稽古場日記というタイトルですが、ここ最近稽古場の基礎稽古に参加せず、脚本を読んで次の作品候補となるものを選んでいます。
かに座にも沢山の貯蔵本がありますから、その中からピックアップしています。
人によりけりですが、私が選ぶ基準は人数、タイトルです。そこでかなりのものがNGではねられて行きます。
そこで、おっ!これは!というのが直感であったら、読み飛ばします。
そして、直感てわ面白そうというのを候補として、他の人にも読んでもらいます。ホント、いつも直感です。
そういう過程で出てきた候補が2つあって、ひとつは個人的には好きな作品なのですが、とても難しく、クセが強いため、共感は得られませんでした。それも理解できるので、候補からは一歩後退しますが、個人的には観たい、やりたい作品でした。
もうひとつは普通に生きている人を描いた作品で、クセはありませんが、良いと感じたさくひんです。こちらは他の人にも読んでもらうところです。
今日は他の人が読んでという作品を二冊持ち帰りです。
そんな過程が楽しいですね。
折笠安彦