「クラシックと珈琲と」ミニコンサート | geezenstacの森

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「クラシックと珈琲と」

ミニコンサート

 

 

 いよいよ開幕しました。初日の9日は13時から蓄音機を使ったSPレコードのミニコンサートでした。コーヒーに縁がある作曲家の名曲をそのエピソードを交えながら楽しい30分+αでの時間を楽しみました。

 

 彼はなんと、一日に数十杯もコーヒーを飲んでいたというほどのコーヒー愛好家でした。 彼のコーヒー好きがこうじて、演奏の場が教会からコーヒーハウスにまで広がり、彼は音楽だけでなくコーヒー人気を広める立役者ともなったのです。

 

 

 モーツァルトは有名なトルコ行進曲を書いていますが、時代的にオスマントルコが行進曲と共にトルココーヒーをヨーロッパにもたらしていました。

 

 

 

 ベートーヴェンはいかつい表情をしていますが、案外几帳面でコーヒーはきっちり豆を60粒測って飲んでいました。一般的にはちょっと濃いめのコーヒーですがそれがまた苦み走ったベートーヴェンを作り出していたのかもしれません。

 

 

 

 シューベルトもまたカフェに入り浸ってコーヒーを嗜んでいました。何せ、カフェのメニューの裏にも楽譜を書いてしまうほどでした。

 

 

 さて、プログラムは以上でしたが、アンコール?に答えて、ガイ・ロンバート楽団の演奏で「第3の男」のテーマが演奏されました。

 

 

 

 演奏には3種類の鉄針が用意されていて、アメリカ製、イギリス製、そして日本のナガオカ製のものが使われました。SP時代は針はレコードの片面が使用限度で、面を変えるたびに針も交換していたのです。鉄針はそれぐらいしか寿命がなかったのです。

 

 

 さて、ミニコンサート2回目は2月17日土曜日の午後1時から開催されます。プログラムは下記を予定しています。

 

 陳列レコードについての問い合わせもありました。最終的に21点展示していますがそのリストは下のようになっています。

 

 

 そうそう、陳列してある関連図書も興味深いものばかりで、一人六冊まで貸し出しできるのでその補充にも大わらわでした。(⌒-⌒; )