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RESIDENCE

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TITLE:Hänger på Miljön (Depending on the situations) 

WORK:sign

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『scan』を撮る。Organic form and texture by 河野政人

「FORUM AID」のための写真を撮りました河野です。
「scan」を通しての一考察を、写真ではなく文章にしてみます。
的確に伝えられるかわかりませんが。
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ー有機的なフォルムと質感ー
まず対峙しての「scan」のfirst impressionは、「生きている」と感じた事。
この印象は、撮影終了後まで続いた一貫した印象でした。
恐竜の骨格のようにも見えるし、形を絶えず変化しながら生きている新種の動物のように感じました。
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直線を微妙な角度で繋げる事によって構成されたフォルム。
一方で、高さを徐々に変えて等間隔で並べられた壁。
それは、あたかも曲線だけで作られた物かと錯覚を起こしてしまいました。
生命を感じさせる形、適当ではないかもしれませんが「有機的なフォルム」という言葉が、頭に浮かびました。
その動きのある連続性をどう撮るか。
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そしてもう一つは、木で構成されたインテリアと金属で作られた車の質感の対比です。
素材が違う物が同空間に存在する事によって、それぞれの持つ質感をお互いが引き立たせていました。
その質感の違いからくる空間の個性をどう撮るか。
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理屈としては、上記の様な事を考えながら撮影していました。
結果(写真)として言葉についていかない部分もあります。
そして、そのまた逆もあります。
言葉にならなくても、理論的に考えなくても、衝動的に「ここからがいいな」とか、そんな他者からみれば曖昧な感覚です。
自分の中には言葉や映像としてあるのですが、それは書き表すことは出来ません。
理屈も大事ですが、そうではない感覚としての物(建築)の見方、捉え方も大事にしたいと考えています。
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すみません。
結局は文章に、なんて出来ていませんね。
つたない写真だけで表現する事しか、私には出来ないのです。
許して下さい。

この場をお借りして、GENETOの皆様、オーナーの方にお礼を申し上げます。
こういう作品を撮影出来た事を、とても嬉しく思います。
これからも、こういう機会(作品)をどんどん作っていって下さい。
私も、期待に応えるべく精進しますから。


河野政人

Spring Exhibition by山下麻子

今週初めより、学校でSpring Exhibition(卒業制作展)が始まりました。
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プレス関係者だけでなく一般の方が一番多く来場するので、貴重なコメントやアドバイスを聞くいい機会になっています。
私もここでは卒業制作での作品と他2点を展示しました。
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写真のマガジンラックは目的、場所、に応じて高さを変えられるようになっています。また、並べて置くことで部屋の間仕切りとしての役割も担えます。


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山下麻子