13-1. 曲を聞く(ブルース)
ジャズのブルースは、FまたはBbのキーで演奏されることが多い。今回は、Fで演奏される「Cool Struttin’」を練習することにする。ピアニストであるソニー・クラークの楽曲で、同名のアルバムに収められている。メンバーは、ソニー・クラーク(P)、アート・ファーマー(Tp)、ジャッキー・マクリーン(As)、ポール・チェンバース(B)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(Ds)だ。 曲を覚えるときに最初にするのは、曲を聞くことである。5回通して聞いてもらいたい。続けて聞く必要はないので、1日1回ずつでもいい。テーマ(メロディ)が2回繰り返され、ピアノ、トランペット、アルトサックス、ピアノ、ベースの順番で即興演奏が行われる。最後にテーマに戻って終わりだ。何度も聞くのは、テーマとコード転回を覚えることが目的だ。コード転回を覚えることは、最初は難しいかもしれないが、何度もトライしていくうちに徐々にできるようになる。完璧を目指さずに、とりあえずは5回聞いたら次に進んでほしい。