優駿牝馬(オークス)の傾向と対策 | ヤングのブログ

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こんにちはニコ今年何度目でしょうか、また積み残していましたゲロー目前まで来ているので早速積み残しを処理したいと思います。

 

今回はてこ入れです。今回取り上げるは牝馬クラシック第2弾、優駿牝馬(オークス)です。桜花賞同様、外回りコースが出来た後の2007年からのデータから傾向と対策を立てて、最後におなじみの推奨馬券を披露したいと思います。

 

いまでこそ日本の競馬のクラシックレース、特にオークスとダービーはおこなわれる順はイギリスのオークス、ダービー、フランスのオークス、ダービー、と同じですが、もともと日本でオークスに相当するレースができた時はレース名か今とは違って1938年に阪神競馬場(今の宝塚市にある現存する阪神競馬場ではなく、西宮市の鳴尾というところに存在した鳴尾競馬場のこと)で3歳牝馬限定の阪神優駿牝馬としておこなわれたのが始まりで、距離も芝2700mでしかも秋におこなわれていました、その後距離は段階的に今の距離に短縮され、コースも阪神から東京に移設、さらに時期も今の時期に移されて今に至ります、レース名も東京競馬場に移設されたときに今の優駿牝馬に改称されましたニコ

 

まずはローテーからです。

 

桜花賞:30

 

フローラS:10

 

忘れな草賞:4

 

フラワーC:3

 

スイートピーS:2

 

皐月賞、矢車賞(1勝クラス):各1

 

ということで、クラシック第1弾桜花賞からの参戦馬が最多の30頭もの馬がここでも3着内に好走していましたゲラゲラここについては後程深堀するとして、残りのレースを見てみるとまずトライアル組はトライアルで優先出走権を確保できなかった馬はそもそもここには出走できないので、基本的には好走馬がそのままここでも好走できている事となっています。さらにそのひとつ前のレースとなりつつあるフラワーカップからの直行組も同様で、皐月賞からの参戦馬以外はそのレースで勝っていること、トライアルなら優先出走権を獲得した馬でないとここでの好走は期待できないということですね。あと皐月賞から来た馬は皐月賞は負けましたが、オークスでは上位人気していたので、ここは人気馬であることが大事だということですね。

 

さて肝心の桜花賞組を深堀してみましょう。ということでここでは桜花賞での着順を見てみると次のようになりました。

 

1位    1着馬:9頭

2位    2着馬:7頭

3位    3着馬:5頭

4位    4着馬:3頭

5位    10着馬:2頭

その他、8,9,12,14着馬:各1頭

 

ということで桜花賞馬がここでも好走しているという結果となりましたゲラゲラ一昔前までは、桜花賞から距離が800mも長くなるのだから、血統的に長い距離が得意そうな馬か、長い距離でも好走できるけいこを積んでいる馬を狙う方がいいといわれていましたが、その時からも桜花賞馬はオークスでも好走できていたように、そもそもここではクラシック第1弾を勝ってきた馬は距離がどうのこうのという前にここでは一度トップに立ったという事実を認めるべきであり、それが、外回りコースが出来てからは拍車がかかったといってもいいと思います、しかもこの中には桜花賞との2冠を達成した馬が6頭もいるわけで、さらに2019年から見ると6頭のオークス馬の中、4頭は桜花賞馬(しかも3頭が3歳牝馬三冠馬)ということは近年では2冠を制する確率が高まっているということを物語っていると思います。ただ桜花賞2,3着馬も桜花賞馬が負けてしまったときにそこをフォローするようなこととなっているといってもいいように好走しているので、桜花賞組からは3着内にきている馬を狙うのがいいと思います。ただ面白いのは4位が4着馬なのはわかりますが、その次に5位が10着馬というのは面白い傾向ですが、2頭しか3着内に好走していないのですが、頭の片隅にちょっとだけ置いていてもいいと思います。

 

続いて着順と、人気を見てみましょう。ここも阪神に外回りコースが出来た2007年以降の成績です。

 

2023年  ⑤→⑫→⑬  1番人気→2番人気→15番人気

 

2022年  ⑱→②→⑧  3番人気→10番人気→4番人気

 

2021年  ⑨→⑦→⑧  3番人気→2番人気→16番人気

 

2020年  ④→⑯→⑦  1番人気→7番人気→13番人気

 

2019年  ⑬→⑩→②  1番人気→12番人気→2番人気

 

――・――・――・――・――・――・――・――・――・――

 

2018年  ⑬→①→②  1番人気→4番人気→2番人気

 

2017年  ②→①→⑯  1番人気→6番人気→2番人気

 

2016年  ③→⑬→⑭  1番人気→2番人気→5番人気

 

2015年  ⑩→⑭→⑰  3番人気→1番人気→6番人気

 

2014年  ⑨→⑩→⑤  2番人気→1番人気→3番人気

 

2013年  ③→⑬→⑤  9番人気→5番人気→1番人気

 

2012年  ⑭→⑨→③  3番人気→2番人気→9番人気

 

2011年  ④→⑱→⑫  7番人気→8番人気→2番人気

 

2010年  ⑰=⑱→②  1番人気=5番人気→8番人気

 

2009年  ⑦→③→⑭  1番人気→2番人気→4番人気

 

2008年  ⑮→⑥→⑩  4番人気→13番人気→5番人気

 

2007年  ②→⑦→⑫  5番人気→1番人気→8番人気

 

ということで2018年以前と2019年以降ではがらりと傾向が変わっていることが分かります、2007年から2018年までは難解といわれていたものの、10番人気以下の人気薄の馬が3着内に来たのが2008年に2着に来た馬1頭のみだったので、意外と人気面ではそこまで荒れている印象がなかったのですが、アーモンドアイさんが勝った2019年以降では毎年10番人気以下の人気薄の馬が必ず1頭は3着内にきている事となっています。ただその傾向を含めても上位人気馬どうして決まったのが2014年の2番人気→1番人気→3番人気の順の1回のみで、それ以外は人気上位馬2頭+5~9番人気馬1頭という組み合わせが圧倒的に多く、逆に人気上位の馬が総崩れとなったのも2008年、2011年の2回だけということとなっているので、人気から見ると人気上位馬を1頭も入れない馬券は考えから排除するということは無謀だといえると思います。

 

馬番別の上位を見てみると次のようになりました。

 

1位    馬番②:6頭

2位    馬番⑬:5頭

3位タイ  馬番③⑩⑭:各4頭

6位タイ 、馬番⑤⑦⑨⑫⑱:各3頭

以下2頭:馬番①④⑧⑯⑰、1頭のみ:馬番⑥⑮、1頭も好走馬がいない:馬番⑪

 

ということでここでは枠による有利不利は極端には出てきてないようです。内、真ん中、外で分けてみると

 

内(1枠~3枠):18頭

真ん中(4枠~6枠):15頭

外(7枠、8枠):17頭

 

どこかのくくりが有利ということはないのですが、1頭も好走馬が出ていない馬番⑪が入っている6枠がいる真ん中のくくりがこの中では若干不利という結果となっています。

上位人気の成績を見てみると次のようになっていました。

 

1番人気馬8勝2着3回3着1回

2番人気馬1勝2着5回3着4階

3番人気馬3勝2着0回3着1回

4番人気馬1勝2着1回3着2回

5番人気馬2勝2着1回3着2回

 

とにかく1番人気馬が優秀で、8勝もしていて最多勝を記録しています。3番人気馬がそれを補っていて、勝ち鞍すら上記2頭に劣るものの2番人気馬も2,3着にはよく来ているようです、逆に4,5番人気馬がよろしくなく、そのあとでは7,8,9番人気馬がそこそこ来ているようですね、ちなみに1~3番人気馬以外で勝ったのが、2013年までさかのぼらないといけないので、過去10年では1~3番人気馬しか勝っていないということ(厳密に言えば1,3番人気馬しか勝っていないということになっています)

 

ということでまとめです。

 

桜花賞組が圧倒的、特に桜花賞上位馬+10着馬が優秀。

トライアル組は優先出走権を持っていない馬は用なし。

もちろんそれ以外も好走が絶対条件。

枠による有利不利はそれほどないようだが、馬番⑪だけは2007年以降では3着内好走例なし。

過去10年ででは勝ち馬は1~3番人気馬しか着ていない、ただ近年は10番人気以下の馬は毎年1頭は3着内に好走している。

上位人気馬総崩れはほとんどなし。

 

 

ということで推奨馬券のコーナーです。今回はこのようになりました。

 

三連複フォーメーション

 

1頭目1,3番人気馬+馬番②⑬

2頭目1~3番人気馬+馬番②③⑩⑬

3頭目10番人気以下の馬+馬番②③⑩⑬⑭

 

馬番⑪は人気の方で該当していたら場合によってはケシでもいい。

 

ということで今回はここまでです。

テコ入れ策次回はいよいよ東京優駿(日本ダービー)です。次回も有効なデータを提供できるよう頑張りますので、よろしくお願いします。

 

それではまた