中学受験で鉄指定校に合格後、鉄に6年間通い続けたのに浪人して中堅大に進学した「自虐ブログ」が話題になっているようです。
周囲はそれを面白おかしく騒いでいるようですが、実はこれ、よく聞く深海魚ストーリーとは異なります。読んでいる限り、通塾だけして勉強を6年間サボり続けたという感じではないのです。
高1あたりで成績が下がり始め、何とかしようともがき続けたものの事態は悪化する一方、精神的にも肉体的にも勉強ができない状態に追い詰められ、結果として高3あたりで全く勉強をやらなくなってしまった
という感じのようです。
こういう時は、努力が足りないからそうなったわけではないので、勉強方法を変えるしかないのです。
今の勉強方法に固執していくら頑張っても、事態は絶対に改善しません。
私もかつて似たような経験をしたので、成績が突然激下がりした時のパニック状態はよく分かります。
中学受験以来の詰め込み型の勉強が、高1か高2あたりで破綻するというのは、決して珍しいことではないのかもしれません。
サピ鉄式の勉強方法は、万人に当てはまる勉強法ではありません。
東大に受かる実力があったとしても、それが合わない、あるいは途中から合わなくなるというのは十分に起こり得ることです。
世間で王道とみなされている勉強方法が、必ずしも自分に当てはまるとは限らないのです。
一生懸命やっているのに成績が下がるのは、あなたがバカだからでも気合いが足りないからでもありません。
今までのやり方を捨てて勉強方法を変えるなんて、とてつもなく怖く感じられるかもしれません。
でも、勉強方法を変える勇気を持ってください。
かつての私のような極端な方法を勧めるつもりはありませんが、今までのやり方を捨てる勇気も、時には必要だと思います。
https://ameblo.jp/gemmakun/entry-12755432840.html
