ローリング・ストーンズ野郎の雑記 -146ページ目
ローリング・ストーンズに関する雑記とその他

大昔は僕も、今でいうところのNGOに類する団体に席を置いていたこともあるので、「ボランティア」や「募金」を連呼する人間のウサン臭さを見抜くのはけっこう上手なほうだと自負していますが、早速、

「微笑みの国の復興に寄付金を集めましょう」

とか言ってるヒトタチがでてきました。
プーケット大津波の時にも世界各地からの真摯な志願兵のほかに、「NPO名鑑」などで調べても得体の知れないジゼン屋さんたちが大挙してタイに押しよせてきたものですが、その時に僕にアプローチしてきた日本のNPO屋サンは、

「今後の不測の事態にそなえて、タイ保健省に救急車20台を納めたい」

ので的確な窓口を紹介してくれないか、ではなく、

「救急車を買うカネを集めてくれないか」

と言ってきた。
お涙ちょうだい話を散々ちらつかせた挙句、カネだけ持ってドコカへ行ってしまうヒトがいるのでご用心、は江戸時代からの習わしだと思います。

そんなことはさておき、理不尽に破壊されたバンコクのためにナントカしたいと考えておられる方は、ご自身の希望するお金の使われ方、例えば、破壊された建造物の再建支援なのか、火災で仕事場を失って明日の食事にも困っている不特定多数の人たちのためなのか、などを明確にしたうえで支援対象を探し、直接お渡しするのが健全です。

ちなみに、プーケット大津波の時には、僕の当時の職場は観光産業復興に寄付していましたが、僕たち個人はいくばくかの寸志を地元のお寺さんにあずけ、犠牲者の供養などに使ってもらいました。

もっとも、「タイ=敬虔な仏教社会」といっても一部の不心得者による麻薬売買やら秘密売春やらで、「タイのお寺は犯罪の温床」とも蔑まれている時代ですから、寺や坊さんならナンデモいいというわけではありませんでしたが。

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アメリカの人気トーク番組経由で視聴した、ローリング・ストーンズの映像記録「Stones in Exile(「メインストリートのならず者」の真実)」(上動画はトレイラー)はスゴかった。

「真実」の概要はすでに多方面で話題になっていますが、1989年当時のストーンズ史ビデオ「25 x 5」の1970年代初期のギョーシュク版的に、ストーンズの現役メンバーのほかにも、ミック・テイラー、ビル・ワイマンの当時の回想が現在の映像とともに登場。
ほかにも、ボビー・キーズはもちろんのこと、アニタ・パレンバーグまでもが老いを隠さずに出演していることには、思わずドゲザしかけました。

ストーンズらしからぬこうしたアーカイブ整理は、近影シーンもふんだんに織り交ぜていることからも、

「あの時代はよかった」

的なセンチメンタリズムよりも、単なる通過点にすぎないのかも知れませんね。

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一昨日の午後はローリング・ストーンズ「ライトを照らせ」をBGMにひとりで、昨日はお仕事関係のタイ人さんたちと、赤シャツ破壊地を歩いた。


長期休館を余儀なくされていた、上の写真のサイアム・パラゴンは大きな被害もなく営業を再開していましたが、道路と高架鉄道をはさんで位置する日本発の アール・バーガーなどはコゲついたシャッターが閉まったまま、上階部のテナントは全焼。
同じ通りにある、西洋大衆文化を紹介してきた映画館は見る影もなかった。

セントラルワールドは、伊勢丹入居部以外は壊滅状態。
高架鉄道の車窓からも見えるその凄惨さには思わず背筋がこおりつくおもいでしたが、鉄骨ムキ出しで半壊した中間部を見上げながら、

「あの家具屋さん」

と言いかけたところ、僕の横にはその家具屋のオーナー氏が立っていたので、言葉をのみこんだ。
僕個人が去年の入院時に人工呼吸器をつけられているところを写真に撮られたのがイヤだったので、テレビや新聞で報道されてダレもが知っている光景をコレ見よがしの写真撮影はしませんでした。

再建されたときには、その写真をバンバン、ブログにも使いたいと思っています。

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今は愚かなだけだけど」

としっかり自分で落としてくれるミック・ジャガー、最高ですね。
カンヌ国際映画祭の席上でミック・ジャガーがフランス語でスピーチしたのだそうです。

【カンヌ映画祭】ミック・ジャガー、仏語で「あのころ僕は若かった」 (「eiga.com」5月24日)
ほか多数。

しかし、こういう周辺ニュースが次から次へと出てくると、「「メインストリートのならず者」の真実」を早くフル視聴したくなってきますね。
また、日本版EOMSには、例によって日本のみボーナストラックもついているんだそうです。

メインストリートのテロリストたちもいなくなったことだし、お仕事いっぱいしなきゃなあ。
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北野武映画監督の次期公開作品「アウトレイジ」(上動画)も出品されていたカンヌ国際映画祭で、タイ映画がパルムドールを受賞。

というニュースは、当然、ご当地タイランドでもウルトラ大速報あつかいだった。
審査員の先生がたに政治的配慮があったのかどうかをカンぐるのはイカガなものかと思いますが、現在のタイにとって明るい話題のひとつには違いありません。

最高賞を受賞したタイ映画「アンクル・ブンミの思い出」は、タイではほとんどの人が見向きもしないけれども国外では高く評価されやすい「芸術」作品とは違って、映画の題材はひらたくいえば、人情的怪談。
タイの国民的娯楽の王道ともいえるネタがカンヌで認められた、ということには、僕も素直に驚きました。

さらには、この映画監督が、昨年来、僕がインタビューしてきた若きタイ人文化人の一人だったことも、オドロキに拍車をかけています。
次回作にはエキストラ出演させてもらおうかな。

驚きとブーイングで幕を閉じたカンヌ国際映画祭 (「ぴあ映画生活」5月24日)
カンヌ映画祭 たけし賞逃すも「ざま~みやがれ」の心境 (「夕刊フジ」5月24日)
ほか多数。

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