こんばんは今日は昨日と違って、いったんはダービーのことは横に置いといて
ダービーの前日に京都でおこなわれる予定の葵ステークスの傾向と対策を披露したいと思います。
もともと私が競馬を始めた時から、葵ステークスはおこなわれていて、当時は春の京都開催の最終週におこなわれていた芝外1400mのオープン特別としておこなわれていました。ちなみにレース名となっている、葵ステークスの葵は植物の名前からきているのですが、なぜ京都で?と思われますが、ちょうどこのレースが行われている時期に京都の三大祭りの一つ葵祭がおこなわれていて(残りの2つは7月の祇園祭、秋の時代祭です)そこから来ています。で当時は葵ステークスは芝外1400mでおこなわれましたが、橘ステークスがおこなわれるようになるとこちらは芝内1200mに短縮して、橘ステークスは芝外1400mのレースとしておこなわれました。ただ3歳馬のサマースプリントシリーズ参戦に多くの馬を送り出そうということで、葵ステークスを重賞に格上げして、更なる3歳馬の参戦を促進しようとして、2018年から重賞に格上げ、さらに2022年にG・Ⅲに格付けされて今に至ります。今回はオープン特別時代も含めて、過去10年のデータから探っていきます。
まずはローテ―からです。
橘ステークス:10
1勝クラス:6
マーガレットステークス:5
桜花賞:3
ファルコンステークス:2
他、NZT,フィリーズレビュー、昇級ステークス:1づつ
ということで事実上の前哨戦の橘ステークスがもっとも多い数値をたたき出していました。ちなみに橘ステークスでの着順別でみてみると1,3,5着馬がともに2頭、後は1頭づつで、4,6,8,13着馬となっていて、何故か2着馬だけは過去10年では1度も葵ステークスでは3着内にきていませんでした一方前走1勝クラス組の前走のレース別でみてみるとすべて2頭づつで、阪神芝内1200m、中山芝外1200m、雪うさぎ賞の3レースのみでした。つまり前走は4月の1勝クラスの芝1200mなら競馬場は問わないということですね。後マーガレットステークス組はすべて休み明けとなるので、ここはさすがに数が少なくなるのは当然ですね。ただ前走桜花賞組は着順はかなり派手なことになっているようなので、桜花賞後にあっさりオークスに見切りをつけてここに来たということですね。
では次は着順と人気順を過去10年でみてみましょう。
2023年 ⑮→①→② 4番人気→2番人気→1番人気
2022年 ⑦→⑥→⑬ 1番人気→9番人気→4番人気
(中京)
2021年 ⑦→②→⑧ 13番人気→3番人気→9番人気
(中京)
2020年 ⑫→③→⑤ 1番人気→11番人気→5番人気
2019年 ⑥→⑬→⑦ 1番人気→13番人気→2番人気
2018年 ③→①=⑭ 9番人気→6番人気=2番人気
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2017年 ①→⑧→③ 2番人気→1番人気→6番人気
2016年 ②→⑤→③ 4番人気→6番人気→10番人気
2015年 ⑤→④→② 8番人気→4番人気→10番人気
2014年 ③→⑧→⑦ 9番人気→5番人気→10番人気
一応中京の2回と、2014年~2017年のオープン特別と2018年からの重賞昇格後で分けましたが、さすがに重賞に昇格後は人気馬がよく来ていることがわかると思います。まずは馬番別でみてみると次のようになりました。
1位 :馬番③:5頭
2位タイ :馬番②⑦:4頭づつ
4位タイ :馬番①⑤⑧:3頭づつ
2頭づつ:馬番⑥⑬、1頭のみ:馬番④⑫⑭⑮
ということでこのコースの傾向通りで、内枠が有利ということが出てました。この京都の芝内1200mは3コーナーに上り坂があり、しかも3コーナー過ぎると下り坂に差し掛かるので、ここで外を回ると外回りコースと違って、コースロスがかなりあるので、内のほうの馬場が悪くなる時でないと普通に外はコースロスが響く結果となっているので、このような結果となってしまいました。
人気別ではまずは人気上位の成績を見てみると
1番人気馬:3勝2着1回3着1回
2番人気馬:1勝2着2回3着1回
3番人気馬:0勝2着1回3着0回
ということでこのレースでは人気はあまり参考にしなくてもいいですし、人気薄も積極的に狙ってもいいと思います。ただ重賞に格上げされてから、1番人気馬が3着内にきていないときは荒れることが多いので、1番人気馬の吟味は慎重にしたほうがいいと思います。ちなみに人気薄の馬の格着順での成績を見ると
葵ステークス1着馬:4番人気馬、9番人気馬各2勝、8番人気馬、13番人気馬各1勝
葵ステークス2着馬:6番人気馬2回、4,5,9,11,13番人気馬:各1頭
葵ステークス3着馬:10番人気馬3回、4,5,6,9番人気馬:各1回
一応ここでは4~6番人気馬と9,10番人気馬はゾーンとして押さえてもいいと思います。
ということでまとめです。
前哨戦的な橘ステークス組が優勢、1勝クラス組は4月の芝1200mのレースを勝っていること、桜花賞組とフィリーズレビュー組は派手な負けでも問題ない。
橘ステークス組は上位着順ならいいが、2着馬からはいまだ3着内好走馬はなし
内枠圧倒的有利、外枠は圧倒的不利。
重賞昇格後は1番人気馬もよく来ているものの、それ以外の人気馬はそこまであてにできない。
4~6番人気馬と9,10番人気馬は流しの相手に入れてもいい。
ということで推奨馬券です。
三連複フォーメーション
1頭目:1番人気馬+馬番②③⑦
2頭目:4~6,9,10番人気馬+馬番①②③⑤⑦⑧
3頭目:馬番⑩より内の馬すべて
ということで今回はここまでです。傾向と対策は次回はラジオNIKKEI賞です。
それではまた