11月の散財 ポップス編 | geezenstacの森

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11月の散財

ポップス編

 

 

 

 散財のポップス編です。クラシックの捕獲が多かったのでポップスはおさえました。と言っても5枚あります。ただ、このうち3枚は店の猪口前に置いてあるトラ箱から無料でいただいたものです。太っ腹ですねぇ。

 

 

 1966年に発売されたウェルナー・ミューラーのアルバムです。ウェルナー・ミューラーはこれに先立つ1958年、リカルド・サントスの名前で同じようなホリデイシリーズを発売していました。今回はそれを「Phase4」シリーズで再録音したものです。ウェルナー・ミューラー・オーケストラの母体はベルリンのRIAS放送局のメンバー33名からなるオーケストラです。ここでは日本の「お江戸日本橋」から「ソーラン節」などの14曲をサンバやチャチャチャなどのリズムに乗せて演奏しています。

 

 

 今回一番飛びついたのがこのアルバムでした。クロード・ルルーシュ監督の「愛と悲しみのボレロ」という作品のサントラです。ヌレエフ、ピアフ、グレン・ミラー、カラヤンらをモデルにモスクワ、パリ、ニューヨーク、ベルリンの4都市4家族をバレエで描くという斬新な発想から生まれた1981年の作品。デザインはサントラでしか採用されなかった貴重なサントラです。なにせ、フランシス・レイとミシェル・ルグランという2巨匠が一つのサントラで共作しているのですから映画音楽ファンにはたまりません。

 

 

 先月はキャロル・キングのアルバムを入手しましたが今月はジャニス・イアンです。「ラブ・イズ・ブラインド」や「17歳の頃」などのヒット曲が網羅されたCBSファミリー・クラブ向けに発売されたアルバムでベスト版のような内容になっています。これ、無料でゲットしました。

 

 

 これもCBSファミリー・クラブ向けに発売されたアルバムで、タイトル通り、1960年台から70年台にかけてのヒット曲が網羅されています。これは、第4週ですが、ニュー・クリスティ・ミンストレルス」の「グリーン・グリーン」やヴィレッジ・ストンパーズの「ワシントン広場の世は更けて」なとせの名曲が収録されています。これも無料でした。

 

 

 これは書籍扱いで書店ルートで販売された国文社の「ムード・ミュージック・ライブラリー」という16枚で構成されたセットの第8週です。レコード自体は赤盤で東芝のエバー・グリーン仕様になっています。だいたいこういう書店流通のレコードは、演奏者がまともにめいきされていません。これも解説書にはマントバーニやフランク・チャックスフィールド、カーメン・キャバレロ、リチャード・ロジャースなどの写真がふんだんに使われていますからそういう演奏が収録されているのかなと思ってしまいますが、実際はピアノ・ソロで「岩崎洋」の名前がひっそりとクレジットされているだけです。まあ、この一枚もただですから文句を言う筋合いはありません。

 

 さて、この日の本来の目的は「サロンコンサート」を鑑賞することでした。

 

 

 アンコール

1.月の光

2.ラデツキー行進曲

 いいコンサートでしたが、写真撮影禁止ですからこのチラシが配られただけです。情報発信お断りということですので、記録だけにとどめておきます。