我が子は、午後に算数1科目入試を受けました。(同日午前と同一校受験)
算数が得意だから受験したわけではありません。行きたいと思っていた学校で算数1科目入試をやっていたからたまたま受験しただけです。
ただ、算数1科目入試に合格すれば、入学した後の自信につながる(理数系科目の勉強を頑張れるようになる)かも、という期待はありました。
本命は午前入試でしたので、午後入試の勉強なんて、入試一ヶ月前まで何もやっていませんでした。
12月末になって、やっと午前入試の算数がある程度点数が取れるようになってきたので、午後入試の勉強も始めよう、ということになりました。
1月の前半2週間に、受験予定校と他校の算数1科目入試の過去問を3回ずつやりましたが、一度も合格最低点を上回ることはできませんでした。
入試本番まであと2週間、このまま惰性で過去問を解き続けてもダメなのは明らかでした。
他校の過去問は、受験予定校とは全く出題傾向が異なっていたので、この時点でやらないことに決めました。
受験予定校の過去問を見る限り、毎年似たような問題が出ているような気がしたので、間違えた問題を繰り返し解かせて確実に解けるようにしました。
午前の算数とも出題傾向は似ていましたが、午後は圧倒的に問題数が多いので、とにかく早く正確に解けるようにしないと間に合いません。
我が子が今まで解いてきた午前入試の算数過去問のうち、大問1の計算問題の書き込みを全てチェックし、間違えた問題と、合っていたけど解法が最短距離でなかった問題を繰り返しやらせて、とにかく早く正確に解けるようにし、これを入試の前日まで繰り返しました。
入試本番5日前に改めて過去問を解かせてみたところ、始めて合格最低点を超えました。
それ以降、午後入試の過去問は、時間を計って全問通しでは解いていません。たった一回合格最低点を超えただけの状態で本番を迎えました。
つまり、算数1科目入試の勉強は、実質本番2週間前からが勝負だった、ということになります。
算数1科目入試に関しては、色々な参考書をやるよりも、午前入試の算数を含め、その学校の過去問を早く正確にできるようにすることが合格への近道だと思います。
