プラハ市管弦楽団の{バットマン} | geezenstacの森

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プラハ市管弦楽団の

バットマン

 

曲目/

1. Batman, film score: Theme  

2. Batman, film score: Flowers & Love Theme   

3. Batman, film score: The Joker's Poem & Clown Attack  

4. Batman, film score: Up the Cathedral 

5. Batman, film score: Waltz to the Death  

6. Batman, film score: The Final Confrontation & Finale 

7. Batman Returns, film score: End Titles  

8. Batman Forever, film score: Batterdamerung & Mouth to Mouth Nocturne  

9. Batman & Robin, film score: Main Titles & Fanfare  

10. Batman Begins, film score: Eptesicus  

11. Dark Knight, film score: Aggressive Expansion, The 

12. Batman: Mask of the Phantasm, film score: The Birth of Batman / Main Title / The Promise  

13. Batman Gotham Knight: End Credits Suite, film episode score  

14. Batman: The Movie, film score: Main Titles - (with London Music Works) 

15. Theme from the Batman television series - (with London Music Works)

 

編曲/Christopher Drake

指揮/James Fitzpatrick

演奏/プラハ市管弦楽団

E:Dave Moore; Jan Holzner; John Timpe

 

Silva Screen 738572127626

 

 

 チェコ・プラハを拠点とするオーケストラです。オーケストラの歴史は、第二次世界大戦直後の 1947 年に巨大なバランドフ映画スタジオの社内オーケストラとして設立された映画交響楽団 (FISYO) に遡ります。 分離され完全民営化された後、当初はチェコ交響楽団という名前で演奏していたが、他のチェコのアンサンブルがその名前を無断で使用するという問題があった。 ベルベット革命後の 1992 年に、音楽プロデューサーのジェームス フィッツパトリックにより現名称となり、国際的な映画やTV、アニメ、ゲームといった音楽やクラシックのレパートリーを演奏。欧州を中心に、中国、チリ、レバノンはじめ中東諸国なども訪れて、コンサートを開催しています。このオーケストラは国立歌劇場とチェコ国立劇場の音楽家から選ばれており、コンサートのほとんどは歌劇場で行われます。ただ、このオーケストラは、国内および海外のクライアント向けに、ポピュラー音楽、映画、テレビ シリーズ、ビデオ ゲームなど、あらゆる種類のオーケストラ プロジェクトの音楽を演奏および録音しています。 このオーケストラは毎年 250 以上のレコーディング セッションを行っており、世界で最も多くのレコーディングが行われたオーケストラの 1 つとなっています。こちらの録音には、Smečky Music Studiosが使われ、パラマウント、ソニー、ルーカスフィルムなどの映画制作会社のために録音が行われています。

 

 小生はもともと映画音楽のサントラを集めるのが趣味の一つで、1990年代からこういうアルバムを出している「Silva Screen」に注目していました。日本で言えば「SLC(サウンドトラック・リスナーズ・コミュニケーション)」のような会社ですが、販売網がヨーロッパ全域と北米にあるということで市場規模が違い、ビロード革命で安価に録音できるということでこのオーケストラを使って積極的にリリースしていました。このアルバムは2009年にリリースされています。

 

 バットマンという映画はDCコミックの中では異質で他のヒーローたちとは一線を画しています。住んでいる世界が「ゴッサム・シティ」というパラレルワールドのような世界ですからねぇ。1989年に公開されたティム・バートン監督、主演はマイケル・キートン主演の「バットマン」はダニー・エルフマンの音楽と共にこの異世界を見事に描いていました。ただ、個人的にはジャック・ニコルソンのジョーカーにウェイトが置かれすぎていてなんだかなぁという印象を持ったも確かです。

 

テーマ曲はこんな曲でした。

 

 

 ここではその後に続くバットマンシリーズの音楽も演奏されていますが、3作目からはダニー・エルフマンの音楽ではなくなっていましたからちょっとレベルダウンしています。

 

 

エンド・クレジット

 

 

ファンファーレ バットマン&ロビン

 

 

 このアルバムには1990年台までのバットマン4作品の音楽が収録されています。

バットマン

バットマン・リターンズ

バットマン・フォーエヴァー

バットマン&ロビン・Mr.フリーズの逆襲

 

ロビンはバットマンの助手ということでオリジナルにちかいかたちでした。それはTVシリーズを彷彿とさせるものでした。アルバム最後の曲はそのTVシリーで流れていたテーマ曲です。まあ、個人的にはこの曲がオリジナルバットマンの音楽と言ってもいいでしょう。