産業振興特別委員会視察。みやま市役所にて「脱炭素社会の実現に向けた取組みについて」ヒアリング。 | 神奈川県議会議員 石川ひろのり

2月7日(金)産業振興特別委員会での県外視察最終日。午前中は、みやま市役所にて「脱炭素社会の実現に向けた取組みについて」のヒアリングを行いました。

 みやま市では、自治体による電力会社としては初めてとなる「みやまスマートエネルギー株式会社」を平成27年に設立。(みやま市は、資本金の55%を出資)現在も電力を供給されています。主な事業として、メガソーラーや家庭に設置された太陽光発電システムの余剰電力を買い取り、それを地域の公共施設や民間企業、一般家庭に販売することでエネルギーの地産地消などに取組んでいます。

 また、同市では、市内の3つの施設(市庁舎、図書館、消防署)のCO₂排出を大きく削減したほか、家庭での太陽光発電や省エネ、蓄電池設置の促進にも力を入れ、脱炭素社会の実現に向けた取組みを進めています。本日は、同市を訪れ10年を迎えたエネルギーの地産地消の取組みや課題についてお話を伺い、さらに地域雇用へのつながりについてもお聞きしました。丁寧なご説明をいただきありがとうございました。

 みやま市役所に向かう途中、また、市役所から空港へ向かう際には雪が舞い、空港では折り返しで羽田に向かう飛行機が強風のためなかなか福岡空港に降りられず、出発が1時間以上遅れるというハプニングはありましたが無事に2日間の視察を終えることができました。今後、議会等にて今回の視察を活かしていきます。今日も一日ありがとうございました<(_ _)>