第30回記念
ポン・デ・ザール展 1
今週は東海地方の美術家の団体「ポン・デ・ザール」の作品展が、名古屋東区の「愛知県美術館ギャラリー」で開催されています。「ポン・デ・ザール」は東海地方を中心に活動する会派やジャンルを越えた美術家の団体で、会場にはおよそ40点が展示されています。まあ、これだけでしたら通常は2室ぐらいの規模なんでしょうが、今年は30周年ということで、「歴史を語る&創立期の会員による集中展示」という特別企画の展示もありました。ある意味、こちらの展示の方が今年に限っては見応えがありました。
下は昨年の展覧会の様子です。
この展覧会はキャプションに作家の顔写真が貼られており、作者の顔を見泣かせら作品を鑑賞できるのが特徴です。
クニウミ カワゐマユラ
すり抜けていく未来 本郷梨衣
憂き世の風 ー西へ 田中敏夫
有田川の棚田 加藤哲男
いつもの陽の当たる場所へ 山田徹
風渡る部屋 山口繁雄
時の記憶 坂本冴子
龍神 加藤眞恵
彩霞 フランスカレンナック 奥村聡臣
行き先無 太田昌文
街の記憶 早瀬玲
Black Swan 外山順子
そうだ、京都を描こう 秦敏信
水彩アクリルで描かれたこの作品、タイトルがいいですなぁ。花を主題に持ってきて描いていますがこれで四季を描いていたらもっと魅力的になったのではないでしょうか。
裏町の老楽師
御嶽遠望(祈り) 柳瀬辰久
夜空・長い夜のはじまり 國近政子
ひとときの風 丹羽直子
永遠の想い 山田恭子
刻 吉川サキ子
INSPIRE CARAVAGGIO II 奥野穂
シェークスピア劇場 長谷川純
宙匣(SORABAKO) 野村郁夫
山門 田内公望
地球は回る ふるた加代
秋の陽に 濱口加奈美
とということで作家の変遷が辿れるパート2へ続きます。