頭痛・肩こり・腰痛解消なら呉市広の整体師:宮岡です。

今回の話題は「指定野菜が増えた・・・指定野菜・特定野菜とは?」です。
今回は、野菜のお話ですが、ブロッコリーが指定野菜に追加されたので
詳しくおお話していきます。

まず、「指定野菜」とは・・・
消費量が多い、または、多くなることが見込まれる野菜として
農林水産省が定めたものを指します。

農業は、天候などによって収穫量や価格が左右されますが
指定野菜は、生産・出荷の安定が図られるため、安定供給が見込まれます。

現在、指定野菜は14品目あります。
キャベツ、きゅうり、さといも、大根、タマネギ、トマト、なす、人参、ネギ
白菜、ばれいしょ(じゃがいも)、ピーマン、ほうれん草、レタスです。

2026年度から、ブロッコリーが特定野菜として追加されることになったのですが
指定野菜の追加は、ばれいしょ(じゃがいも)以来の50年振りだそうです。

ブロッコリーは、現在「特定野菜(指定野菜に準ずる野菜)」35品目のひとつですが
特定野菜の中でも際立って消費量が増えていることが要因とされています。


ちなみに、特定野菜ですが(2024年2月現在)
アスパラガス、イチゴ、えだまめ、カブ、カボチャ、カリフラワー、かんしょ
グリーンピース、ゴボウ、小松菜、さやいんげん、さやえんどう、春菊、ショウガ
スイカ、スイートコーン、セルリー、そら豆、ちんげんさい、生椎茸、ニラ、ニンニク
ふき、ブロッコリー、みずな、みつば、メロン、山芋、レンコン、しし唐辛子、わけぎ
ラッキョウ、ニガウリ、オクラ、みょうがです。

ココからは、ブロッコリーについてお話します。
ブロッコリーは、地中海沿岸原産の野生のキャベツを品種改良したものです。
日本には明治時代に伝わりました。

β-カロテンとビタミンCが豊富です。
その他にも、クロム、カリウム、鉄、カルシウム、スルフォラファンなどの
栄養成分を含みます。

ブロッコリーの旬は、11~3月です。

ブロッコリーの選び方のコツは、緑色が濃く、つぼみがこんもりと密集していて
硬く締まっているものを、また、切り口がみずみずしく
変色がないものを選びましょう。

黄色くなっていたり、つぼみが開いている物は、花が咲く直前です。
花が咲く直前は、花に栄養が届けられるので、栄養価が下がります。

ブロッコリーの保存方法は、つぼみが開くと品質が低下するので
水洗いしないでポリ袋に入れ、密封せずに冷蔵庫の野菜室で保存がいいです。
保存の目安は、冷蔵庫なら2~3日、冷凍庫なら1ヶ月ほどです。

ブロッコリーの調理のポイントは
ビタミンCは水に溶けやすいので、茹で時間を短くして最低限に抑えましょう。

茎の部分も栄養豊富です。
加熱すると甘みが増します。


それでは、指定野菜14品目の栄養と働きについてです。
キャベツ、きゅうり、さといも、大根、タマネギ、トマト、なす、人参、ネギ
白菜、ばれいしょ(じゃがいも)、ピーマン、ほうれん草、レタスですですが…

●キャベツ
胃の粘膜修復を促し、過剰な胃酸の分泌を抑えるビタミンUを含みます。
ビタミンCやビタミンK、アミノ酸、カルシウムも豊富です。

ビタミンUやビタミンCは水溶性で熱にも弱いので、生のまま食べたほうがいいです。
また、キャベツの細胞が壊れることでできるイソチオシアネートという成分も
胃の健康を守ると言われています。

トンカツなどの揚げ物に添えられてる理由がわかりますね。


●きゅうり
90%以上が水分で、カリウムが豊富です。
カリウムは、体内のナトリウム排出を促して高血圧予防やむくみ解消に役立ちます。
皮の表面に白い粉状のブルームがある品種は皮が柔らかくて食感もよく
ブルームのない品種は皮が固めで日持ちが良いのが特徴です。


●さといも
主成分はデンプンですが、食物繊維が豊富で水分が多いため
イモ類の中では、カロリーは低いです。カリウムも豊富です。

ぬめり成分のひとつである「ガラクタン」には免疫機能を高めたり
血圧やコレステロール値の上昇を抑えたりする働きがあります。
薬品などで漂白されていることもあるので、泥付きを選ぶのがポイントです。


●大根
根の部分には、デンプンの消化を助けるアミラーゼなどの消化酵素が含まれ、またビタミンCが多め。どちらも熱に弱いため生で食べるのがオススメ。
葉の部分はβカロテンなどビタミン・ミネラルを含む緑黄色野菜。スーパーで売られている時は切り取られていることが多いですが、手に入った時は、ぜひ捨てずに使いましょう。


●タマネギ
主成分は糖質でカリウムが豊富です。
ツンとする香り成分の硫化アリルは、ビタミンB1の吸収を助け
糖質を効率良くエネルギーに変えてくれます。

硫化アリルは水溶性で熱に弱いので、生のままと加熱したものとをバランスよく。
また、ポリフェノールの抗酸化作用にも期待できます。


●トマト
赤い色素リコピンや、β-カロテン、ビタミンCが豊富です。
カリウムやクエン酸なども多く含まれます。

リコピンにはβ-カロテンの2倍以上の抗酸化力があり、血糖値を下げたり
コラーゲンの生成を促したりする働きもあると言われています。

リコピンは加熱することで旨みも吸収率もアップするので、加熱も良いです。


●ナス
90%以上が水分で、ビタミンやミネラルなどの含有量は比較的少ないです。
野菜の中でもカロリーは少ないです。

皮の濃い紫色の色素でアントシアニンの一種であるナスニンや
果肉のクロロゲン酸には抗酸化作用があります。

油で調理するとナスニンの流出が抑えられますが
油を吸収しやすいので食べる量には注意が必要です。


●人参
他の野菜と比べてβ-カロテンが豊富です。
抗酸化作用のほか、体内でビタミンAに変換され
皮膚や粘膜、目の健康維持に役立ちます。

β-カロテンは、皮のすぐ下に多く含まれるので、皮ごと食べましょう。


●ネギ
白い部分にはビタミンCが多く、緑の部分は緑黄色野菜に分類され
β-カロテンやビタミンC、カルシウムを含みます。

また、タマネギと同じく、香り成分の硫化アリルが含まれており
殺菌・抗菌効果や抗酸化作用、ビタミンB1の吸収を助けて
糖質を効率良くエネルギーに変える働きがあります。

熱に弱く揮発性があるため、食べる直前に刻んで加えるのがポイントです。


●白菜
大部分は水分ですが、ビタミンCが多く、食物繊維も豊富で野菜の中でも低カロリーです。
カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラルも含み
濃い緑色の部分には、β-カロテンも含まれます。

グルタミン酸やジチオールチオニンという旨み成分があり
煮込むと旨みが増します。
黒い斑点は栄養過多になった細胞に現れるもので、食べても問題ありません。


●ばれいしょ(じゃがいも)
主成分は炭水化物(デンプン)ですが、ビタミンCやカリウムも多く含みます。
イモ類に含まれるビタミンCはデンプン質に守られているため
加熱しても壊れにくいのが特徴です。
茹でる時は、皮ごとの方がよりビタミンCの損失を防げます。

また、豊富に含まれているカリウムには、ナトリウムと連携して
細胞内外の浸透圧を維持する働きがあるため、取りすぎた塩分を排出してくれます。


●ピーマン
野菜の中でも特にビタミンCが多く含まれます。
ピーマンは繊維組織がしっかりしているため、炒め物などの加熱料理をしても
ビタミンCが壊れにくいのが特徴です。

ピーマンの香りの元となる成分ピラジンには血液をサラサラにする効果があります。
また、粘膜を強化したり、血管をしなやかにしたりするβ-カロテンも含んでいます。


●ほうれん草
緑黄食野菜の中でも特に栄養価が高いことで知られています。
特に、β-カロテン、ビタミンC、鉄、カルシウムなどが豊富です。

貧血対策にも効果的です。
ビタミンDが豊富なキノコ類などと一緒に食べると
カルシウムの吸収率を高めることができます。
「葉酸」が初めて発見された野菜でもあります。


●レタス
約95%が水分で栄養量は多くありませんが、β-カロテン、ビタミンC、E、葉酸などの
ビタミン類、カリウム、カルシウムなどのミネラル、食物繊維などを含みます。

比較的多いのがビタミンEで、β-カロテン、ビタミンCと一緒にとれるため
抗酸化作用が効率よく発揮されるという利点があります。


今回は、指定野菜と特定野菜についてお話しました。
野菜を中心に、魚や肉などバランスよく食べましょう。

野菜だけでは、栄養のバランスが崩れます。
もちろん、肉だけでも良くありません。

人間は、肉食でもなく、草食でもなく、雑食です。
バランスよく摂ることが大事です。

少しでもお役に立てれば幸いです。
ご精読ありがとうございます。




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