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模型制作とミーティング by 山中コ〜ジ

工務店各社から見積もりが出揃うのを待ちながら、現在は、1/20スケールの大きなスタディー模型を制作し、ファサードやインテリアの検討をおこないます。

$GENETO-JDY模型制作*荒井光太

模型を試作しているのは、大阪工業大学2回生の荒井光太君が作っています。

ちなみに、2回生とは2年生という意味で、東京エリアの学生は2回生と言っても通じないらしい。
ICSのレクチャー時に教えていただき、それ以来微妙に気になっています。

話はスタディー模型に戻りますが、なかなか大きな模型のせいか、図面が読めないせいか、時間がかかって進まない。。。
手伝っても良いかもしれませんが、手伝うと荒井君の成長に繋がらないので、時間が少々かかっても彼には苦労をしてもらいながら完成させてもらいたい。


$GENETO-JDY-MTG

他にも、看板のディテールについて、制作を依頼する上西製作所 上西氏とミーティングをおこないました。
看板規制にも対応した看板をデザインすることは、GENETOにとっても新たな試みです。
それは今回のプロジェクトでは、JDYの新しい企業のマークをデザインするという内容も含まれていたため、マークのデザインを建築の設計と同時に進めて行く必要があったからです。
そこで、デザインをする際に、考慮すべき一つの要因に京都市の看板規制が入って来たという訳です。

今回の看板は、色々な面で非常に難しいデザインとなっています。
このプロジェクトで、これほどまでに看板に拘るとは当初考えてもいなかったのですが、規制されると、その網の目を潜って新しい表現ができるか試してみたい。
そんな気持ちに駆られ、看板のあり方についても今回を通して考えさせられる事となりました。

デザインをしても、実際に作る段階で色々と問題は発生します。
この日も上西氏とミーティングしていると、「無理です」「できません」と言われることがしばしば。
無理といわれると、どうしてもやってみたいと思ってしまう性分、可能にする方法を互いに考えようと言いながら、解決策を数時間にわたり検討しました。
この年末は、看板のディテールをじっくり検討してみたいと思っています。



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山中コ~ジ

小野寺 衆さんのクリスマスデモンストレーション by山中悠嗣

クリスマスの当日は、知り合いの若手華道家 小野寺 衆さんのデモンストレーションを見学に行きました。
玉川高島屋の6Fにあるホールで4週間にわたりクリスマスの飾り付けを行われてきた作品が、25日にようやく完成するとのことで、当日は、小野寺君本人がお花を生ける姿をライブで見せるパフォーマンスによって作品を完成させるということでした。
これまで、花を生ける経験も無かった私は非常に興味津々で会場に脚を運びました。
$GENETO-小野寺君
高島屋のクリスマスイベントで花を飾ること自体なかなか内チャンスをよくものにしたな~と思いながら、会場に着くと大きな作品が二つ並んでいました。
流木や枝を上手く組み合わせて巨大な飾りが二つ並んでいます。
$GENETO-小野寺君
この紫色の花は、スイートピーです。よく見ると試験管が一つ一つ枝にくくりつけられていて、そこに花が生けられています。
これだけ大きな作品を彩るほどの花を生けるには、それは大変な量の花が必要だろうと思わされます。
$GENETO-小野寺君
そうこうしていると、小野寺君が登場し作品の解説をしつつ、デモンストレーションが始まりました。
この作品は、大聖堂と門をイメージしたらしく、それで二つの大きな作品が並んでいるとのことでした。そして、最初は少し寂しげにも見える作品が今日、完成を迎え、これから様々な花によって飾り付けられます。
そして、作品の前にもう一つの作品をつくるということでした。
$GENETO-小野寺君
これまで、小野寺君の作品は作品集などでしか見たことがなかったので、凄く良い経験でした。
生け花も、アルスケールを持ち出すと空間に関わり出す。そんなことを感じさせられる作品です。
そして、それを見る人と生ける人の関係で場を作っていくと言うことが、非常に我々の仕事にも通じるモノを感じました。
$GENETO-小野寺君
生花だけに手際よく飾り付けられていきます。
観客の方達も食い入るように作品を見つめています。
生け花という伝統的なことを現代的にアレンジし、見る対象から体験する対象に変換されていることに驚きを感じました。
来年からは、代官山でお花の教室を開くとのこと、今後の小野寺君の活躍に期待です。

小野寺 衆さんブログはコチラ
http://www.junkstage.com/shu/

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山中悠嗣

林順孝さん オープンハウス by 山中悠嗣

現在、ICSという専門学校で教えているのですが、その学校の先生の林順孝さんの作品のオープンハウスがあり見学に行きました。
この物件は、紆余曲折あったことなど林さんから伺っていましたので、本当に完成がお疲れ様と思わされるオープンハウスでした。

天気は非常に良い日で気持ちよく現場に到着。
$GENETO-林さん
白い外観に、ガラスの部分が特徴的に入り周囲の住宅とは少し違った様相です。
一階は、駐車場件店舗で二階以上が住宅となっています。

$GENETO-林さん
二階のリビングキッチンです。コンパクトな敷地のために、鉄骨で出来る限り大きな建物にしたとのこと、内部は白と木の色味で統一されていました。
不思議な開口部の取り方は内部にもしっかりと影響をしていて、部屋の輪郭が明るいというイメージをうけました。キッチンなどの家具は、京都の業者に頼まれたとのこと、pivotoを持っているだけに気になるところです。
居室の大きさ的に家具を作りつけで作られています。
$GENETO-林さん
三階の部屋も、このように窓と収納が絡み合った空間となっています。
フットプリント(建築面積)が小さいので各居室と階段室などが等価に扱われているかとおもいきや、
階段室は階段室として独立したスケールをもっていました。そうすることで、三階の寝室などは独立した部屋という位置づけを確保しています。
$GENETO-林さん
そして、階段室からは、縦に二層分吹き抜けた場所を利用して開口部となっており、光がサンサンと差し込んでいました。
$GENETO-林さん
最上階は、お風呂や洗濯、洗面などが集まっています。
コンパクトな敷地に縦に重層させながら明快な空間構成を取ることで敷地の問題に答えていることに気づかされました。
都内だとこういう状況に追い込まれつつも、個々に対応の仕方が違い面白い経験が出来ます。
上に伸びることのみが許された建物の解決策として、開口部をふんだんにつくり、それと部屋との関係を作っていくことである種の広がりを獲得していると実感しました。
林さんは、さらに今話題の女流建築家、妹島さんの事務所を出ているということもあり、白が印象的な作品でした。
オープンハウスは、常に色々な発見ができて良い経験が出来ます。

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山中悠嗣