オークションで処分したレコードたち 21
その他
古いUSBの中には断片的に処分したいろいろな画像が残っています。今まで整理しきれなかったものに以下のものがありました。ランダムに取り上げます。最初はレコードです。
イージー・リスニング・ブームに1971年に登場したアーティストです。1971年、ミュンヘン放送管弦楽団のピック・アップ・メンバーによって、ノーマン・キャンドラー楽団を結成しました。そのノーマン・キャンドラーはドイツ ミュンヘン出身の作曲家・編曲家・楽団指揮者・ギタリストです。本名はゲルハルト・ナルホルツといいます。ただし、このオーケストラ、海外におけるクレジットは"ザ・マジック・ストリングス"で、その楽団は、ヴァイオリンだけで48名という、総勢80名からなるストリングス中心の大オーケストラでした。ただ、活躍はスタジオのみのレコーディング用のオーケストラでした。日本ではこんな曲がヒットしました。
「デオダード」といえはCTI時代の「ツァラトゥストラはかく語りき」や「ラプソディ・イン・ブルー」などが知られていますが、これらはCTIのプロデューサー、クリードめテイラーによって生み出されたもので、本来の「デオダート」はその後のMCAやワーナーでの活躍で評価されるべきものでしよう。
上は1978年にワーナーブラザーズで発表された「ラヴ・アイランド」というアルバムです。貼り付けたのはタイトル曲です。。
キングから1500円板で発売されたCTIレーベルのアルバムです。ライブでデオダードのオーケストラにパーカッションでアイアートメモレイラが参加していました。このアルバムではライブバージョンの「ツァラトゥストラ」が聴けます。
1980年発売の「ナイト・クルーザー」というアルバムです。ブラジル出身の奇才キーボーディスト、デオダートが放つフュージョン・コンテンポラリー・サウンドの応酬!様々なアーティストに提供したアイデアの全てが凝縮された、最高にスムージーな傑作アルバムです。
「アーティストリー」は1974年発表でMCAから発売されています。本作はデビューから2年後の1974年6月ミシシッピ・リヴァー・フェスティバルで行われたライブを収録。壮大なオーケストラを率いて代名詞ともなった「なき王女のためのパヴァーヌ」「スーパー・ストラット」などの名曲が圧倒的なスケールで展開されています。
「ェリー・トゥゲザー」は1976年にMCAで発表したアルバムです。MCA最終作でアルバムの完成度は、本作がダントツでしょう。選曲にしてもアレンジにしても、非常にバランスが良く、ニューヨークの名うてのスタジオ・ミュージシャンたちの使いかたも、適材適所だグルーヴィーです。
レコード時代にはブートレックと呼ばれる海賊盤にも手を出していました。これはそのビートルズの作品を集めたものでVol.1とVol.2が発売されていました。ビートルズの楽曲を各4枚組の合計8枚に彼らのヒット曲を網羅していました。ということで、小生はビートルズはこれで事足りていました。オーディオ・テープという怪しげなレーベルでしたが、名前の通り、テーだからソースをコピーしていたようでなかなかの音質でした。ビートルズ・フリークではなかったのでこれで十分でした。
で、こちらも同じレーベルの4枚組のボックスセットで、この箱にはvolume1と書いてありますが、ついぞvolume2は見たことがありません。ちなみに、当時このメーカーに他のアルバムもあったら教えてくれとメールを出しましたが無しのつぶてでした。
アメリカでこういうオムニバスものが発売されるとは驚異でした。何しろ顔ぶれを見れば、ほとんどのレーベルをカバーしている内容ですからね。まともには発売出来る代物ではありません。海賊盤たる所以は、解説などいっさいありません。曲目リストはこのボックスの表紙に印刷してあるこれだけです。ボックス裏は一面黒、味も素っ気もありません。それでも、これだけのアーティストのヒット曲を一同に聴けるアルバムは国内盤はもちろん、外国のメジャーレーベルにもありませんから飛びついたものです。
曲目リストのトップはポール・モーリアの「恋は水色」、最後はBS&Tの「スピニング・ホイール」まで実にバラエティに富んでいます。ジャンルも偏っていません。フォークから、カントリー、ソウル、ロック、イージー・リスニングまで幅広く収録されています。ポール・モーリアの「恋は水色」がトップなんて信じられませんが、この曲がアメリカでもヒットしたことが伺えます。
さて、ここからはレーザーディスクの処分品です。時代的にはこちらも骨とう品ですからねぇ。一応初期の3作は揃えましたが、スターウォーズシリーズが面白かったのはやはり、第1作と第2作でしょうか。
主演者の舞台挨拶まで見たという意味では思い出深い作品でした。この作品に関しては映画から入って、逆にあとからミュージカルの舞台を見ました。
作品的には大コケした映画でした。しかし、ニール・ダイヤモンドの書いた音楽は最高で、コリ作品からニールを認識しました。
SFモノが好きということでこういう作品も集めましたが、これはアメリカの最初のロケットが飛ぶまでの物語でした。ただ、音楽がまるでチャイコフスキーのヴァスーいおりん協奏曲を模した旋律で展開されるのでそちらの方が興味深かったです。
「メトロポリス」は古典的SFの代表作です。手塚治虫はこの作品をアニメ化していますが、音楽まで含めてオリジナルは壮大なスケールです。
サントラ盤も所有しているのですが、やはり映画の方が面白いので手に入れました。
「スター・トレック」シリーズはTVドラマの時代からの大ファンで映画は全作品鑑賞しています。ファン李中ではこの劇場版スター目トレックは公表のようでスター・トレックのテーマ音楽と言えばこの作品のジェリー・ゴールドスミスの作品が一般的でしょう。
スター・トレックの映画音楽に関してはこの第2作が最高だと思っています。ジェームス・ホーナーの作曲でテーマ曲だけでなくいわゆる劇伴がいスクリーンにマッチしています。また、ここで描かれる悪役の「カーン」は映画版スタートレック第12作にも登場するということでスタートレック・ワールドの一環を形成しています。
第2作で死んでしまった「スポック」がよみがえるというストーリーです。同じような状況はスタートレック第12作でも使われており、そちらでは今度はカークがよみがえります。レナード・二もいの初監督作品でした。
第4作もスポック役のレナード・二モイが監督を務めた作品として知られています。また、映画音楽もレナート・ローゼンマンが担当していました。懐かしい名前ですなぁ。彼はジェームス・ディーンの主演した「エデンの東」や「理由なき反抗」で知られています。
第6作の「未知の世界」です。初期のクルーによる事実上の最終作品です。この作品では唯一クリフ・英でルマンが音楽を担当しています。あまり多くの映画音楽は書いていませんが、「フリー・ウィリー」や「クレイジー・ピープル」などの作品を書いています。
「ファンタジア」のレーザーディスクです。この映画のサントラも所有していたのですが、いつの間にか散逸しています。映画は1940年の作品でしたが、サントラはちゃんとしたステレオで録音されていました。
「エイリアン」シリーズも一番面白かったのはやはり第1作でした。この作品では主演のシガニ―・ウィーバーが坊主頭になったのが印象的でしたが音楽はエリオット・ゴールデンサールが作曲していますが全く頭に残っていません。
コンピューターが登場する作品のもっとも初期の名作です。マシュー・ブレデリックの演技がさえていました。1983年の作品で、