苫小牧(とまこまい) ('02.6.3)
6月3日、月曜日。
ホテルを10時ちょうどに出発。
今日も故郷、苫小牧を歩く。
まずは自分の生まれた、市立病院を見る。
この付近の建物は、古いものが残っていて、何となく記憶にある。
※苫小牧市立病院は当時、繁華街に近い本幸町にありました。
2006年(平成18年)に移転し、現在は緑ヶ丘公園の近くにあります。
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バスがちょうどいい時刻になかったので、駅まで歩く。
道の途中にある地図でわかったのだが、今の長崎屋の建物が、もとファンタジードームだった所で、長谷川の建物が、その頃までの長崎屋だったのだ。
ということは、やはり長崎屋から出ていたチューブは、ジェットコースターだったのだ。
サンプラザの地下でクレープを食べて、朝食のかわりにする。
今日は、昔よく行った緑ヶ丘公園と、博物館に行きたいと思う。
昨日に引き続き、市営バスターミナルで迷う。
昔はしょっちゅう使ってたのに。
11時12分発のバスで緑ヶ丘へ。
※苫小牧市営バスは2012年(平成24年)、道南バスへ移譲されました。
11時23分、公園通りバス停着(ゲーム路銀 -\710-\220=-\930)。
緑ヶ丘公園は、文字どおり丘の上にある。
ハイランドスポーツセンター。
小学生の頃、スケートや水泳の授業があるとここに来ていた。
『クレイジークライマー』を初めて見たのもここだった。
建物の雰囲気は、当時と変わってないようだった。
ちょうど幼稚園のバスが着いたところで、建物の中から園児たちがぞろぞろ出てきて、バスに乗っていった。
丘のてっぺんには、展望台があった。
多分、昔はなかったと思う。
どんな景色が見えるのかと、期待して行ったら、
何と! 月に1度の休館日!
まったく月曜日はこれだから。
※緑ヶ丘公園に展望台ができたのは1998年(平成10年)です。
坂を下りているときに、サイレンが鳴った。
王子製紙の工場のサイレンだ。
苫小牧の町では、これが正午の合図。
公園通りバス停では、バスの本数が少ないと思って、もっとひんぱんにバスが来るバス停を探して歩く。だがなかなか見つからず。
停留所5つ分歩いて、緑町郵便局前バス停に着いたのが12時28分。
無駄に歩きすぎである。
36分のバスに乗る。
2つ先の王子総合病院前で下りて、次の目的地へ(ゲーム路銀 -\930-\200=-\1,130)。
白鳥アリーナの前を通る。
1996年にできたスケート場らしい。
苫小牧は、アイスホッケーの王子製紙の本拠地で、またスピードスケートも盛んな「スケートの街」である。
※現在の名称は「nepiaアイスアリーナ」となっています。王子製紙アイスホッケー部は、現在のレッドイーグルス北海道の前身です。
※最近の「日本縦断ゲーセン紀行」はこちら。
俳優・八名信夫氏の著書『悪役は口に苦し』(小学館)の中で、それぞれの時代背景について補足説明する文章を、少しだけ書いてます。