能楽堂deめいおんジャズコンサート | geezenstacの森

geezenstacの森

音楽に映画たまに美術、そして読書三昧のブログです

能楽堂 de

めいおんジャズコンサート

 

 

 

 11月12日に名古屋能楽堂でジャズのコンサートが開催されましたので出かけてきました。

 

名古屋能楽堂

 

 能楽堂は名古屋城の目の前にあります。ただ実際には交通的にはやや不便です。まず、名古屋駅からは直通のバスがありません。いや、あることはあるのですが普通のバスではなく「めーぐる」という観光用のバスのみです。栄からなら栄13号系統安井町行きで直通で名古屋城正門前へダイレクトに行きます。まあ、地下鉄なら名古屋城駅がありますが、徒歩10分以上かかります。名城線だと丸の内から15分以上でしょうか。まあ、小生は栄13号系統で一本で行けますから問題はないんですけどね。

 

 

 能楽堂でジャズを演奏するというコンサートはままあるようですが、舞台が右寄りになるので感しょぅにはちょっと難があるかもしれません。

 

 

 下手の花道をうまく演出に使えると楽しいコンサートもあり得るでしょうか。

 

車椅子席は上手後方に用意されています

 

能楽堂の舞台と座席配置です

 

もう一つの車椅子スペースが今回のPAブースになっていました

 

今回のコンサートではトランペットの渡辺勉氏はMCに徹していました

 

 下はこの能楽堂で開催されてCUGのジャズコンサートの模様です。ここでは渡辺勉氏がちゃんとトランペットを吹いています。

 

 今回のコンサートはビッグバンド一本槍ではなく前半はコンボスタイルでの演奏でした。それも今回はジャズボーカルも入るという色々なコンボを楽しめました。メンバーも豪華でトロンボーンに中路英明、ベースに日景修、そしてボーカルらは森久子という布陣で様々なセッションが楽しめました。

 

 

 

 

 前半の「ワンノート・サンバでは森久子氏のボーカルを加えたラテン・ジャズの形で演奏されました。

 

 

 曲目はタイトルだけが列記された味気ないものですが、よくみればジャズのスタンダードが名を連ねています。第一部の「ジョージア・オン・マイ・マインド」なんかはは1960年にヒットしたレイ・チャールズの歌で広く知られていますし、後半のカウント・ベーシーの演奏で知られた「トール・コットン」、フランク・シナトラの歌で知られる「ザッツ・ライフ」なんかも演奏されています。

 

 

 

 1部、2部は休憩なしでノンストップで演奏されました。2時間半の長丁場はちょっと厳しいものがありましたが、椅子がゆったりしているのでご機嫌で楽しめました。

 

 

 コンサートは長いギターソロを含むビートルズの名曲「ヘイ・ジュード」で締められました。そして、アンコールは1曲目はベルト・ケンプフェルトの「LOVE」が演奏されました。この曲は花道を使ってパフォーマンス付きで華やかで楽しい演奏になっていました。ちょうど下の映像のようなパフォーマンスでした。

 

 

 アンコール2曲目は華やかな「explosion」が演奏されました。

 

 

 能楽堂でのジャズコンサート、会場の広さもちょうどよくなかなか楽しめたコンサートでした。

 

以前のコンサートの記事