アルペジオの練習が終わったら、次はスケールの練習をする。この練習をすると、ドリアン、ミクソリディアン、メジャー・スケールの関係がよくわかるはずだ。ダウンビート(拍の頭)にコード音が入ることで、コード転回を感じることができることにも注意してほしい。ジャズの即興とは、「コード転回がわかる旋律を作ること」ともいえるので、この練習をしてコードに対する感覚を磨くのはとても大切だ。