明治安田生活福祉研究所の面白い調査結果が出ました。
調査は今年3月、恋愛と結婚をテーマに全国の20~40代の男女を対象にインターネットで実施。
20代では「できるだけ早く結婚したい」「いずれ結婚したい」との回答が、男性で3年前の67.1%から38.7%に減少。
女性は82.2%から59.0%に落ち込みました。
20~30代の未婚女性の半数以上が結婚相手に年収400万円以上を望む一方、実際にこの収入がある20代男性は15.2%、30代は37.0%にとどまりました。
この結果からだけならば、若者の結婚への意欲の低下は、男性の収入不足、ということか?
まあ、そういう側面も大いにあるでしょう。
が、ここで占星術的考察を入れてみましょう。
ちょうど今の20代というのは冥王星さそり座世代に当たります。
31歳くらいまでも冥王星さそり座世代。
前にも書いたことあると思いますが、冥王星さそり座世代というのは性へのタブー意識がすごい。
さそり座は性を表し、冥王星は0か100かを表すので、冥王星さそり座世代は性についても両極端に分かれる。
10代のときにもう結婚してるような冥王星さそり座世代も多い。
一方で、全く性体験を経験してない未経験者も冥王星さそり座世代には多い。
私たち冥王星乙女座世代なんかだと20代になるとたいていの人は性体験は経験済みだったような記憶があります。
でも、今の冥王星さそり座世代はセックス未経験の人がすごく多い。
これは「いまどきの若者論」ではなく、冥王星さそり座世代という世代的特徴のような気がしてならない。
20代にもなってセックス経験してないなんて、と批判してるワケではありません。
なぜなのか世代的に性への抑圧みたいなものが冥王星さそり座世代にはあるような気がします。
私の弟子のネリマも冥王星さそり座世代の初期の走りなんですが、ネリマにも性の抑圧みたいなのを感じる。
明らかに私たち冥王星乙女座世代、あるいはその下の冥王星天秤座世代とは性への意識が違う冥王星さそり座世代。
セックスそのものをまだ体験してない若者が多いワケですから、ましてや結婚への願望なんかも低下していくのも無理はない。
経済的な問題のように思われがちな若者の結婚への興味の低下ですが、占星術的には冥王星さそり座世代による性へのタブー意識の影響が大きいような気がします。
それはそれでいいのでしょう。
次の冥王星射手座世代あたりからは結婚へのイメージがだいぶん変わるかもしれません。