映画「牛首村」が楽しみすぎて予想してみた。 | へちまとろん

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 今月18日から全国(ロケ地のある富山県と石川県は先行11日から)上映される恐怖の村シリーズ第3弾「牛首村」。とっても楽しみなので予告編等の公式広報情報から、弟とどんな物語か妄想し、予想したのでまとめてみた。

 まず、公開されている情報から重要そうなフレーズや言葉などを抜き出してみる。 
・煽り文「あの事故も、失踪も、すべてアノ風習のせい。」
・牛の首(怪談)
・坪野鉱泉(心霊スポット、失踪事件)
・牛首トンネル(心霊スポット)
・双子
・ヨリシロ
・青い蝶

 煽り文からも判るが、牛首村の風習がネックになっているのがわかる。
 

 「牛の首」という怪談は、恐ろしすぎて聞いた人は死んでしまうという都市伝説的な怪談だ。それ自体は江戸時代からあるといわれているが、内容が伝わっていない(皆死んだんかな?)ネット都市伝説では飢餓で人間に牛の首を付けて殺して食べたとかいう話があるようだ。公式Twitterに牛の首を付けた映像もちらっと公開されていたので関わりがあるかもしれない。
 

 公式HPに牛首トンネルの説明がある。それによると正式名称「宮島隧道」、牛首トンネルという名の由来は、牛首村にある八坂神社の神様「牛頭大王」からきているとある。牛頭大王は頭が牛、体が人間の神様だが、ホラー映画なんだからここは地獄の獄卒、牛頭馬頭の事なんじゃないかと思う。(ちゃんと勉強している方は「いや、別物だろ」とご立腹されるかもしれませんが、楽しい妄想と思って読み流してくださるとありがたい)

 
 ホラーだから、というのもあるけど、もう一つ引っかかるのが次のキーワード「双子」だ。牛頭馬頭は牛の首の鬼と馬の首の鬼のセットだ。
 

 そしてこれは考えすぎかもしれないが、予告編の冒頭で坪野鉱泉跡で何かが落下?する。その時に壁に下矢印が書いてある。これは坪野鉱泉の地下に何かがあるということを指し示しているのではないか。それが「地獄」、もしくは「地獄のような物」、なのではないかと考える。
 
 上記から、牛首村の風習について妄想してみる。
 牛首村では地下の「地獄」が出てこないように、牛頭を神様(牛頭大王)として祀る事にした。牛頭とセットの馬頭を消す事で「地獄」との関わりを断たせようとした。そして同様に2人セットである双子も忌み嫌われ、存在を消された。
 ・・・・・・が、公式発表した中に「馬」に関する物は全く見えてこない。消されたから当たり前なのか、予想がまったく外れているか・・・・・・。

 キーワードにヨリシロも気になるところだ。公式では「ヨリシロとは心霊が取り憑く対象」と説明している。

 予想した風習とつなげると、対象に牛頭大王か馬頭を取り憑かせて・・・・・・という話になる。

 ヒロイン役のKōkiさんと牛の首をかぶった誰かが背中合わせに立っているビジュアルが公開されている。美しく神々しいその姿は本当に神のヨリシロなのかもと思わせてくれる。

 ところであのビジュアルで顔を見せている方は奏音なんだろうか?詩音なんだろうか?

 最後にどうしても判らない事がある。HPやポスターにも使われている青い蝶。虫をよく知る弟に聞いたところモルフォチョウという蝶らしい。「生きた宝石」「世界で最も美しい蝶」と言われているそうだ。自分でも調べてみたが、今回使われているのはペレイデスモルフォチョウという種類で、花の蜜より腐った果実を好み、中米に生息する。熱帯雨林だ。日本にはいない。でも牛首村にはいるってことなんだろうか? 綺麗だから使っただけなのか・・・・・・。