2024 アムール・デュ・ショコラ | geezenstacの森

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2024 アムール・デュ・ショコラ

 

 

 日本一と謳われるバレンタイン催事である、ジェイアール名古屋タカシマヤ「アムール・デュ・ショコラ」。今年で24回目となる本イベントは、百貨店でのバレンタイン催事を定着させたまさに「百貨店バレンタインの先駆者」です。14日まで後3日ということで最後の活況を呈しています。先日今年は40億円を突破しそうだという発表がありましたし、今年も「2024アムール・アワードが開催されました。今年は10階のメーン会場をはじめ9、8、6、5、4、3、1階のサテライト会場、岡崎市のフードメゾン岡崎店のサテライト会場を展開しています。8階、6階が新しく会場に加わり、過去最大のスケールとなっているので売上の更新は確定要素的なところもありますわな。

 

 そんなアムール・デュ・ショコラ、昨年2023年はどのブランドが人気だったのでしょうか。公式に発表されている「“推し”ブランド投票数と売上ランキングの総合得点」上位を決める「2023 アムールアワード」では、表彰台にのぼったのは以下の3ブランド。

  1. オードリー
  2. メゾンカカオ
  3. クラブハリエ
そして、今年も
  1. オードリー
  2. メゾンカカオ
  3. クラブハリエ
ということで不動の順位でした。しかし、3位の「クラブハリエ」は「2024 ベストアムール名古屋賞」も同時に受賞しています。また、「2024ベストルーキー賞」には昨年から登場している「ラルケスト」が選ばれています。
 

 

 HPのトップデザインは若い女性がメインのPOPなものですが、1Fのディスプレイはそれをマネキンが表現しています。

 

 

 

 
 
 それにしても、1980年代に菓子メーカーの不二家が仕掛けたバレンタインデーにチョコレートを女性から男性に送るという企画に菓子メーカーが便乗してあっという間にイベント化していきました。ブームは義理チョコを産み、今では自分へのご褒美チョコや推しチョコへと進化しています。世界的には花を送るというのはありますがバレンタインでチョコを贈るというのは、これは日本だけの現象です。そして、これに付随する3月14日の「ホワイト・デー」は最初はエイワというマシュマロメーカーがチョコに対して白いものという意味で始めたものです。ただ、マシュマロメーカー単独では広がりを見せず、菓子メーカーはクッキーを押すことで今に至っています。敗れたエイワは今では4月6日をマシュマロの日にしようと頑張っています。
 
 今年のバレンタインデーはチョコは貰えるかな?義理チョコでもいいんだけとなぁ。