おはようございます今年は暖冬らしですけど?と思って始まった2月ですが、どうやら間違いないようですね。今週の初めのほうは南岸低気圧のおかげで、首都圏は大雪完全に交通網はマヒしてしまいましたと思えばなんと来週は気温が17度あたりまで上昇たまに寒気がやってきてこの時期らしい寒さになりますがそれも一瞬で早くも花粉症の準備も必要かとインフルエンザも流行中ですし、コロナもまたくすぶり続けている最中毎度同じことを言っていますが、健康に留意しながら日々を過ごさないとですね
さて今週末はデイリー杯クイーンカップと共同通信杯と今後の3歳クラシック戦線には重要なレースが2つありますが、当然その傾向と対策は必要です。今回はデイリー杯クイーンカップを考察します、果たしてどうのような傾向があるのか?前2回と同じ方法で探っていきたいと思います。
まずはこのレースにおける前走のレースについていつもの方法で見てみると次のようになりました、なお今回は過去10年分のデータとしています。
前走人気<前走着順(前走が人気以上に走っている馬):9
前走人気=前走着順(前走人気通りの着順だった馬):12
前走人気>前走着順(前走人気ほど走れなかった、人気を裏切った馬):9
ファンの見立てが素晴らしいのか?前走人気通りに走れた馬が、ここでは最もいい成績を出していました、まぁ5番人気5着でも、1番人気1着でもですが対照的なのが、前走の人気が結果と違った馬が、いいほうと、悪いほうが同数だったことですつまりこのレースに限ってはこの方法は無意味だということですがこれは次のローテ―からのところを見れば一目瞭然だと思います。
続いてはローテから見てみましょう、こちらも過去10年です。
阪神JF:10
フェアリーS:5
1勝クラス:4
新馬戦:4
未勝利:3
その他、アルテミスS、ファンタジーS、シンザン記念、オープン特別各1回
ということでここでは前走G・Ⅰ阪神ジュベナイルフィリーズ組が圧倒的な結果となりましたで先ほどの前走の人気と着順の関係を見てみると
前走阪神JFでの人気と着順の関係
前走人気<前走着順:3
前走人気=前走着順:3
前走人気>前走着順:4
ということでここでは前走人気ほど走っていなかった馬、人気を裏切った馬がわずかに多いことがわかりました、後調べてみてわかりましたが、このレースで出走した馬の中で前走は阪神JFだった馬たちだけで見てみると阪神JFで最先着だった馬が最もいい成績でした、一応ほかの組を圧倒していましたが、阪神JF組での結果は重視したほうがいい結果でした(例阪神JF組で上位を独占していた2019年は阪神JFの2着→3着→16着の順番でクイーンカップは決着しました)
次に重賞組はフェアリーステークス組がほかの組をリードしていましたローテ―的にも間隔が詰まっているのにもかかわらずです。ちなみにこちらの組は基本的にはフェアリーステークスで負けた馬が好走していましたまぁそれもそのはずで、中山から東京、直線の短いコースから長いコースに変わるのですから当然だと思います。ちなみにフェアリーステークスとクイーンカップともに好走した馬は3頭のみで、ニシノアカツキはフェアリーS2着で、クイーンカップは3着と着順は落としましたが、残りの2頭は2レースとも2着で、1頭はのちにNHKマイルカップを勝ったアエロリット、もう1頭はこのレースから桜花賞、オークスと2冠を制したスターズオンアース、この段階ではまだまだでしたがその後力をつけてG・Ⅰを制した馬なので、適性の違うコースを連続好走するのも当然ですね。その次が1勝クラス、新馬組ですが、もちろん両方とも勝っていることが条件ですが、さすがにG・Ⅰ組や重賞組の好走例が多いことのあるレースなので、1着となった回数は少ないですが、相手として買うのは問題ないと思います。同じことがいえるのは未勝利組も同じで、このあたりは割愛します。それ以外では重賞組からはアルテミスS、ファンタジーS組の牝馬限定戦からもありますが、変わったところからならシンザン記念組もありました、オープン特別は京都2歳S組が1頭いますが、このレースはのちに重賞に格上げされたので、オープン特別組は今は皆無といってもいいと思います。ただここまで見てみると前走マイル以外は苦戦傾向で、重賞でも2頭しか例がなく、1勝クラスでも赤松賞や、菜の花賞、ひいらぎ賞とマイルでしたので、マイル以外からの組は3,4割引きでいいと思います。
最後は馬番別と、人気別です。こちらは面白い結果となっていました。
2023年 ⑨→⑦→③ 6番人気→2番人気→3番人気
2022年 ⑬→⑨→② 2番人気→1番人気→3番人気
2021年 ⑥→⑨→② 2番人気→5番人気→1番人気
2020年 ①→⑨→⑤ 2番人気→4番人気→12番人気
2019年 ⑨→⑥→④ 1番人気→2番人気→7番人気
2018年 ⑥→②→⑨ 3番人気→5番人気→7番人気
2017年 ⑮→⑪→⑥ 1番人気→5番人気→2番人気
2016年 ⑥→②→③ 1番人気→7番人気→6番人気
2015年 ⑥→⑭→⑪ 2番人気→3番人気→1番人気
2014年 ⑥→②→⑭ 1番人気→3番人気→5番人気
ということできさらぎ賞同様ここも1~3番人気馬が優勢の結果が出ていました、それぞれの回数を見てみると
1番人気馬4勝2着1回3着2回
2番人気馬4勝2着2回3着1回
3番人気馬1勝2着2回3着1回
この中では2番人気馬>1番人気馬>3番人気馬となっています。なにせ1,2番人気馬ともに10年で7回も馬券圏内にきているのですから当然の結果ですね。その一方で10番人気馬の3着内好走がたったの1回というのもこのレースが人気馬が優勢という結果を物語っていると思います。しかも1~3番人気で上位を独占したのが2回もあるので、無茶苦茶な穴狙いはやめた方が賢明ですね10番人気以下の馬もそうですが、4番人気馬が過去10年で3着内好走がゼロと割を食っているようですが、5,7番人気馬はその中では健闘しているようです、昨年こそ6番人気馬が勝ちましたが、そもそも人気馬が勝つことが多いので、1着には1,2番人気馬を持ってきて、2,3着にそのあたりの馬たちを加えるほうがいいと思います。
あと馬番別に見ると馬番⑥が7回、馬番⑨が6回とやや偏ったことになっています。馬番⑥は過去10年だと2014年から2019年まで、馬番⑨は2018年から昨年まで連続で好走しているので、この2つの馬番の馬たちは要チェックだと思います。あと10番より外の馬番だと⑪⑬⑭⑮が何回か来ていますが、このレースは9番より内の馬番が有利という結果となっています。
ということでまとめです。
前走の人気と着順は重賞以上だと気にしなくてもいいが、オープン特別以下だと1着以外は不可。
阪神JF組優勢もそこでの着順は重視すべき、フェアリーS組は負けた馬の巻き返しはあり。
ほとんどは前走はマイルからの転戦組で、マイル以外の距離からの参戦馬は3,4割引き。
馬番は⑥⑨がよく来る、9番より内が優勢も⑪⑬⑭⑮も気にすべき。
基本人気戦で、10番人気より下の人気馬は大苦戦。
三連複だと1頭目(1,2番人気)ー2頭目以降(1,2、3番人気+5,7番人気)
ということで今回はここまでです。次回は共同通信杯を考察しますので、お楽しみに
それではまた