AA型からプリウスまで<200日目 清洲城下でお花見(3)> | ゲイムマンの日本縦断紀行

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ゲーセンでゲームをプレイし、1面クリア毎に増える“ゲーム路銀”を交通費にして日本縦断を目指す「ゲーセン紀行」でしたが、ゲーセン巡りよりも、普通の観光旅行の方が主になってしまいました。

現在このブログ上でゲーム『香川県からの脱出』を公開中。

栄生(さこう)('15.4.4)

トヨダAA型(200-10)
引き続き、トヨタ産業技術記念館。
1階へ。各時代のトヨタの車が並ぶ。
トヨタ初の量産乗用車、トヨダAA型。隣にG1型トラックもある。

トヨペットクラウン(200-11)
本格的国産乗用車、トヨペット・クラウン。
カローラなどもあった。

プリウス(200-12)
プリウスは長野五輪聖火リレー仕様。

開発技術の変遷についての展示。材料は軽量化、安全性の向上などのため、アルミやプラスチックの割合が増えている。
また、リサイクルされることを前提に造られるようになった。

技術開発の変遷。各時代の製図台が展示されていた。
1980年代には、設計にコンピュータが用いられるようになる(CAD)。
デザイン検討用の5分の1モデルが並んでいるが、作られた時代によって材料が異なる。

高速化と信頼性向上のための評価技術の変遷。高速走行試験の装置(シャシダイナモメータ)がある。
いろんな路面の模型も。東富士テストコースに、こういういろんな路面が再現されていたそうだ。

安全性の研究。衝突実験用のダミー人形の進化。ミラーやシートベルト、エアバッグ。衝突試験でひしゃげた車(前や後ろはぐちゃぐちゃだけど、車内は変形していない)。

そのほか、歴代プリウスのエンジンとモータ、排気ガス浄化用触媒の変遷、懐かしいタイプのカーオーディオ、シートの発展など。

挙母(ころも)工場初期の作業風景が再現されている。チェーンコンベアが使われている。
エンジンシリンダブロックの鋳造。型を使わない鍛造。工作機械は自社製作のものも多い。
手作業が多い板金加工。プレス加工もあったが、今より技術が未確定だった。
そして熟練工によるスプレーでの塗装。

超巨大な600トンプレス機が動いている。1960年に導入されたもの。
その隣には、これも巨大なメインボデー自動溶接ライン。
プレスされた各パーツを、自動的に組み立てるロボットの動きがかっこいい。実際はこの後に溶接も行なっていた。

創造工房(200-13)
いったん外へ出て、「創造工房」へ。
何かちょっと暑い。
この建物は1926年、G型自動織機の本格生産のため、刈谷に造られた豊田自動織機製作所の鉄工場の一部。
手前には門柱もある。

G型製造に使われた工作機械や、この建物の外壁(鉄筋コンクリートだけどレンガ造りの形状)を展示。
いろんな機械の構造がわかるサンプルもある。

トヨタ産業技術記念館


※これ以前の「日本縦断ゲーセン紀行」&地図はこちら。
第200回 清洲城下でお花見(栄生→清洲→稲沢)
第199回 桜と自動織機がいっぱい(庄内通→庄内緑地公園→栄生→名古屋)
第198回以前

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