現場監督裏日記 3.0  -24ページ目

職人を更に脅かす

ピンです。


オイラ、ゼネコン現場監督のお仕事の一つとして


「朝礼」


ってのがあります。


みんなの前で、ラジオ体操とかして、その後、本日の作業内容、危険のポイントについて周知会を行うわけです。


あ、これね、法的な「義務」


でね、安全に関する注意事項を説明しているわけですが、どうしても毎日そんな事ばっかり言っていても、皆飽きてきます。


だって、みんなプロですから。


特に土曜日、祝日作業の時。


弊社も本社関連はお休みなので、いつも以上に事故を起こすと大変なわけです。


そんな時に言う言葉(たまにだけどね)


「本日は世間は祝日です。病院、お医者さんも休みの場合が多い。よって、怪我した場合、ちゃんとした救急医療が受けられません。当然長時間苦しむ可能性があるので、つまらない怪我をしないように!いいですか!」


別に近年の医者不足を訴えているわけではありません。


お医者さんだって何もコンビニの営業時間パクって仕事する必要は無い。


むしろ、我々が時代錯誤なのかもしれない。


でもコレ、結構あっている。


医療ミスとまではは言いたくありませんがねぇ。


↓過去の土曜日の事例です。


①カッターで手を切った職人を救急病院に連れて行ったが、3件くらいたらいまわしにされた挙句、待合室で1時間待ち。血はダラダラで、タオル1本血だらけ。

結局、その怪我した職長が医者とっ捕まえて「何時間待たせるんだ!このやろう!」って喧嘩になって、やっと優先的に見てもらったものの、麻酔打たずにホッチキスでバシバシとめられた(お医者さんの逆恨みかと。どっちもどっちですが、その職人、結局ひどい縫い方されちゃいました(笑))


②軽い熱中症になった職人が病院に行ったが、点滴の種類を間違えられた?のか、点滴直後に意識不明になり、結局1ヶ月入院(ありえないでしょ?)


③1.8mの高さから落ちて足を痛めた職人を医者に連れて行き、レントゲン撮影の結果「捻挫」と診断されたものの、痛みが引かないので4日後もう一度病院に行ったら足首3箇所複雑骨折が判明。土曜日に診察してくれたレントゲンでも実は折れていたのだが新人のお医者さんで見抜けなかったらしい。(隣で新人さん怒られるのもさることながら、ずーっと痛い思いしていた職人さんも可愛そう。オイラも労災書類再提出。監督官も「なんじゃそりゃ?(労災)隠してたの?」と疑惑の目・・・。


ってな訳で、結果そうなってしまったのですが、一番辛いのは怪我した本人。


じゃあ、平日に怪我して良い訳ではないのですが、怪我には注意したいものです。


ではでは。





漏水調査でブルーになる

ピンです。


「現場のエントランス屋根から漏水しているらしい」


という、以前からの連絡があり、調査に向かいました。


漏水箇所は、エントランス庇の下。


雨が吹き込むような所ではないのですが、雨の日に床が濡れている写真を3枚ほど見せられましたので、雨の中調査です。


一昨日の夜。


調査にあたり、壁の石を外すわけには行かないのですが、天井がアルミパネル(ビス止め)の為、天井を解体してみることに。


で、脚立、インパクトレンチを車に詰め込んで現地に行ったのです。


雨の中、調査に行くと、エントランスの庇の下、壁際の床だけが濡れています。


触って、臭いを嗅いでみたのですが、壁キワが思いっきり濡れていて、臭いなし。


早速、天井を解体しましたが、濡れている気配なし。


原因がわからない漏水が一番厄介なのです。


外壁もくまなく調査しましたが、シールが切れたりして漏水している様子はありません。


困ってしまいました。


そんな時、ふと天井に目をやると「監視カメラ」に気付きました。


そうです。このカメラ。


防犯用に取り付けてありますが、ハードディスクに画像は記録されているのです。


2週間分も。


早速、漏水した写真の時間を元に再生してみました。


雨が降り始めてから、どのくらいで水が回ってくるのか判りますからね。


で、早速その時間(1週間前)を再生してみると・・・。








































にゃんコがしょんべんしてやがる・・・orz



で、その日の時間を再生してみると・・・・

















































ぅあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ





酔っ払いオサーン立ちしょんべんしてるがなヽ(`Д´)ノ

触っちまったじゃネーかよぅ

ぅぅぅぅぅ

きったねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえぇぇぇぇぇっうぇっ・・・







お客さん、平謝りしてくれましたが、オイラの悲しみは海よりもふかーく・・・。



一生懸命手を洗おうにも、心の中のオサーンの立ちしょん風景が頭から離れないのです。



オサーンへ一言。


お前はぬこか!


通報してやるぅぅぅぅぅ(涙)。


見せしめにオサーンの顔をプリントアウトして貼り付けておくのが精一杯な一日なのでした・・・。



ではでは。

薬の副作用

えー秋の花粉症真っ盛りのピンです。


もう、この時期、鼻水ダダ流れの垂れ流し(きったねぇの!)


花粉症の薬を飲めばボーっとしまくりです。


そういえばねぇ、この時期、職人さんとかも「花粉アレルギー」いませんか?


そんな花粉症の方々、薬とか飲んでませんか?


本日はそんなお話。


風邪薬にも花粉症の薬にも説明書きに大概書いてありませんか?


「本薬品を服用時には自動車の運転、危険作業等を行わないで下さい」


結構大事な事です。


このような薬の副作用として


「視野狭窄なるよー気をつけろよー」って朝礼時に周囲する事があります。


その副作用、本当は嘘なのかもしれません。


オイラ、先輩から習った事だからね(ちなみにそんな事はネットで調べる限りは書いてない)


でもねぇ、職人さんを脅かす手法としては判りやすくて良いかもしれない。


「周りが見えなくなる」


仕事中はとても危険な事なのです。


足元が見えていない⇒つまづいてコケル⇒骨折


左右が見えていない⇒挟まれる⇒骨折


頭上が見えていない⇒何か危険な作業の下部に入る⇒怪我する。


基本動作の中で、周囲の確認は重要事項ですからね。


といいつつも、オイラも花粉症。


薬を飲んで、仕事してますが、大抵そんな時、注意力散漫ですから、


「危ないところに入り込んで職人に怒鳴られる事しばしば・・・」


(えぇ、監督だろうが危ないところに入った人間を注意するのは全員の特権。それこそ監督が危ない事していれば鬼の首とったように怒鳴られます。当たり前の事です)


かといって休めないのがこの商売。


何とかならんのですかねぇ。花粉症。


ってな訳で、こんなお話も幾らでもあるのですが、まだまだ続いたりして。


ではでは。

●●ガス

ピンです。


さて、今日は「都市ガス」のお話。


都市ガスを事前に調査するのは重要な事。


問題は「ガスの切断箇所って結構「いい加減」なのです。


新築工事を行う場合、敷地内にガスが残っていると結構面倒。


「山留めに当たったり、掘削時に引っ掛けたり」


もちろんガスを止めた先端の場所が判っていれば判断できるのですが、大抵それは難しいのです。


一番怪しいガス会社からの回答は「敷地境界で切断している」というもの。


正確な場所が判らないので困り者。


結局、丁寧に掘削して位置を特定しなくてはいけません。


それだけならまだしも、大抵本当の所は判らないのです。


「敷地境界で切断した」という記録が残っていても、敷地の中まで生きたガス管が残っているのは日常茶飯事(2008年9月時点って、この現場で起きましたがな。だから書いているの)


今回も、5000㎡の敷地で敷地の真ん中でボーリング調査中に「ピンポイントでガス管大当たり(゙ `-´)/」


えぇ、緊急で、ガス屋さんに出動お願いしましたがな。


こっちは事前調査資料を持っていますので、別に悪い事したつもりはまったく無いのですがね。(だって無い筈なんだもん!)


緊急車両は大抵連絡してから5分くらいで来ます。


この時、ガス屋さんに文句を言いたいのですが(当たり前!)このガスを止めにきたガス屋さんも所詮「下請け」


まったく関係ないそぶりなのです(もうちょっと考えたほうが良いと思うんですけど・・・)


この怒りは何処にぶつければいいのですかぁぁぁ!

\(*`∧´)/


実は過去に、この「緊急ガス止め係」の人と喧嘩したことあるんですがねぇ。


「俺は漏れたガスを止めるだけなので関係ねぇ!」


逆切れされましたが、同じ元請会社として責任感ないのかねぇ・・・。


でしょ、ただのクレーマーかもしれませんが、こんな事、実はしょっちゅう。


「敷地内にガスは引き込まれていません」という言葉を信じてガス管引っ掛けたこと2回。


歩道切り下げの時に、ガス会社社員立会いでガス管引っ掛けたこと2回。


そのうち1回は「このガス管、図面に無いから死んでいるハズ」と言う言葉を信じて150mmガス管を電ノコで切ってます(えーその他大きなニュースが無ければ新聞沙汰でしょうね)


ガス管に関しては「信じないものが救われる」のねぇw


ってなお話でした。(こんなお話ばっかりやねぇ)


ではでは。

電線処理

さて、ピンっす。


本日は「電線のお話」


えーちょっと大雑把ですが電線を解体中に引っ掛けて周囲に影響を与えるのが一番マズイので、注意なのですが。


えーっと、電線といいましても


①電気


②電話


③有線放送


④ケーブルテレビ


⑤光ケーブル


⑥その他企業専用回線(鉄道信号ケーブルとか、チケット交付通信ケーブルとか)


いろいろです。


この様々な種類のケーブル。


事業者が判明すれば基本的には簡単に撤去できます。


お願いすれば良いだけですからね。


調べる方法は各社に事前協議書を出せば良いんです。


でもねぇ、問題が幾つか。


(A)「国道埋設のケーブルだけは撤去に時間が掛かる」

国道の掘削許可ってのはお役所仕事なのか、撤去まで3ヶ月掛かります。

解体工事ではちょくちょくコレが癌になります。

融通全く利きません。


(B)「電話とか光ケーブルは『撤去した』といわれても、残っている場合がある」

クレームですよw

ましてや、光ケーブルってガスで切ると光が入るのと、中の線があっという間に燃えていくらしく、アッチコッチおかしくするみたいです(良い子はマネしないでね)

このいい加減さで2回ほどトラブった事が・・・


(C)事業者が判らない違法な電線は追跡不可

当たり前のこと?ですが、所詮各事業者は下請けに配線させてます。

下請けが現状を見てルートを変えたり、他人の敷地を跨いだりする事が良くあります。(下町とか、古い町並みの所とか)

オマケに困るのが「違法な電線ほど、高さをきちんと確保していない」

その昔、重機を載せたトレーラーが、現場近くで電線をバッツリ切ってしまいました。

事業者を捜したのですが見つからない・・・。(当時は東京電力、NTT、有線放送に聞いてみましたが判らず)

ケーブルを眺めてみたのですが「弱電」と判るだけ。

各事業者を呼ぼうとしたのですが、各社とも「ウチのじゃないから見に行かない!」って冷たい返事。

結局「某電話グループの下請けが勝手に配線したADSL専用回線」だったのですが、バイパスがあって、通信速度に影響がでたものの?な状態。(修理屋さんが1週間後くらいにいたのでとっ捕まえて判明)


世の中そんなものなのですかね?


あ、ちなみに古い工場とかビル物にある、「キュービクル」


コレ、解体手順重要です。


それはね


①古いキュービクルはPCB満タンです

移動の時に液が漏れると大変な事になります。

処分も大変なので(焼却場は出来ましたが、マダマダ時間が掛かります)大抵ビルを新築しても現場のどこかに置いてあるのです。


②古い建物は、電気を止めたところで場内に電気が来ていることがあります

ケーブルが道路埋設してある所まで直結している場合があります。

むやみに引っ張って周辺を停電させたり、知らずにガスで切って作業員丸焦げとか、危ないのよねぇ・・・。未だに事故が減りません。


ってな訳で、皆が注意しているはずなのに、危険が一杯なのです。


あ、そういえば、もっと危ないものがあるので、次回、そのお話を。


(一個人企業批判となりますが、対象の企業の方、あんまり気にしないでくださいね。ただのクレーマーですから)


ではでは。