糖化産物)」を挙げます。


「AGE(終末糖化産物)」は老化を進める原因物質と言われます。
そして、多くの病気の発症につながると考えられています。


「AGE(終末糖化産物)」とは
タンパク質と糖が加熱されてできる物質のことです。
「終末糖化産物(Advanced Glycation End Products)」の略称です。


AGEは老化を加速させる原因物質とされています。
シミやシワなどの表面的な老化はもちろんのこと
血管の組織を糖化させることにより、劣化させると考えられています。

その影響によって、血管壁に炎症が起こりやすくなり
動脈硬化などの血管の疾患リスクが高まります。

動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳梗塞などを発症することもあります。

更に、AGEが骨に蓄積すると、骨粗しょう症の一因になり
目に蓄積すると、白内障の一因となります。


高齢者は、身体活動レベルの低下や
アルツハイマー型認知症などにも影響があると言われています。


AGEには、体内で作られると、外から取り込むものがあります。
AGEが体内で作られるのは「糖化」というシステムが関係しています。

糖化は、食事などから摂った余分な糖質が体内のタンパク質などと結びついて
細胞などを劣化させる現象です。

タンパク質と糖が加熱されてできるため「身体のコゲ」とも呼ばれます。

また、AGEは、多くの食品・調理方法で含まれるので
それらの食品を過剰に摂取しすぎると身体に悪影響を及ぼします。


AGEを多い含む食べ物・調理法ですが
例えば、ホットケーキです。

ホッとけいーきは、小麦粉(糖)と卵や牛乳(タンパク質)を
混ぜて加熱して(焼いて)作ります。

ホットケーキ表面は、焼けているので、こんがりキツネ色ですが
この部分こそが糖化した部分で、ここにAGEが発生しています。

単純に言うと、コゲこそがAGEです。

「焼き目のついた食品はAGEが多い」と言うことです。

他には、トンカツや唐揚げ、ステーキ、テンプラ、ハンバーグなど
揚げたり焼いたりした動物性脂肪食品には、特にAGEが多く含まれます。

特に、ポテトチップスやフライドポテトには、AGEが非常に多いため
頻繁に食べるのは、老化を加速させる「素敵な行為」です。


更に、甘味料にも注意が必要です。
ジュースや炭酸飲料、お菓子などに使用される人工甘味料は
ブドウ糖の約10倍の速さでAGEを作るため
飲まないほうが賢明です。

余談ですが、人工甘味料は、舌をマヒさせるので
甘さに鈍感になります。

甘い物を食べても、甘く感じなくなるので
料理をする人は、無自覚で砂糖の使用量が増えます。


本題に戻りますが
原材料の成分表示に
「果糖液糖」「果糖ブドウ糖液糖」「異性化糖」などと書かれている食品が
それに当たります。

次に体内でできるAGEの量ですが
「血糖値×持続時間」で表すことができます。
血糖値が高いほど、体中で糖とタンパク質が結びついて、多くのAGEが発生します。

こうした飲食物に含まれるAGEの一部は、消化の段階で分解されますが
7%程度は排泄されずに体内に溜まると言われていて
AGEを多く含む食べ物を頻繁に食べると、それだけ蓄積量が増えていきます。


AGEを溜めない工夫として、GI値の低い食品を選ぶことです。

糖分は、人間が生きていくための重要な栄養素なので
摂取しないと健康を害します。

そこで、AGEを増やさないためにカギとなるのは
急激に血糖値を上げる食品を最初に食べないことです。


その基準が、グリセミック・インデックス値(GI値)です。

これは、ブドウ糖の血糖上昇率を100とした場合の
血糖値の上昇する割合を数値化したものです。

GI値の数字が低い食品ほど血糖値が上がりにくく
GI値が高い食品ほど血糖値が上がりやすいことを意味します。


GI値の高い食べ物の例と、その数値を示しました。

●GI値が高い食品

グラニュー糖 GI値 109
三温糖 GI値 107
黒砂糖 GI値 98
どら焼き GI値 94
フランスパン GI値 92
チョコレート GI値 90
ジャガイモ GI値 89
せんべい GI値 88
ビーフン GI値 87


AGEは、タンパク質と糖を「加熱して」できた物質です。
そのため、生野菜や刺身などの生食は、AGEが少ないです。

また、AGEは「加熱する温度が高いほど、より多く発生する」
という特徴があります。

揚げ物や炒め物は油の温度が170℃~200℃
オーブン焼きは200℃~240℃と高いため、AGEが大量に発生します。


一方、茹でる、蒸す、煮る…といった調理法は水分を使うため
100℃までの加熱に抑えられ、発生するAGEも少ないです。


例えば、同じ鶏肉料理でも
焼き鳥は、水炊きの約6倍、唐揚げは、約10倍ものAGEが発生するため
揚げ物や炒め物ばかりを食べていると、AGEが体内に溜まっていきます。
知らず知らずのうちに、老化を加速させています。


体内のタンパク質が糖化しても
初期の段階で糖の濃度が下がれば、元の正常なタンパク質に戻ります。
しかし、高濃度の糖がある程度の期間続くと
毒性の強い物質に変わって、元には戻らなくなります。

老化を加速させるだけでなく、老化を定着させます。


老化の加速を阻止するには
食事で食べる順番を変えることも有効です。

血糖値を急に上げないために
主食の白米や、パンや麺類などの炭水化物を摂る前に
最初に、食物繊維が豊富な野菜やキノコ類
もしくは、タンパク質を含む肉・魚類を食べることです。


補足ですが、飲み物も大事です。
最初に、ビールや日本酒などの糖質が多い物を飲むと
血糖値が急上昇するので、「とりあえずビール」は、危険です。


食後1時間程度は、血糖値が上がります。
食後にウオーキングなど、軽い運動をすることで
AGEが溜まるのを防ぐことができます。

30分から1時間の軽い運動は
糖化のリスクを減少させることができるだけでなく
生活習慣病に対しても有効です。
運動の習慣を身につけましょう。


運動は、精神的なストレスを軽減させることもできるので
自分に合った運動を見つけることが大切です。


更に余談ですが
運動直後に、スポーツ飲料や炭酸飲料など
糖分を多く含む飲み物を飲むと
急激に血糖値が上がってしまうので
運動後の水分補給は、水やお茶などを選びましょう。


今回は、老化を加速させる原因物質についてお話しました。
少しでもお役に立てれば幸いです。
ご精読ありがとうございます。




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