表妙義を歩いてきました。 | 山歩きとバイク旅

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2024/4/13

先ごろ購入した「スカルパ クラックス」の試し履きで、表妙義山稜線登山道を歩いてきました。

 

表妙義稜線登山道は、アップダウンが多く、岩場あり、ザレありの「なんでもあり」なので、シューズの試し履きにはうってつけです。結果、クラックスはソールのグリップがよく、小さいスタンスにも安心して乗れて、私的には「大満足」でした。

 

朝6時にいつもの「市営駐車場」に車を止め、杉林を直登する「ショートカットルート」で登山口がある妙義神社本殿へ向かいます。

 

 

今回は、クラックスの試し履きのほかに、自分の体力がどの程度戻ったのか確認するという目的もあります。

 

私の場合、妙義神社側の登山口から、中ノ岳ピークまで4時間というのが標準的なタイムでした。しかし、2022年11月に歩いたときは5時間かかりましたし、2023年12月にドクターと歩いたときは5時間半かかってしまいました。

 

その後、少し運動の真似事などして、体力向上にいそしんでいましたので、本日はその成果があったのかなかったのかも知りたいところです。行動開始時は「5時間はなんとか切りたいところで、できれば4時間半で歩ければ」なんて虫のいいことを考えてました。

 

大の字を裏側から。ここまで25分かかりました。全盛期は20分弱でしたが、還暦親父としてはまあまあのスピードだと思います。

 

稜線登山道への分岐点「辻」です。ここから上は上級者コースになります。

 

最初の関門「奥之院の鎖場」です。今回は頑張って途中までフリーで登ってみました。

 

「見晴らし」からの景色。関東平野の「縁」になる場所ですので、条件が良ければ関東平野が一望できます。

 

「ビビリ岩」です。下側の壁はホールド、スタンスが豊富なので、見た目ほど難しくはないです。縁から上は角度が緩くなるんですが、ホールド、スタンスが小さくなるので、私的には縁から上の方が緊張します。

 

「タルワキ沢」の分岐。妙義神社から中ノ岳山頂までで、相馬岳が時間的な中間地点(私の場合は)になります。なんとか2時間程度で行きたくて気は焦りますが、足が付いてきません。

 

「相馬岳」です。妙義神社出発がカメラの時計で6:09で、相馬岳が7:58なのでギリギリ2時間を切れました。なんとか5時間は切れそうです。ただ、ここまでかなり無理をしていますので、このペースがこの先も続くかはなはだ心もとないところですが、若干ペースが落ちるくないなら4時間半も見えてきました。

 

 

 

これから向かう中ノ岳方面です。こう見ると2時間でなんて全く無理そうな感じです。

 

この登山道も、せめてこの程度の道が続けば楽なんですけど。

 

どこから何を写したのか忘れちゃいました。バラ尾根のピークから写した写真だと思うんですが・・・・

 

「堀切」の分岐です。鷹戻しが不安な場合、ここが最後のエスケープルートになります。この少し手前で両足に痙攣の兆しがあり、早めに「芍薬甘草湯」を飲みましたが、効果てきめんでした。

 

難所の「鷹戻し」です。私は鷹戻しより「二段ルンゼ」のほうが緊張します。

 

 

二段ルンゼの上段降り口です。

 

下段を下から。

 

中ノ岳山頂です。10:11ですので、ここまで4時間と2分でした。おまけの4時間ということで、運動の真似事が予想以上に効果があったようです。あと、先週巻機山を登ったばかりというのも効いているんでしょうね。あとはいつまで続くかです。

 

これも毎度のことなんですが、ここから先は「のんびりペース」になります。

 

本日何人かの方たちとすれ違ったんですが、皆さんフル装備でした。私が妙義を歩き始めた頃はハーネスどころか、ヘルメットを被っている人も皆無でした。

 

私は「1人」ですので、クライミングギアを持って行っても使い道がありません。落石に備え、上方に他の登山者が複数いるような場合に使おうと思ってヘルメットは持って行ったんですが、最後までザックの中でした。でも「備えあれば患いなし」ですから、次からもヘルメットは持っていくつもりです。

 

中ノ岳神社まで降りてきて、なぜか無性に「みそおでん」が食べたくなって、神社の境内にあるお土産物屋さんで食べてきました。こんにゃくの歯ごたえがあり、味噌も味が良くて美味しかったです。

 

ドクターと2人だと、中ノ岳神社の駐車場に車を一台デポしておいて下りは車なんですが、本日は一人ですので、妙義神社近くにある「市営駐車場」まで歩いて戻らなければなりません。

 

中間道は途中が崩落しているとかで通行できませんので、一本杉ルートで戻ります。

 

桜の里は8分咲きってとこでしょうか。

 

所々でツツジが満開になっていました。

 

稜線はまだ「蕾」でしたが、ここまで降りてくると新緑が見られました。

 

昼ちょっと過ぎに車に戻れました。途中の「すき家の牛丼」でお昼にして帰宅。現在足が疲れてまともに歩けません。ちょっと無理しすぎました。

 

しかし、今日は最高の「里山歩き日和」でした。穏やかで風もなく、暑くも寒くもなく、快晴で景色も堪能できた楽しい半日でした。