過去記事の修正 93 クラシック編 | geezenstacの森

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過去記事の修正 93

クラシック編

 

 ここ最近、こういう記事を取り上げていませんでしたが、長年このブログを書いていると過去記事のリンク切れが目立ちとても記事としての体裁を保っていません。このブログはYouTubeの音源を貼り付けていることが多いのでそのリンク切れは目に余るものがあります。ということで、最新の内容に修正している次第です。

 

 最初は、ケルテスのコダーイです。このアルバムはデッカサウンドというボックスに含まれているものです。このケルテスのコダーイは名演として知られていますが、今流通しているもののほとんどが組曲盤です。まあ、曲自体も組曲盤の方があっとうてきにおおいのですが、このケルテスは「ハーリ・ヤーノシュ」の全曲盤も残しています。そんなことで記事として取り上げています。

 

 

 最近「マエストロ、ようこそ」という本を読んでいるのですが、その冒頭が下のアルバムに含まれているカルロス・クライバーのブラームスです。気まぐれ指揮者で、ドタキャンでコンサートをキャンセルした筆頭といってもいいでしょう。しかし、コンサートはべつとして、プライベートでも度々日本に来日していたというクライバー、そのオフのクライバーのことが紹巴の本には詳しく書かれています。

 

 

 こちらもそれに関連して音源を修正しました。京都と箱根がお気に入りだった様でお忍びの来日では1ヶ月ほど滞在していたといいます。妻を亡くしたことが一番ショックだった様で、彼は一人で一に旅立っていったことが上記の本には書かれています。

 

 

 2013年ごろに「ウィーンフィル・シンフォニー・エディション」というボックスセットが発売されています。この当時、レヴァインのモーツァルトは全く人気がありませんでした。小生は単品でも彼のモーツァルトを購入していましたが、このセットには全曲収録されています。売れない音源はまとめてボックスに混ぜちゃえねという典型的な抱き合わせボックスでした。でも、ウィーンフィルはモーぁルトの交響曲全集はこのレヴァインとが唯一なんですな。そして、多分2度と前週はできないでしょう。

 

 
 2010年から数年間は空前のボックスセットのブームでした。小生もそれに合わせてせっせと買い込んだものです。ただ、CDの時代はピークを過ぎていて、クラシックもこういう形でしか売れない時代になっていた様です。クレンペラーという指揮者はそれほど好きな指揮者ではなかったのですが、このセットはない様で購入したことを覚えています。幻想交響曲は聴き初めの頃、ブーレーズの演奏が一番楽譜に忠実なテンポで演奏していることを知って、それ以来遅い店舗を好んで聞いてきました。その趣向に合っていた指揮者の一人がこのクレンペラーでもあったのです。
 

 「デッカ・サウンド」のボックスセットに含まれていた一枚です。ただ、ここではオリジナルの形ではなく再発でリリースしたない様でCD化されています。そんなことでジャケットも再発の「エース・オブ・ダイヤモンド」のジャケットが使われています。

 

 

 幻の指揮者と言われた「チェリビダッケ」、そのボックスセットが発売された時は狂喜しました。度々テレビで放送されたものを試聴していましたが、じっくりとしたテンポの中にスレの小宇宙がありました。この「シェエラザード」も多分、チェリで聞いた後他の指揮者で聞くと別の世界の音楽の様に聞こえるのではないでしょうか。

 

 

 ロリン・マゼールが亡くなったのは2014年でした。この記事はその時に取り上げたものです。ただ、取り上げた録音はほとんど忘れ去られていたものです。この記事で取り上げたボックスセットで初めてCD化がされた貴重な音源でした。のちに録音したウィーンフィルの演奏と比べてみるのも一興でしょうか。