ここまでこだわるかっ??という商品開発、プロダクトデザイン!!携帯電話篇
おはようございます!
現在、当社でもデザイン性の高い商品開発の案件を若き
デザイナーが頑張ってくれていますが、こだわりという点においても
参考にして欲しい例を紹介したいと思います。
では、今週もよろしくお願いいたします。
皆さんは下の画像をみてなんだかわかりますでしょうか?
よくみれば数字が入っています。そう、携帯電話なんです。
ノキアの超高級携帯電話「ヴァーチュ」 といいます。
世界50カ国、約600店舗で販売されており、今年に入って
ついに東京・銀座にやってきました。
準備に3年もかけたといい、日本を世界最大の市場にしようと
意気込んでいるようです。
販売しているのは
「シグネチャー」と「アセント・ティー・アイ」の2シリーズ。
価格は67万円から最高ではなんと600万円!!
携帯電話で600万円ですよ!!
今までの携帯電話の常識を覆しました。
携帯電話としての機能は、
通話やメールなど通常の携帯電話と同じです。
何が一番違うかというと素材です。
ダイヤ、ゴールド、プラチナなど貴金属とレザーでできています。
レザーはヨーロッパ北部のものに限定しており、
貴金属は高級宝飾品に使われている純度の高いものだけを
つかうという徹底したこだわりもあります。
デザインにもこだわりが取り入れられており、
ヴァーチュの頭文字「V」がボタンや本体をかたどっています。
みるひとがみればヴァーチュの携帯電話だとすぐにわかる
という仕掛けです。
実用性の面においても最高級の仕掛けがあり、
傷がつきやすいパネルの表面などには、ダイヤモンドでしか
傷つけられないという硬質サファイアクリスタルを採用。
内部部品にはスペースシャトルの船体保護
につかわれるセラミック。
ここまでするかというほどのこだわりです。
スペースシャトルのセラミックには完全にやられました。
少しやりすぎなような気もしますが・・・・・。
ただ、この手の商品を買う富裕層の人達にはこういう
細かい配慮がうれしいんだと思います。
ブランドの背景にある物語というか、
世界観とでもいいましょうか。
だからこそ、バッテリーカバーの内側にも
手作業で組み立てた職人の名前が刻まれているということも
できるんです。
たとえ誰も見る人がいてないとしてもです・・・・・・。
一度どんな人が買うのか見てみたいもんですよねぇ。
携帯電話という感覚より、
高級腕時計を買うという感覚かもしれません。
携帯電話においても、高級携帯電話という新たな市場が
確立できるのかこれからもぜひ注目してみていってください。
みなさんの会社でも「ヴァーチュ」を参考に、
ここまでこだわるかというぐらいの商品開発を
ぜひ積極的にしていってみてはいかがでしょうか。。。
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