ウインドファミリーなごや
第20回記念定期演奏会
急に暑くなった18日の午後む、ウインドファミリーなごやの第20回記念定期演奏会に出かけました。今回の会場は新栄にある「芸術センター名古屋」です。会場に到着したのは開場から10分後でしたが、すでに1回席はほぼ満席でした。そう、ここのコンサートはいつも満席になるのです。こういう吹奏楽団の演奏会は珍しいでしょう。そして、何よりも子供が多いのがここのコンサートの特色です。コンセプトが明確なんですな。
後半のプログラムはロビーに張り出してありました。
この吹奏楽団は2001年に結成されました。当初は名古屋大学の吹奏楽部が中心になって結成されたようです。オケの方とは違ったんですなぁ。初回の定期演奏会は翌年からスタートし、コロナ禍というものもあって今年無事20周年の定期演奏会に辿り着いたというわけです。
この吹奏楽団の特徴の一つは「オープニングアクト」という開始前にミニ演奏会が行われることです。
クラリネット四重奏
サックス四重奏
写真撮影には失敗しましたが2つ目の金管五重奏がやはり音色的には一番面白い演奏でした。こんな感じでした。
第一部はオーソドックスな吹奏楽の作品が数々演奏されました。
トップを飾ったのはアルフレード・リードの「カーテンアップ」という作品でした。個人的には初めて聴く作品でしたが、元々は英国式ブラスのために書かれた作品ということもあり、とても華やかで幾つにも別れたパーツがバリエーションに飛んでいてとても楽しいオープニングになっていました。
2曲目は
足掛け3時間にも及ぶコンサートでしたが久しぶりに音楽を楽しめるコンサートとなっていました。来年も5月17日にこの会場で開催されるようで、今から楽しみです。