頭痛・肩こり・腰痛解消なら呉市広の整体師:宮岡です。

今回の話題は「『あん』の感想文」です。
今回は、ドリアン助川さんの『あん』の感想文です。
この作品に興味を持ったのは、個人的にアンコが好きだったこと
そして、ハンセン病を取り扱った作品であることです。

和菓子屋とハンセン病がどうつながるのか、全くイメージが持てず
逆に興味を持ちました。

ハンセン病は、かつては「らい病」と呼ばれていました。
罹患した本人だけでなく、その家族も偏見の目を向けられました。

ハンセン病を罹患すると、隔離されて、人生を奪われてしまう…
病気よりも、恐い差別が待っている…

こうした政策は、「らい予防法」として、国が一般社会から隔離しました。
これは、明らかに間違った政策です。

この「らい予防法」は、1996年に廃止されました。
遠い昔の話ではありません。

病気は、単なる病歴として過去のものになりますが
ハンセン病を患った人は、その後も一生、差別と偏見にさらされます。

働き口も、結婚も、出産も制限されます。
人権・・・生きる尊厳がありません。

そんな差別や偏見との闘いを少しだけ知ることが出来る作品です。

街の小さな「どら焼き屋」で働きたいと「徳江」という高齢の女性が登場します。
この徳江が作る「あん」が次第に評判になり、お店は繁盛します。

しかし、あるウワサが流れて、どら焼き屋さんが閑散としていきます。
そんな中、徳江は、お店を辞めます。
そして、お店を畳みます。

その徳江を、住んでいる「家」まで行き、そこで徳江の壮絶な人生経験を知ります。

老舗の和菓子のような独特の深い余韻が残ります。

私が最も印象に残ったコトバです。


「人が生まれてきた意味は、この世を観るため、この世を聴くため」
「その人なりの感じ方で、風邪や空や言葉を捉えるために、生まれてきた」
「その人が感じた世界が、そこに生まれる」



生きる意味を考えさえられました。
大事にしたい作品の一つです。

樹木希林さんが演じた映画も観たくなりました。


今回は、『あん』の感想文でした。
少しでもお役に立てれば幸いです。
ご精読ありがとうございます。



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