潜在意識プログラマーのジーニーです♪
楽読のインストラクターには
うつヌケした人が多い
そこには楽読という場が
つくる力と読書の
セラピー効果が関係している。
今日はうつ病の通院費
6000円をプラスに
変えられると知った日
というテーマです。
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1. 心療内科という壁
2. 聞いてもらえて安心した…のも束の間
3. うつ病の通院費
4. 読書セラピー
5. まとめ
人生初の Kindle 本
レビュー⭐4.9いただいております♪
1. 心療内科という壁
軽度のうつと診断されたのは
もう10年ぐらい前になるだろうか？
当時は責任あるけど
僕自身が望んでいなかった
ポジションに急に移されて
もうダメだ…と思っていたところ
職場の産業医のカウンセリングを
受けることにしたのを覚えている。
心療内科ってところは
「心が弱い人が行くもんだ」と思っていたから
課長代理というポジションに着いたばかりの
僕が行ってはいけないところだと思っていた。
最初は産業医のカウンセリングだって
社内の一角の会議室に行くことになる。
社内の誰かに見られでもしたら…と
とにかく強い自分を演出しなくちゃ
という想いでいっぱいだった。
でも、カウンセリングを受けて
「心療内科にいってみたらどう？」
と言われたときにはホッとしたのを覚えている。
そう言われたかったのだ。
それから、心療内科に電話をするのが
また心理的ハードルがあって
いざ電話をしてみたものの
診察は１週間先になりますとの話。
どれだけ病んでいる人が多いんだろう
と、驚いたものだった。
2. 聞いてもらえて安心した…のも束の間
あそこの心療内科はいいみたいよ、
との話を聞いて心療内科に行ってみたら
沢山の人。
すべての人がうつではないと思うけど
これだけの人が通っているんだ…と驚いた。
そして、自分の名前が呼ばれると
最初に１時間ほどのカウンセリングを
してくれるんですね。
親身になって聞いてくれます。
これが嬉しかった。
ようやく理解して
もらえたような安堵感でした。
その後、お医者さんの診察。
柔らかなものごしで
こちらの話を聞いてくれます。
そして、最後に
薬を出しておきましょうか、と。
サインバルタというお薬でした。
なんだろう、自分の不安感に
「病気」というラベルがついて
少し安心したのを覚えています。
でも、ここから１年にわたって
月２回ほどの通院が始まります。
先生にこの２週間の感想を述べて
薬をもらって帰る、まで約10分。
先生の診察は僅か5分です。
カウンセリングは最初の1日だけ。
あとは、薬が出されるだけ。
え？何なのこれ？
この先生のところで治る気がしないし
この薬を飲み続けていていいのか？
そんな不安が頭をよぎる。
でも、勝手に薬を止めるのは良くない
というし。
結局月１回の通院になって
しばらくしたところで勝手に
通院を止めました。
3. うつ病の通院費
「僕は病気なんだから無理はできないんだ」
というのを隠れ蓑にしていた気がします。
薬をもらっていたり
病院に通うことで
責められないための免罪符を
手に入れていたような気がします。
月の自己負担は6000円～3000円程度
他の病気に比べて治療費は
それほど高額ではないのかもしれません。
でも、いまならこの6000円を
もっと有効に使う方法を提案できます。
それも、
「わたしは病気なんだから...」と
自分を貶めないでいられる方法。
それが読書だと気づいたのは
この３年のことです。
4. 読書セラピー
心療内科に通うのを止めて２～３年して
最初は月に数回、胸がぎゅーっと
締め付けられるような痛みを
感じていました。
今は年に1回あるかないか。
うつを完解に向かわせたのは
なんだったのかと言えば
読書のセラピー効果
なんだと思います。
本を読んだくらいで
変わるわけなんてない
というか、そんな効果なんて
考えたこともなかったのですが
知識が増えるから...ではない
ように思います。
どちらかと言えば、
自分が感じている不安を
「言葉にすることができるようになる」
いまならば、心理学的に
これが「感情のラベリング」のこと
だと言えます。
感情のラベリングとは、
カルフォルニア大学ロサンゼルス校の
心理学チームの実験で
自分の負の感情をアウトプットすることで
脳の人間の恐怖心や攻撃性を司る
脳の部位である「扁桃体」の活性を
抑えられることが証明されています。
これを、僕は小説を読むことで
より詳細に自分の感情を言語化する
ことができると感じています。
まるで音叉のように
小説の文面に書かれた
心理描写に自分のこころが反応する
シーンがあるんです。
「ああ、これ私だ…」って。
その時、僕はそのセリフや描写に
線を引きます。参考書のように。
なぜなら、その一言は
自分の心を自分以上に表現している
「自分の言葉」だからです。
自分が自分の本当の気持ちに
気づくと勝手に癒されます。
6000円の診療費と薬代でも
解決しなかった
締め付けるような痛みが
一冊たった1500円の本で
癒えていくのは、痛快でした。
しかも、今は同じ経験をした人に
そうした本を紹介することで
「ジーニーのおかげで救われました」
と言われるようになった。
その一言が
また自分を癒していく。
そんな日々を過ごしています。
「わたしは病気」という免罪符に
支払っていた6000円を
自分と周りの人たちを元気づける
４冊の本に転換できることは
とてつもない読書体験なんです。
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5. まとめ
今日は
少し僕の人生を回想してみました。
当時の僕は認めて
欲しかったんだと思います。
頑張っている自分を…。
今は自分で自分のことを認められます。
本からもらったたくさんの
「自分の言葉」があるから。
僕がインストラクターを努める
楽読では、そうした痛みを知る
インストラクターがたくさんいます。
レッスンの場も、否定されない環境
だからついつい自分の本音を語ることができる
あのカウンセリングよりも
自分の本音を心地よく出せる場所を
作っています。
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