アラフィフ親父の戯言

アラフィフ親父の戯言

妻と高校生の娘の3人家族。20代と中高年で複数回転職。国立大学文系学部卒。仕事の人間関係と子どもの成績に頭を悩ませる、氷河期アラフィフ親父です

1月受験を受験中の皆様、お疲れ様です。

中には特待ゲットを狙っている方もいらっしゃるかと思いますが、私の経験上「特待制度は諸刃の剣」です。


ましてや2月受験校が本命の場合、ピークハンティングのために特待合格に拘りすぎるのは尚更考えものです。


以下の過去記事、再度アップさせていただきます。お役に立ちましたら幸甚です。



中高一貫校の中には、いわゆる「特待制度」がある学校があります。

成績優秀な生徒に対し、授業料の全額または一部を免除または給付する制度です。


一般合格はしたものの、特待合格が取れなかったことを残念がっている方も相当数いらっしゃるようです。


お気持ちはよく分かります。

が、注意いただきたいのは、必ずしも「特待 イコール 授業料が浮いてラッキー」とは限らないということです。


なぜなら、特待をキープし続けるためには、入学後も上位成績をキープし続ける必要があり、それが並々ならぬプレッシャーとなるからです。


特待については、私も苦い思い出があります。私の出身中高には特待制度があったのですが、私は取れなかったからです。


私の母校の場合、中学受験時に特待を志望する場合、入学願書とは別の書類の提出が必要でした。が、それを小学校に準備してもらうのが面倒だった(しかも、特待生になると、中学3年間は出身小学校に定期試験の成績が送付されるシステムでした。今は違うでしょうけど)こともあり、特待は志望しませんでした。

 

特待の見直しは、中3から高1に上がる時に行われます。

見直しの基準は明確ではありませんでしたが、概ね成績上位者がなると言われていました。

特待生は学年で十数人いましたが、中学3年間、私の定期テストの成績は概ね10番以内で無遅刻無欠席、クラス委員も何回かやったこともあったので、高校では特待を取れるだろうと、私本人も周囲もそう思っていました。

 

ところが、私は特待を取れませんでした。

これに激怒したのが私の父です。

あてにしていたお金が入らなくなったからです。

父が学校に来て怒鳴りこむ事態になり、私は非常に恥ずかしい思いをしました。

 

その数日後に、学年主任と担任が我が家を訪れました。

色々な資料を持ってきて説明してくれましたが、簡単に言うと、「他教科に比べて数学の成績が悪いため、特待生として認められない」ということでした。


特待合格者の氏名は学校のメインロビーに貼り出されたため、私が特待に選ばれなかったことは万人の知るところとなりました。

私の代わりに、総合順位は20番台だけど数学の成績はトップ5の生徒が特待に選ばれました。

 

あまりのショックで、中3から高1にかけての春休みは、ほぼ一日中家でふさぎ込んで過ごしました。


その後、坂道を転がり落ちるように成績は下降していきました。


しかし、この時に特待を取れなかったからこそ、学校に縛られない方法で自分なりの大学受験勉強ができ、第一志望大学に合格できた、とも言えます。


特待を取ったがために、

・  特待を維持することを四六時中意識せざるを得なくなり、学校生活を全く楽しめなくなってしまう

・特待の名に恥じないように「いい子」を演じなければならなくなり、自分が自分でなくなってしまう

・学校からの干渉がやたら増え、 自分のスタイルで大学受験勉強ができなくなる。つまり、特待を取ったがために志望大学に合格できなくなってしまう

場合があります。


これは、特待を途中で外される以上に辛いことですし、卒業した後もずっと尾を引くことになりかねません。


「特待」か取れるか維持できるかで子どもに過度な負担を強いるくらいなら、最初から特待のことなんて考えない方がいいような気もします。