頭痛・肩こり・腰痛解消なら呉市広の整体師:宮岡です。

今回の話題は「パクチーとコリアンダーは、同じ…?」です。
今回は、パクチーとコリアンダーについて、ダラダラとお話します。

パクチーは、独特のクセがありますね。
日本人には馴染みがないかもしれません。
事実、私も最近になって口にしました。
私は、問題なく食べています。
独特のクセがたまりません(笑)

本来、薬用として利用されてきた歴史を持つパクチーです。
今回は、パクチーではなく、コリアンダーについてお話します。
なぜなら、「解毒」のために、コリアンダーパウダーを摂るようになりました。
調子に乗って、大量に飲んでいます。
自戒の面を込めてお届けします(笑)

そんなコリアンダーの効能や効果について…

コリアンダーの特徴ですが
コリアンダーは、せり科の多年草です。
南ヨーロッパや地中海沿岸が原産地とされています。
近年では、世界中で栽培されています。

コリアンダーは、主に、種と葉の部分を使用しています。
完熟した種をスパイスに使用します。

葉の部分は、タイ語で「パクチー」と呼ばれています。
主に、ハーブとして使用されています。

コリアンダーとパクチーは同じ植物由来です。

パクチー・・・葉
コリアンダー・・・種や茎


コリアンダーの特徴は、クセがある独特のニオイです。
コリアンダーは、(カメムシ+アニスの実)という意味ですが
種が完熟していない未成熟なものは、カメムシのような強烈な臭いがして
種が完熟したものでは、甘い匂いがします。

【補足1】
アニスは、東地中海沿岸〜中近東原産のセリ科の一年草です。

【補足2】
臭い・・・悪い臭い 例:悪臭、汚物の臭い
匂い・・・心地よい匂い、香り 例:カレーライスのいい匂い。
 

葉の部分のパクチーは、ハーブとして生のまま食べることが多いですが
種の部分は、カレーライスに欠かせないスパイスとしても使用されています。

そんなコリアンダーの効果・効能ですが
コリアンダーは、独特の香りがあります。
聖書やエジプトの古文書に薬用植物として記載されています。
健康に関する効能や効果に期待できるスパイスでもあります。


●消化促進・整腸作用
コリアンダーの種の部分は、食物繊維が豊富に含まれているので
消化を促進させて、便秘予防に効果を期待できます。
また、腸内を整える働きもあり、食べすぎた場合の
胃もたれを抑えることも期待できます。

他にも、駆風作用(腸管内にたまったガスを排出させる作用)で
腸内を整えながら、お腹の中のガスを取り除く働きもあります。


●デトックス効果
コリアンダーは、美容効果が高いスパイスとして注目されていますが
その理由として、高いデトックス効果があるからです。

コリアンダーの「キレート作用」が働くことで
体内に蓄積された有害金属(水銀・鉛・カドミウム・ヒ素など)を
体外に排出することが期待できます。
代謝を活発にすることで、肌を美肌に保つ効果にもあります。


●抗菌作用
コリアンダーの葉の部分には、高い抗菌作用があることが知られています。
コリアンダーには、強い抗生物質化合物と抗菌剤として作用するカンジダ菌に
強い抗真菌活性があるエッセンシャルオイルが含まれているからです。

このエッセンシャルオイルは
未調理で葉が新鮮なものほど抽出することができます。
そのため、新鮮なコリアンダーの葉を摂取することで
細菌や酵母感染症などの感染症対策に高い効果に期待できます。


●疲労回復効果
コリアンダーを摂取することで、疲労を回復する効果も期待できます。
コリアンダーには、疲労回復を促進するビタミンB1とカリウムが
豊富に含まれているからです。

ビタミンB1は、糖質の代謝を促進してエネルギーを作りだします。
カリウムは、体内の余分なものを排出する利尿作用によって
疲労回復の効果を高めることができます。


●血流を改善、貧血予防
コリアンダーは、血行を良くする効果も期待できます。
コリアンダーの葉の部分には、葉酸と葉緑素が豊富に含まれています。

葉酸は、新しい赤血球を作ります。
葉酸は、細胞を増殖させていくためには欠かせない栄養素です。
葉緑素は、体内の酸素と結合して血流に乗って体内の隅々まで酸素を運び
血液の循環を良くする働きがあります。
そのため、体中の血行が良くなるため、貧血予防にもつながります。


●アンチエイジング効果
コリアンダーを摂取することで
肌の酸化や老化を防ぐアンチエイジングを促進する効果があります。
コリアンダーに含まれるビタミンB2・C・E、ナイアシンが作用するからです。

ビタミンB2は、細胞の新陳代謝を促進し、皮膚の成長や維持する働きがあります。
また、ビタミンC・Eには、活性酸素を抑えて免疫力を高めながら
皮膚や血管の老化を防いてくれます。

ナイアシンは、皮膚の健康維持をサポートします。
また、老化だけでなく美肌にも効果があります。


それでは、コリアンダーの副作用というか、悪い面ですが
古代より薬用植物として使用されていたコリアンダーは
摂取することで、色んな効能・効能があるスパイスです。

しかし、コリアンダーも、健康に寄与する食品・食材と同じように
過剰に摂取したり、体質などによっては、副作用を引き起こす危険性があります。


●セリ科アレルギーの症状に注意
コリアンダーは、パセリやセロリと同じセリ科の植物のため
セリ科にアレルギーがある人は注意が必要です。

セリ科のアレルギー反応としては
呼吸困難・口内の痛み・蕁麻疹などを引き起こす危険性があります。
酷い場合は、アナフィラキシーショックを引き起こす場合もあります。


●下痢や腹痛
セリ科の植物にアレルギーがない人でも
コリアンダーを過剰に摂取することで、下痢や腹痛などの体調不良を
引き起こす原因になります。

それは、コリアンダーに含まれる整腸作用があるリナロールという成分が
過剰に摂取することで腸の動きを活発になり過ぎてしまうことが原因です。

また、腸内環境が乱れることで、便秘を引き起こすこともあります。


コリアンダーの一日の許容摂取量の目安ですが
コリアンダーは、葉の部分であるパクチーは、少量ずつ使用し
1日に10gまでに抑えるのが無難です。
また、種の部分も、1人前の料理で小さじ一杯分程度に抑えましょう。


古代エジプトでは、妊婦がコリアンダーを食べることで
頭が良い子ども生まれるという「言い伝え」がありました。
そのため、適量であれば、妊婦さんも問題ないでしょう。


コリアンダーには、葉(リーフ)と種(シード)があります。
それぞれに香りや味が異なります。
葉は、カメムシに似た香りですが、種は、甘い柑橘系の香りがします。
(個人の主観なので、人によって感じ方は違います)

葉は、生食などそのまま使用されることが多いですが
種は、カレーや炒め物に使用されることも多く、使用する用途によっては
粉末状に加工して使用することもあります。
料理などに使用するコリアンダーの形状がいくつかあります。

●ホールタイプ
ホールタイプは、コリアンダーの種をそのまま使用する使い方です。
葉のような香りではなく、柑橘系の甘い香りが特徴です。

ホールタイプを加熱して使用する場合は
種を砕いたり傷を付けたりして使用することで、味や香りを
より引き立たせることができます。

そのためホールタイプは、カレーなどの煮込み料理の使用されることが多いです。

●パウダータイプ
パウダータイプは、ホールタイプのコリアンダーを粉末状に挽いたものです。
ホールタイプよりもマイルドで汎用性が高いです。
様々な食材の香りづけに使用したり、スープや炒め物の仕上げの風味付けに使用します。

また、柑橘系の香りのため、ケーキ、焼き菓子などの香り付けにも使用されます。
私は、このパウダータイプを、そのまま飲んでいます。

●フレッシュハーブタイプ
フレッシュハーブタイプは、コリアンダーの葉の部分のことです。
一般的にパクチーと呼ばれていています。
独特の香りがするため、好き嫌いが分かれます。

フレッシュハーブタイプは、様々な料理のトッピングや風味付けに使用するだけでなく
ハーブティーにして飲用されることも多いです。
フレッシュハーブタイプは、タイ料理などのエスニック料理の風味付けに
欠かせないスパイスとして重宝されています。


コリアンダーの保存方法ですが
一般的な葉物野菜と同じ方法で保存することができます。

葉先が傷んでしまいやすく、乾燥状態になるのを苦手とするので
キッチンペーパーや新聞紙などで包んでビニール袋に入れて
冷蔵庫の野菜室で保存するのが基本です。

自然に土から生えているのと同じように立てて保存すると長持ちします。
香りが抜けてしまいやすいので、三日前後で食べるのが理想的ですが
一週間程度であれば食べることはできるでしょう。

冷凍保存は不向きですが、茹でれば冷凍可能です。
その後は、自然解凍で、食べたり料理に使用したりすることができます。


一方、乾燥させた状態で手に入るコリアンダーの場合は、常温保存が可能です。
ドライパクチーとしてよく販売されているものは
独特の香りが薄まるので香りが苦手な人でも食べることができる場合があります。
この場合は、冷暗所で袋に入れて保存すれば問題ありません。
私は、冷蔵庫で保管しています。

ちなみに、パウダータイプは、あまりニオイがしません。
ほんのりと、独特のニオイが「遠く」でします(笑)


コリアンダーやパクチーは、「香菜」として日本でも流通するようになりました。
健康に対する効果が知られるようになっ
、国内でも生産が進められるようになったことも影響しているようです。

ベトナム料理やタイ料理など、東南アジア地域の料理では
頻繁に利用されているハーブですが、日本ではまだ馴染みがない側面もあります。
香りの好き嫌いがあるので料理に使う時は、了承や工夫が必要です。

香りが得意ではないけれど、健康のために食べたいというのなら
カレーに入れるのが代表的な方法だと思います。

カレー以外には、サンバル、ムサカ、マリネ、ピクルスなどあります。

サンバルは、野菜や豆をふんだんに入れたカレーのような料理です。
日本では馴染みのない料理ですが、南インドでは代表的な料理です。

カレーよりも水分が多いですが、南インドでは、ご飯に合わせて食べられているため
日本の家庭でも特に違和感がなく取り入れられそうな料理です。


ムサカは、ギリシャやバルカン半島・エジプトなどの東地中海沿岸で食べられています。
コリアンダーや野菜の栄養をバランス良く摂取できる伝統的な料理です。

地域によって多少の違いはありますが
揚げナス・ひき肉・トマトをスパイスで煮込みます。
煮込んだだけでも料理として成立しますが
チーズをかけてオーブンで焼くことでグラタンに近くなります。


マリネは、肉や魚、野菜などを酢やレモン汁に漬け込む調理です。
食材に風味をつけるために、スパイスを加えることが多いですが
漬け込む時間は発酵しないように比較的短時間です。

マリネにコリアンダーを加えることで、爽やかな風味と酸味を加えることができ
さっぱりとした料理になります。


ピクルスは、酢の酸味と野菜を味わうことができる洋風の漬け物です。
ピクルスは、サラダや副菜だけでなく、ハンバーガーの具材としても使用されます。

酸味が強いピクルスに、コリアンダーを一緒に漬け込むことで
コリアンダーの香りと刺激的なスパイシーな味仕上げることができます。

今回は、パクチーやコリアンダーについてお話しました。
少しでもお役に立てれば幸いです。
ご精読ありがとうございます。




げんき快福堂のご案内・・・お電話にてご予約ください

0823-73-7001

営業時間:午前10時~午後10時
定休日:不定休(お電話にてご確認ください)

時間外受付電話 (営業時間内も受け付けます)
090-4696-5521

呉市広本町3丁目18-14

たまき整形外科と広本町郵便局の間です。
川沿いです。

駐車場はお店の前にあります。

げんき快福堂のホームページ←ココをクリック
施術内容・料金
お客様からの声
入店からの流れ
整体師の紹
施術風景
よくある質
お店の場所