メナード美術館とカレーうどん | geezenstacの森

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メナード美術館と

カレーうどん

 

 連休最終日は休みが取れましたので近場で行けるところということで小牧市にある「メナード美術館」へ出かけてきました。この美術館は小牧市役所、小牧山の東にあります。

 

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 ここでの展示は写真撮影が禁止されています。今時、SNSでの字用法発信を拒否している珍しい美術館ですが、ネットで検索するとかなりの映像が流出してアップされています。今回の展示は、この前の「歳時記 花ひらく春」の続きとなっていて、「歳時記 風薫る夏」として4月13日から7月7日まで開催されています。「風薫る」とは夏の季語の一つで、新緑の季節に若葉の中を爽やかな初夏の風が吹き渡るさまを指します。この企画展示としてはさまざまな夏の姿を日本画、日本洋画、工芸作品約60作品、そのほかに特別展示「島田鮎子」が14作品、そして、美術館収蔵の「もっとMORE西洋絵画名作選」が17作品展示されているという構成になっています。

 

ホール前室に展示されている「馬と騎手 マリノ・マリーニ」

 

 この作品なんかは美術館の紹介ページに掲載されているものですが、撮影禁止の表示があります。

 

明日香栢森 田淵俊夫 1976

 

雲立つ嶺 東山魁夷 1976

 

 

ヴェールをかぶった女 アンリ・マティス 1942

 

一日の終わり ゴッホ 1989-90

 

麦藁帽子をかぶった子供 ポール・セザンヌ 1989-1902

 

仮面の中の自画像 ジェームズ・アンソール 1899

 

   さて、鑑賞後はランチに繰り出しました。久しぶりにステーキの「あさくま」に行こうということになりました。最近店舗数が減っていますが、小牧市には以前から店舗があります。ただ、GWということもあり10組以上の待ちがありました。

  

 個人的に食べるのに待つことは好きでは無いので、さっさと諦めて次をチョイスです。久しぶりに名古屋名物のカレーうどんでもという事で、近くのユニーの小牧店の中にある店に移動です。

 

 

 名古屋めしとしてのカレーうどんはあまり目立たないものでしょうか、れっきとした名古屋めしとして台湾ラーメンや味噌煮込みうどんと並んで列記されています。その店のひとつが「若鯱家」なんですな。ただ、うどん類の値上がりはびっくりするものがあります‼️

 

  若鯱家もその例に漏れませんが、丸亀製麺よりはマシでしょう。丸亀製麺なんかトッピングも爆上がりで、それを加えたら軽く1000円を超えてしまいます。

 

 これが名物のカレーうどんです。麺は太麺でドロドロのカレーソースが面に絡みます。辛口のスープですが、これは病みつきになります。具はかまぼこ、豚肉、揚げとネギのみです。いゃあ美味い👍麺を噛みちぎりながら咀嚼し、スープで流し込みます。ややピリ辛のスープはなんともたまりません。これが名古屋のカレーうどんです。スープも残さず平らげて満足のランチでした。

 

 

 この若鯱家のカレーうどん、小牧にはもう一店舗あります。小牧駅前の「歩歩亭」という店です。こちらは元祖若鯱家直系の店です。今の若鯱家は分家が勝手に若鯱家の名前を商標登録してしまったので本家は、その名前が使えません。最近まで名乗っていた、屋号の若鯱家をどうも分家が使用件を差止したのか、本家の若鯱家を名乗っていたこれらの分家は廃業に追い込まれるたようで閉店してしまっています。

 

小牧駅に程近い「歩々亭」縦看には元祖若鯱家の文字も

 

 残っているのは以前から「歩歩亭」として看板をあげている小牧店と元祖若鯱家で名古屋の黒川に「鯱の家」と店名を改めた店だけです。

 

元祖若鯱家の「鯱乃家」黒川本店

 

  まあ、名古屋めしとして食べるなら是非この「鯱の屋」へ出かけてくださいな。地下鉄黒川駅から徒歩3分です。ただし、こちらは名古屋市の観光案内では出てきません。