頭痛・肩こり・腰痛解消なら呉市広の整体師：宮岡です。
今回の話題は「井戸水から検出されるPFAS（ピーファス）って、何ですか？」です。
全国各地で問題になっていますPFAS（ピーファス）問題ですが
どんな問題で、どんな影響があるのでしょうか…？
PFAS（ピーファス）は、人工的に作られた有機フッ素化合物の総称です。
その種類は、一万種類以上あります。
水や油をはじき、熱に強いと言う特徴があります。
便利で現代生活の一部を担うほどの存在ですが
一方で、一部は有害性が確認されていて、国際条約で製造や輸入が禁止されています。
PFAS（ピーファス）の中で、健康への影響が心配されるのは、二種類です。
PFOA（ピーフォア）と、PFOS（ピーフォス）です。
PFOA（ピーフォア）は、フライパンの焦げ付き防止や
水を弾く繊維商品やハンバーガーの包み紙などに使われました。
PFOS（ピーフォス）は、泡消火剤の一部に入っていたり
金属メッキ製品の製造過程で使われました。
日本国内では
PFOA（ピーフォア）は、2010年に、PFOS（ピーフォス）は、2021年に
製造・輸入が禁止になりました。
製造・輸入が禁止されたにもかかわらず、問題となる理由として
PFAS（ピーファス）が分解されにくい性質を持っているからです。
かつて使用されていたものが、身の回りに残ることで
今後も「発ガン性」などの懸念が残ります。
PFAS（ピーファス）は、土や水の中に入ると排除されにくいのです。
なんと、数千年にも渡って分解されないPFAS（ピーファス）も存在します。
PFAS（ピーファス）は、永遠の化学物質とも呼ばれます。
また、生物の体内に入ると、蓄積しやすいことも判明しました。
血液中で、PFAS（ピーファス）やPFOA（ピーフォア）の濃度が高まると
コレステロール値が異常に高まったり、膵臓ガンに罹患しやすくなることが
専門家から指摘されています。
世界保健機構（WHO）の専門組織の国際ガン研究所は
2023年11月、PFOA（ピーフォア）を発ガン性があるとし
PFAS（ピーファス）を、発ガン性の可能性があると評価しました。
一方で、食品安全委員会は、国際ガン研究所の評価について
発ガン性の確率や重篤性の的確な評価ではないと批判しました。
食品安全委員会は
一日の摂取許容範囲量を、体重1㎏あたり20ナノグラムとしています。
（1ナノグラムは、10億分の1グラム）
今回、問題となった井戸水から検出されたPFAS（ピーファス）ですが
原因は、特定されていません。
しかし、井戸水から検出されたPFAS（ピーファス）の周辺には
米軍基地が存在します。
米軍で使用されている泡消火剤との関連が指摘されます。
井戸水から検出されたPFAS（ピーファス）の代表的な場場所は
東京の横田や沖縄の嘉手納です。
いずれも米軍基地が近くにあります。
広島でも、東広島市で確認されました。
東広島市には、米軍基地はありませんが
近くに米軍弾薬庫があります。
事実、東広島市の高垣広徳市長は
米軍川上弾薬庫からPFAS（ピーファス）が流出した可能性がある
と、指摘しています。
個人的には、「流出した可能性」ではなく、「流出した」と思います。
未確認ですので、あくまで個人的な主張です。
今回は、PFAS（ピーファス）についてお話しました。
少しでもお役に立てれば幸いです。
ご精読ありがとうございます。
今回の話題は「井戸水から検出されるPFAS（ピーファス）って、何ですか？」です。
全国各地で問題になっていますPFAS（ピーファス）問題ですが
どんな問題で、どんな影響があるのでしょうか…？
PFAS（ピーファス）は、人工的に作られた有機フッ素化合物の総称です。
その種類は、一万種類以上あります。
水や油をはじき、熱に強いと言う特徴があります。
便利で現代生活の一部を担うほどの存在ですが
一方で、一部は有害性が確認されていて、国際条約で製造や輸入が禁止されています。
PFAS（ピーファス）の中で、健康への影響が心配されるのは、二種類です。
PFOA（ピーフォア）と、PFOS（ピーフォス）です。
PFOA（ピーフォア）は、フライパンの焦げ付き防止や
水を弾く繊維商品やハンバーガーの包み紙などに使われました。
PFOS（ピーフォス）は、泡消火剤の一部に入っていたり
金属メッキ製品の製造過程で使われました。
日本国内では
PFOA（ピーフォア）は、2010年に、PFOS（ピーフォス）は、2021年に
製造・輸入が禁止になりました。
製造・輸入が禁止されたにもかかわらず、問題となる理由として
PFAS（ピーファス）が分解されにくい性質を持っているからです。
かつて使用されていたものが、身の回りに残ることで
今後も「発ガン性」などの懸念が残ります。
PFAS（ピーファス）は、土や水の中に入ると排除されにくいのです。
なんと、数千年にも渡って分解されないPFAS（ピーファス）も存在します。
PFAS（ピーファス）は、永遠の化学物質とも呼ばれます。
また、生物の体内に入ると、蓄積しやすいことも判明しました。
血液中で、PFAS（ピーファス）やPFOA（ピーフォア）の濃度が高まると
コレステロール値が異常に高まったり、膵臓ガンに罹患しやすくなることが
専門家から指摘されています。
世界保健機構（WHO）の専門組織の国際ガン研究所は
2023年11月、PFOA（ピーフォア）を発ガン性があるとし
PFAS（ピーファス）を、発ガン性の可能性があると評価しました。
一方で、食品安全委員会は、国際ガン研究所の評価について
発ガン性の確率や重篤性の的確な評価ではないと批判しました。
食品安全委員会は
一日の摂取許容範囲量を、体重1㎏あたり20ナノグラムとしています。
（1ナノグラムは、10億分の1グラム）
今回、問題となった井戸水から検出されたPFAS（ピーファス）ですが
原因は、特定されていません。
しかし、井戸水から検出されたPFAS（ピーファス）の周辺には
米軍基地が存在します。
米軍で使用されている泡消火剤との関連が指摘されます。
井戸水から検出されたPFAS（ピーファス）の代表的な場場所は
東京の横田や沖縄の嘉手納です。
いずれも米軍基地が近くにあります。
広島でも、東広島市で確認されました。
東広島市には、米軍基地はありませんが
近くに米軍弾薬庫があります。
事実、東広島市の高垣広徳市長は
米軍川上弾薬庫からPFAS（ピーファス）が流出した可能性がある
と、指摘しています。
個人的には、「流出した可能性」ではなく、「流出した」と思います。
未確認ですので、あくまで個人的な主張です。
今回は、PFAS（ピーファス）についてお話しました。
少しでもお役に立てれば幸いです。
ご精読ありがとうございます。