取りこぼしの展覧会 9月
1.9/5
メナード美術館 特別企画展「今井龍満 RYUMA IMAI ― 偶然を生きるものたち1999-2023」
開館35周年の企画展ということで出かけました。ingの作家の展覧会とあって会場はほんの一部を除いて撮影禁止ということで、リアルタイムでは取り上げませんでした。今井龍満と書いて「りょうま」と読みます。
カンヴァスの数センチ上から垂らして偶然性のある線をひく技法「ポアリング」と独特の色彩は、動物の生命力とともに愛らしさも描き出していました。
制作風景
今井龍満《Dragon》2023年 作家蔵
この展覧会では今井氏の70作品のほか、「メナード美術館 西洋絵画名作選」として、今井氏が同館のコレクションから選んだ西洋絵画15点も展示されていました。
左)ピエール=オーギュスト・ルノワール《横顔の少女》1897年 右)クロード・モネ《チャリング・クロス橋》1899年
ニコラ・ド・スタール《黄色い背景の静物》1953年
2.NTTグループ退職者美術展
絵画だけが美術ではないことを示したユニークな展覧会でした。
熊野古道 加藤俊夫 ボールペン画
ファミリー 加藤俊夫 ボールペン画
この他プログラムの「持国天像」もありました。
鳥閑松偃 遠藤朝子
緑柳双鴨 遠藤朝子 水墨画
装い 吉澤静 日本画
紅葉 吉澤静 日本画
ちぎり絵年賀状 田村淑子
郷土発展の礎 白鳥喜代司 水彩画
七五三 関和子 油彩画
函館の朝市 関和子 油彩画
室内 廣田潔 油彩画
加藤商会 井口清二 油彩画
昭和6年に建てられた柳橋のたもとにある建物です。
新美南吉の作品 柳原健夫 拓本
鶴と亀 柳原健夫 拓本