取りこぼしの展覧会 3 | geezenstacの森

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取りこぼしの展覧会 3

 

 

 

 今月初めに取り上げた「二元展」と同時期に開催されていた展覧会です。「尾北アーティスト協会」というところが主催している展覧会です。この展覧会去年も見ているのですが、どうも記事にはしていなかったようです。一般の絵画から立体作品、またアニメージュ作品まで幅広い作品が展示されています。BAK展は黒瀬道則さん(扶桑町)が代表ですが、尾北ということで濃尾平野の北に位置する愛知県北部と岐阜県の作家が集まっています。

 

 

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何か芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を思わせます。

 

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森とさかな、うまい組み合わせです。

 

 

 並びのスペースでは「第53回日彫東海展」も開催されていました。日展などの彫刻は何か型があるのかあまり変化のある彫刻は展示されていないのですが、この日彫展は発想的にも面白い作品が並んでいて好きです。日彫東海展には、役員16点・正会員58点・会友5点・一般7点・U-20は12点、合わせて98点の作品が展示されていました。

 

 

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なかなか彫刻では出会わない横たわる彫像

 

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まんぼうとの組み合わせが意外です。

 

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木の質感をうまく利用しています。

 

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 そして、もう一つは渡洋消し図書館の1階で開催されていた「美影会 水墨画展」です。水墨画の持つ陰影と優しい色使いの作品が並んでいました。一つ一つは大きに作品ではありませんが、余技を楽しむ人たちの楽しい雰囲気が伝わってきます。