12-3. エイバーソルドを使った練習(Maiden Voyage)
エイバーソルドを使って、テーマと即興の練習をする。エイバーソルドの音源の入手方法などは、「9-4. エイバーソルドを使った練習(Autumn Leaves)」を参照してほしい。「Maiden Voyage」のようにii-V7-Iを持たない曲を「モードジャズ」と呼ぶ。ii-V7-Iがあると、即興演奏がどうしてもコードをなぞるようになって似てきてしまうのだが、モードジャズではより自由に旋律を作ることができる。その意味では、スケールさえ覚えてしまえば、より楽に即興演奏ができるかもしれない。 モードジャズの曲として他に有名なのは「So What」や「Impression」だ。「So What」はマイルス・デイビスの名盤「Kind of Blue」に入っている。このアルバムはモードジャズの実験を大々的に展開した意欲作でありながら、ジャズの大人気作でもある。僕もレビュー(「7. Kind of Blue (Miles Davis) -1959」)を書いているので、よかったらそちらも読んでいただきたい。