小学校高学年あたりだと、女子が男子よりも体が大きく、口も立ちます。
女子に集団で攻撃されたら、体の小さな男子なんてひとたまりもありません。
娘が小学生の時にも、そのようなことが実際に起きていたようです。
中学受験予定の女子グループが、体の小さな男子を体育館の裏に呼び出して集団でいじめていたようです。
彼にしてみたら、一応「男」である以上、自分が女子にいじめられているなんて、周囲になかなか相談できないと思います。
以前、一度彼が彼女たちにやり返した(叩いた)ことがあったらしいのですが、それを先生に見られてしまったのだそうです。
すると彼女たちは、「女」を武器に嘘泣きし、被害者面をしてその場を切り抜けようとしたのだそうです。
学校側が何も知らないはずはなかったはずのですが、どうも対応が後手気味でした
・加害者の方が学校の成績が良い
・加害者が先生の前では「いい子」を装っている
・加害者の家庭の方が被害者よりも「 体裁」が良い(加害者の父親の多くが都内メジャー大卒で大手企業勤務、一部の母親がPTA役員をやっているのに比べ、被害者の家庭は生活保護対象の母子家庭、等)
・被害者本人や母親からの相談がない
ので、学校も見て見ぬふりをしていたと思われます。
昨今では、小学生に対してもそれなりのジェンダー教育が実施されていたはずですが、彼女たちがそれを歪曲解釈し、「男子いじめ」を正当化しているのだとしたら論外です。
親としても、自分の子どもがこのようなグループに入ってイジメ加害者とならないよう、気をつける必要があるように思います。